故郷の父が、私のブログを見て、写メ入りのケータイメールをくれました。

いわく、「蚕を飼っているそうだが、家の側の桑の木が実も売れて食べ頃になっている。枝を切って帰って水につけておけば一週間は持つから、野菜と一緒に取りに来ないか?」

いつもの、ふんだんに絵文字の入ったメールでした。ケータイは今や必需品で、パソコンも旧来のモジュラーケーブル経由、モデム接続のネット環境ですが、私のブログの閲覧と、株式の動向チェックくらいなら可能で、お役立ちのコミニュケーションツールです。
私が還暦越えでPC遊びをしていると「若い!」とか感心されますが、米寿の父の適応力は、なかなかのものです。学歴で言うと、「高等小学校卒業」ということになりますが、人生これ「自己啓発」という点では頭が下がります。

 


妻は、最近、家計のためにパートの勤めを始めましたし、孫一家は今日は「木下大サーカス」の見学という予定がありまして、私一人で、実家まで120kmを往復して来ました。

 

灯台もと暗しについて、この項で書きました。 まさしく灯台もと暗しで、実家のすぐ近くの畑(以前は苗代としてつかっていた土地でした)の畦に、立派な桑の木があって、桑苺がたわわに実っておりました。黒く熟れた

実を数粒、口に入れてみましたが、甘くてほんのり酸味もきいて、美味と言うべき果実です。

 
ちなみに、ネットで取り寄せて鉢植えにしている「マルベリー」は大粒でジューシーですが、味は田舎の桑の実の方が濃厚な甘みも濃厚に感じられました。
 サツキの白い花に止まるキリギリスの雌
 
 咲き初めたあじさいの葉に止まるキリギリスの雌
 
イチジクの葉に止まるキリギリスの雌
 
 
イチジクの枝に止まる幼いバッタ
 
 
 
 
梅雨の雨を喜ぶカタツムリ
幼いかまきり
 
 
 ええと、この蝶は?
 
 

 

持ち帰った桑の実は、新鮮さのためか、おカイコ様たちがたちまち寄ってきて、旺盛な食欲を示します。

 
 

 そろそろ脱皮の姿勢に入った個体もありまして、もうひとまわり大きくなると、食欲も俄然旺盛になりそうです。