昨日の記事で、トキソウ(朱鷺草)らしき野草を総社市ヒイゴ池湿地で見たことを書きました。

花の色と形が、国の特別記念物「トキ(朱鷺)」が羽根を広げた姿に似ている事から名づけられたラン科の植物で、日当たりの良い湿地に生育するそうです。ところで、トキ(朱鷺)の学名は、Nipponia nippon(ニッポニア ニッポン)。名前の通り、日本を象徴する鳥ですが、遺伝的には同一種とされる中国に生存する個体も含めて、絶滅の危機に瀕しています。
ところで、学名「Grus japonensis」と呼ばれる鳥は、丹頂鶴です。これもまた、絶滅が危惧されて久しい鳥です。
 古くから親しまれた鳥のようで、古典落語の演目に『つる』というショートストーリーがあります。