懐かしの名句集、s55年度版。さらに続きます。

 

花の香に 思いを寄せて 春を知る    浩之

かたきかたき 新芽と共に 春を待つ   寿美

うたた寝の 肩より過ぎる 寒さかな   直子

木枯らしに 身をさらされて 一人立つ  久美子

靴下の 指先凍る 寒さかな       康一

 

高校2年生。侮れません。しかも、どの子にもポエジーがほとばしっている。改めて脱帽です。