最近、雨の日が多く、なかなか、散歩に出かける気になれませんが、先日は、傘を差して自然環境体験公園を歩いてみました。防塵防滴仕様の、pentaxk30+DAl50-200mmF4-5.6ED WRと、fuji finPIX s1を持って出ました。

それにしても、寒中というのに、どちらかというと暖かい雨です。

マユミの実に滴る水玉。

辛夷のつぼみが、少し柔らかくほころび始めています。

梅のつぼみです。

水鳥たちも雨の中です。

オオバン。

カルガモ。

メジロの群れが、枝から枝へと活発に動き回っていますが、暖冬と言ってもずぶ濡れでは冷たいのではないでしょうかね?

今朝は、晴れてよい天気になりそうでしたので、深山公園へ出かけてみました。ですが、この冬では一番と思える冷たさです。歩いて少々汗をかいた頃、雪花が舞うのをみました。なるほど、ローカルニュースで「岡山市で初雪を観測」と報じていました。

強い冷え込みの中で、梅の花が咲き始めていました。

こんな季節、何かの折にふと、「あなた変わりはないですか日ごと寒さがつのります♪♪」と、都はるみの「北の宿から」の歌詞が脳裏に浮かびます。昭和50年(1975年)の作品と言います。20歳代のあれこれの記憶が蘇ります。

ところで、今、この歌詞を思い出したきっかけは、あの「つのる」騒動。「東京新聞」から一部引用します

問題の答弁は二十八日の衆院予算委で飛び出した。宮本徹議員(共産党)が、安倍政権下で桜を見る会の参加者数が急増した理由を追及。首相の地元事務所が友人や知人は申込書をコピーして使うよう呼び掛けていたと指摘し、「幅広く募っている、募集していることをいつから知っていたのか」と質問した。

安倍首相が「私は幅広く募っているという認識でした。募集しているという認識ではなかった」と答えると、議場は失笑に包まれた。宮本氏は苦笑しながら「日本語を四十八年使っているが、募るというのは募集するというのと同じ。募集の募は募るっていう字なんですよ」と続けた。

このやりとりが報じられると、ツイッターには「#募ってはいるが募集はしていない」というハッシュタグが出現。「答えてはいるが、答弁はしてない」「マズい部分隠したが、改ざんではない」といった投稿が相次いでいる。

◆意味は同じ 永田町用語なのか?

言葉自体の意味はどうなのか。広辞苑で「募る」をひいてみると、「ますます激しくなる」などと並び、「広く求め集める。募集する」とあった。「募集」をみると、こちらは「つのり、あつめること」としか書かれていない。

椙山女学園大の加藤主税名誉教授(言語学)は「募るも募集も意味は同じ」と説明。そのうえで「あえて直感的に言うと、募集する方が堅く、書類提出や意思表明などが必要な印象があり、募るは自由に参加できる感じ。その意味では、桜を見る会の実態は『募る』で合っているのでは」と解説する。

首相はいつもどちらで答弁しているのか。現在公開されている国会会議録を見る限り、桜を見る会の関連では「募る」を使うことが多いようだ。もしかして永田町用語として使い分けがあるのかと、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏に聞くと、「そんなことはありません」と断言された。

「そもそもこの問題はいろいろなことがいいかげん。理屈になっていないことを理屈で言い逃れしようとして無理が生じ、こういうことになる」

◆迷言頻発しても開き直り

首相は過去の国会でも、自身を行政府の長と言うべきところを「立法府の長」と言って会議録の修正を招いたり、「云々」を「でんでん」と読み間違えたりしてきた。報道陣から「今年の漢字」を一字で表すように問われ、「責任」と字余りで答えたこともある。

(後略)

募りに募って、ますます激しくなっているのは、安倍さんの「私物化」欲ですかな?言語まで私物化するとはさすがです。「今に、募るという語は、募集する意味ではないとの閣議決定をするのだろう」と喝破した人がありましたが、ありそうでコワイ。

今日はこれにて。