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空青く雲静かなる野分前 [折々散歩]

思い出の生徒作品 S55年度版の続きです。

このころ、長男1歳。長女はまだ生まれていませんでした。

街路樹の 裾にものぞく 春の顔      明仁

紅梅の 匂いかすかに 春の朝      美芽

空近く 山がせまりて 春止まる      佐知子

天空の 冷たき青に 透く若葉       誠

春の日は 師走にまさる せわしなさ  基

春浅し 冷たき水で 顔洗う         美由紀



季重なりとか、字余り・字足らずとか、伝統的な約束事はかなり無視しています。何しろ、選句者たる私自身がずぶの素人ですから。表現上の巧拙も、ほとんど問わず、ただ読者たる私の琴線が揺すぶられたかどうかの基準で、選句しました。

著しくポエジーを欠くもの、ありきたりすぎて着想にオリジナリティを感じられないものなどは、省いた用に思いますが、それにしても、ここに取り上げた句は、俳句としての「完成度」はいざしらず、今更に「わかる、わかる」と思わせられて、粒よりの「作品集」に思えてきます。

やはり、君らは詩人だったよ。



今朝は、お散歩カメラのさらなる軽量化を目指して、OLYMPUSol5+フォーサーズアダプタ+ZUIKO18-180を持って出ました。朝も7時を過ぎると、日の光が強くなります。








こんな,休耕田の水たまりに、じっと目をこらしてみると、、、。





アオサギの手前の方にいるのは?ケリのようです。





右の方に見える小さな鳥はなんでしょ?



やはり、最長180mmというと、こんな場合には、いささか不満ですね。



この下の画面には、シギがいるようなんですが、小さすぎて判別できません。







心残りなので、いったん引き返し、今度は、pentaxk5Ⅱ+siguma120-400mmという、私の持ち物の中では最長かつ歩留まりの良い組み合わせを持ち出しました。持ち歩くのは重いので、手抜きして、自動車で移動することにしました。

わずか数十分後ですが、行ってみると、もう姿が見えません。残念でした。

これはセキレイでしょうね?



これもセキレイ?



足元の,赤い塊は,ジャンボタニシの卵です。

























児島湖あたりまで足を伸ばしました。湖を隔てて、常山を望遠撮影。





ほぼ同じような位置から、OLYMPUSPL5+zuiko70-300

で写します。今度は、広角レンズを持ってこなかったことが悔やまれます。













数刻経つと、雲の様子が変わります。



違う方角を眺めてみます。



煙突から煙り。今日は日曜日なのですが、操業中?



夏とも言えるが秋とも言える景色ですね。

台風が二つ揃って近づいているそうですが、影響はどうでしょうか?皆様、お気をつけください。

今日はここまで。
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majyo

>春の日は 師走にまさる せわしなさ
これ一押しです。実感です
児島湖は広いですね。
ケリという鳥は見た事あるのかないのか?
とにかく自然がいっぱいなのに、感嘆です

by majyo (2015-08-23 20:34) 

kazg

majyo様
生徒の着想には、唸らせられます。
児島湖は。広くて、平らです。風がなく、光の良い日は鏡のようです。汚染湖沼の汚名に長らく甘んじてきましたが、多少なりとも浄化が進んでいるらしいです。
by kazg (2015-08-24 05:57) 

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