暑い一日でした。

日中は気温33度に達したとか。

咲いているハスの花を見たくて、今日も後楽園へ出かけてみました。入場したのは朝の9時過ぎでしたが、陽射しが強くて真夏の昼下がりの感じです。日陰はまだ過ごしやすいのですが、日向は照り返しがきつくて閉口します。

でも、芝生と池と水路の庭園ですから、アスファルトの街路に比べれば快適と言えます。

大賀ハス(古代ハス)は見事に花弁を開いておりました。

開花の瞬間にはポンと音がする、、、、というお噂は、この記事でも触れました。

抜き書きして再録しますと、こんな具合です。

蓮の花は早朝に咲き、開花の時「ポン」と音を立てると、巷間に言い伝えられます。

子規の句に

蓮開く音聞く人か朝まだき  

朝風にぱくりぱくりと蓮開く 

等があり、この音を聞くと悟りが開けるとも言われます。
 
この開花音、真否を巡っては古くから論議のあるところですが、「ハス博士」として知られる大賀一郎氏は、大賀ハスの開花時の振動を500倍に増幅して測定
したところ、花弁の擦れ合うごくわずかな振動を確認したのみで、「ハスの開花音として認識された音は、鯉の口がパクパクする音や魚やカエルの跳ねる音では
ないか」と述べておられる由。

 

 岡山市後楽園の大賀ハス(古代蓮)は、その発見者である故大賀一郎博士(当時関東学院大学教授)の出身地が、岡山県賀陽郡川入村(現:岡山市川入)であることから、岡山市後楽園の井田にも大賀ハスが植えられ、公園を訪れる人たちの目を楽しませています。以前ここで栽培されていた大賀ハスは、交雑が進み、純粋種ではなくなったため、いったん撤去され、現在、島根県の荒神谷遺跡から譲り受けた苗が大きく育っています。

 
 
 
 

 

井田(せいでん)に咲き広がった大賀ハス。

 
 
 
正面奥は岡山城です。
 
 正門近くの花葉の池に白い大輪の「一天四海」が咲いています。別名「大名ハス」とも呼ばれる豪華な花です。
強い陽射しを受けて、白い花がまぶしく、涼しそうです。
 
 
 

 
 
 
 
 
 

白い蓮と言うといえども紅ほのか(パクリです)
 
 
 
 
正門側には、鉢植えの蓮も見事に咲いています。「毎葉蓮」と言うそうです。
 
 
 
 
 
 
 

 
 


今日のオマケ
 
ささごいがいました。「夏鳥としてやって来て後楽園の松の木に営巣する」と、最近教えていただいたのを、 実物を見て思い出しました。
 
 
 
これは? ゴマダラチョウ?
この雀、 頭と頬の色が薄いように思えますが、、、。