以前「チャボツレンズ」と訳のわからない愛称をつけたレンズがあります。↓こんな記事参照。


チャボツレンズもまた楽し


あな哀れ チャボツレンズに 秋の風



今朝は、「tamron」と「単焦点」の両要素を満たすレンズ、「tamron BBAR MULTI C AUTO 135mm F2.8」を引っ張り出してみたのだ。これは、ヤフオクで手に入れたもので、おなじtamronでも、かなり世代が旧いレンズらしいが、描写は気に入っている。ただ、用途が限られるので、いつも持ち歩くことにはならない。 (中略)


描写はこの通りで、満足のレベルと言える。



(中略 )このレンズは、バッグにしまって、しばらく散歩と撮影を続けた。


と、何やら、腿のあたりがひんやり冷たい感じがする。 不審に思って確かめてみると、ズボンにかなり大きいシミができている。雨に濡れた覚えもないし、水を浴びた記憶もない。何かにもたれたときに濡れただろうかと、少々不気味な不思議さを覚えたが、訳がわからない。


そのまま歩いていると、バッグからぽたりぽたりと水がしたたり落ちている。中を覗いてみると、ペットボトルのお茶が、蓋がはずれてぜんぶこぼれてしまっている。バッグの中は、水(訂正お茶!)びたしとなっている。


すると、レンズは?


水没レンズは聞き覚えがあるが、茶没(チャボツ)レンズは初耳だ。


あな哀れ チャボツレンズに 秋の風


傷心のうちに帰宅し、ティッシュで拭いたが、レンズ内部までびしょ濡れで、効果がない。


ドライヤーを最強で当てて数十分、レンズが熱くて持てないほどに熱して、ほとんど乾かしてみたものの、まだレンズの曇りが取り切れない。防湿庫にて安らかに休ませている所だが、さてどうなることやら。とほほ。



このガラクレンズを久しぶりに引っ張り出し、リコーGXRリコー MOUNT A12に装着してみました。マウントアダプターがもろくも故障してしまったことは前回書きましたが、故障したのは最近購入したDAレンズ(絞りリングなし)用の、絞り付きマウントアダプターでしたが、旧来のKレンズ(絞りリング付き)用のシンプルなマウントアダプターは健在なので、 これを使いました。11月13日(火)、訪ねたのは岡山県備前市閑谷(しずたに)にある「特別史跡旧閑谷学校(しずたにがっこう」です。


今回は、このチャボツレンズの奮闘ぶりをご紹介します。



















悲運のガラクタオールドレンズにしては、なかなか雰囲気のある画像になっていませんか?切りがないので今日はここまで。


閑谷学校の記事は次回に続きます。