一昨年の記事毎日が花見の暮らし!雨も佳し でこう書きました。

いつもの散歩道の足元に、この花が繁茂しています。

毎年春先から同じ場所に咲いているのを見知っていましたが、環境が適合しているのか、どんどん繁殖しているように見受けられます。









この花の名前に、いつも迷います。

図鑑等で目星を付けた候補は、

トキワハゼ

ムラサキサギゴケ

カキドオシ

ジゴクノカマノフタ(キランソウ)

などなどが浮かびますが、確信が持てません。

これについても、毎年同じようなことを書いています。

お名前は? シリーズ補遺

「ホンマ、よう似てはりますわ」の巻

今日の花、今日のレンズ、今日の亀、の巻

春更けていきものの色深くなる

いろいろ迷いつつ、とりあえずの答案は、「ムラサキサギゴケ」としておきましょうか?


この疑問に依然として決着が付けられないまま、今年の春も群生している姿を見かけました。















妻にもご協力願って図鑑を確かめて、やっぱり「トキワハゼ(トキワソウ)かなあ?」と、振り出しに戻ってしまいました。

この花にも毎年悩みます。













ちらりと「マツバウンラン」という名前が頭をよぎったので、調べてみると正解でした。気をよくしたのも束の間、過去記事でこんなに何回も話題にしていたのに、そのことを忘れてしまっていたことに気づきました。記憶の欠落、恐るべし。

何も無ぇ田舎の庭のいのちかな

きれいさっぱり新規インストールで光明みえたとおもったが、の巻

水生植物園の生き物たち、の巻

お名前は?しらん

↑少し引用します。





昨日の散歩で見たこの花。お名前は?しらん。




 



 


「紫の蘭で紫蘭」と、父が教えてくれました。 


 

 これは?以前調べたことがありました。そうそうマツバウンラン(松葉海蘭)でしたっけ。北アメリカからの帰化植物だそうですが、昔は見覚えがないような、、、。


 


 

 
これは、昔からよく見る草。子どもの頃は「ギシ」と呼んでいましたが、図鑑には「ギシギシ(羊蹄)」の名で出ています。子どもの頃から見分けがつかず、どちらも「ギシ」と呼んでいた異種植物に「スイバ」があります。図鑑を参照すると、この写真は、「スイバ」らしい。





北原白秋作詞・山田耕筰作曲の「酸模(すかんぽ)の咲く頃」という童謡がありました。


土手のすかんぽ、ジャワ更紗(さらさ)
昼は蛍(ほたる)が、ねんねする
僕ら小学尋常科
今朝も通って、またもどる
すかんぽ、すかんぽ、川のふち
夏が来た来た、ドレミファソ



スカンポとは、地方によってはこのスイバのことを呼んだり、イタドリ(虎杖)のことを呼んだりしたようです。いずれも酸味があって、子ども達がおやつ代わり
に囓って食べた野草です。今年も、イタドリ(虎杖)は、サラダにして食卓に出してみましたが、子どもや若い人たちは、箸を伸ばしませんね。


このイ
タドリのことを、私の故郷では「サイシンゴ」と呼び、なまって「シャイシンゴ」「セエシンゴ」などとも発音しました。また、同じ県内でも、初任地として生
活した少し西の地域では、「シャシッポ」と呼んでいましたっけ。ワラビや山菜同様に季節限定の風物詩的食材として、懐かしい味です。
ツクシもほろ苦い春の味ですが、早や、スギナに取って代わり、背丈も伸びて林のように茂っています。



 




 


 





長々と引用したのは、フェイスブックのお友達のOさんが、今日の記事でこんなことを書いておられたのを読み、俄然懐かしくなったからです。





今朝は少し肌寒かったです。道端にこの花がたくさん咲いています。スイバとかスカンポというそうですが、私が子どもの頃は(50数年前)シートットといって、皮をむいてかじっていた記憶があります。







今朝の散歩で露を宿したスギナが目に止まりました。











麦が元気に生長しています。



ところで、同じようにマツバウンランが登場してくる2016年4月29日付のこの記事を読み返していますと、こんなことを書いていました。

プレコロスなお癒えねども孫三昧


さて既報の通り、わが家のセルフィンプレコ「ドン・プレコ」殿が、享年二十余歳(?)で召され、雨の中、土の下に埋葬しました。一昨日のことでした。

昨日は、一日中冷たい涙雨で、気分も晴れませんでした。

私の場合、プレコロスというよりも、水槽ロスですかな。

ドン・プレコ様を失った90cm水槽が、不在空間のだだっ広さをアピールしています。空虚を埋めるために、何か新客を迎えてやらねばなるまいかと思っておりましたが、妻はもうこれで終わりにしたらと申します。

地震が起きたら危険だと常々思っていたので、プレコがいなくなったのを契機に、撤去してはというのです。

念のために一つ前の記事にさかのぼってみますと、4月27日付でこう書いています。

安らかに眠れや愛しのドン・プレコ

一昨年の夏には、

夏終わり孫と嗜む吟行会

という記事で、当時小5だった孫(注2018年現在中3)が、俳句作りの宿題でこんな句を作ったことを書きました。

プレコさん今年も元気に過ごしてる


このプレコについての初出記事はなぜ騒ぐプレコでしょうか。

こんなことを書いていました。




 我が家の水槽の主は、このセルフィン・プレコでしょう。いつの頃から我が家に棲み着いたか、はっきりした記憶も記録もありません。ただ、この春結婚した末っ子が、小学校高学年の頃にはもういたと思いますから、かれこれ10数年にはなるはずです。

もちろん最初は、こけ取りのために、水槽の脇役として導入したものです。アルジイーターや、オトシンクルスや、石巻貝なども入れていたたことがありましたが、アルジは性格が荒い、オトシンは少食、石巻貝は繁殖しすぎてうるさい、などの理由で、プレコのコケとり効果に期待したのです。それと、ナマズに似た底生魚は、子供たちに人気もありますし。





飼い始めた当初は、ペットショップでよく見る3~4センチの普通サイズ(のなかでも極小のもの)を、お買い得価格で購入した記憶があります。


ドン・プレコ様 今朝はご機嫌麗しう

の記事ではこう書きました。




 「♪ドン・ドン・プレコ ドン・プレコ」という曲があったような気がしません?いやいや、「ドン・ドン・ガバチョ ドン・ガバチョ」でした。往年のNHK

子供番組「ひょっこりひょうたん島」の初代大統領ドン・ガバチョ氏(声:藤村有弘)の登場のテーマでしたね。登場人物中もっとも世俗的で、自己顕示欲と名誉欲旺盛で、おしゃべりな、それでいて、純粋な義侠心をも併せ持つ、かわいい、憎めないキャラクターでした。

♪今日が駄目なら明日にしましょ

明日が駄目ならあさってにしましょ

あさってが駄目ならしあさってにしましょ

どこまでいっても あすがある ハイ♪

というような歌詞。当時、子供心には、植木等の無責任キャラとかぶって、いい加減なオトナの「汚さ」が鼻につきましたが、改めて思えば、子供たちにまっすぐなメッセージを投げかけていたのかも?

ちなみに、私がひいきにしていたのは、もちろん沈着無比な「博士」(声:中山千夏)と、これぞ男の「マシンガン・ダンディ」。

それはともかく、我が家のプレコ君。「ドン・プレコ」という名前だったかなと、ふと、さっき思いました。
それ以来、秘かにドン・プレコ様とお呼びするようになりました。

おお!ドン・プレコ殿、いかがなされましたか?曲芸二題、の巻

にはこう書きました。

 このドン・プレコ殿が居座っているせいで、わが家の90cm水槽は、他の同居者に安住権を保障できない緊張状態に陥ることが、まま あります。ですので、同居者たらんと欲すれば、肉体的にも頑強で、メンタル面でもタフでないと、寿命まで生存することもできません。

そういう次第で、この水槽に、現在生きのびている熱帯魚は、ネオンテトラが数尾と、ちょっと大きく育ったプラティ1尾、そして、水槽底餌の食べ残し餌のお掃除係のコリドラスだけです。

水草を植えてみても、ドン・プレコ殿の尾ビレによる攪拌攻撃で、無惨に巻き上げられ、根付くことがありません。従って、優美な熱帯魚水槽のレイアウトなど、望むべくもありません。

殺風景な水槽に、気は心で彩りを添えるべく、熱帯魚ならぬ「天然魚」を捕獲し飼育していると言えば聞こえがよろしいが、孫たちと農業用水路でとらえた小魚たちや、スーパーマーケットの鮮魚コーナーで売られていた調理用「どじょう」の生体などを、「放流」し同居してもらっています。

そのドンプレコ様が、今日昇天あそばされました。昨日は、少し息づかいが荒いようには見えましたが、そんなに重篤とは気づきませんでした。年は正確には言えませんが20歳にはなっておられたでしょう。人間に換算すればどのくらいになるのでしょうか。長寿の方だと思いいますが、「昨日今日とは思わざりしを」です。口惜しいことです。

雨の中庭に穴を掘り、埋葬しました。孫たちも手を合わせてくれておりました。


今日、4月27日が故ドン・プレコ殿の命日だったことを、いまこの記事検索で思い出しました。プレコがいなくなった90cm水槽は撤去しては、という妻の意見に押されて、60cm(×45cm)水槽だけを残す事になりました。90cm水槽は粗大ゴミに出すことが妻の提案でしたが、ささやかな抵抗として、庭の一角に置いてて、水草やスイレン、孫達が掬ってきた川魚やエビを放流・飼育するために使ってきました。

が、小5の孫が、この冬のインフルエンザ明け以来、体調不良や気分の不調が重なって欠席や保健室通いが多くなったのですが、それでも水路での魚捕りには熱中し、捕ったメダカや川魚の稚魚を、この水槽に放して愉しそうにしている様子を見て、やはり大水槽を居間に置いてやろうかと、妻が提案しますので、昨日設置作業を終えたところでした。

先日の火曜日に高熱を出し、救急外来を受診、そのあと今日まで欠席している小5生に、一定の癒やし効果はあったように思えますが、さてこの先どうなりますか?

いつものように、引用三昧、参照リンク三昧の記事になりました。

こういう記事って、 dendenmushi 様が「番外:2018/04初めブログランキング異変はSo-net全体の問題で常時SSL化への移行はその対策らしいが…」で指摘しておられる2018年5月15日(火) 以降の「常時SSL化」によって、なんか困ったことになるんですかね?

今日はこれにて。