今日の午前中は、快晴。
片道10km弱の場所で、人とお会いする約束をしておりました。思いつきで、自転車で出かけました。たいへん心地よいサイクリングができましたが、こんな機会には、道路が自動車優先であることを痛感させられます。
できるだけ自動車の通行量が少ない道路を選んで走るのですが、途中、川を二本横切る時には、そういうわけにはいきません。片側だけに、わずかに歩道のスペースがありますが、自転車は車道を通る想定になっているようです。トラックや大型車がひっきりなしに往来する道路ですので、これがなかなか危険です。かなり急勾配のスロープでもありますので、もっぱら、歩道上を、自転車を押して歩く事にします。
majo様の昨日の記事で、起伏ある往復45kmのコースを走破されたそうですが、ご立派。
majo様に限らず、長距離自転車も大山登山も苦にならないF先輩も、通勤をはじめ、ことあるたびに倉敷-岡山間をすいすいと往復なさるF女史もあっぱれ、脱帽です。いや、現役の高校生なんか、毎日平気で自転車を長距離乗り回しています。見上げたもんだよ、屋根屋のふ○どし!ですね。
筋肉痛はそんなにすぐに出るはずもないでしょうに、身体の節々がだるくて重いです。
シルバーウィークの行楽の雰囲気を味わいたくて、昨日ふらりと、備中国分寺五重塔を見て来ました。実は、総社市ヒイゴ池湿地の自然観察も目当ての一つでしたが、それはまたの機会に譲るとして、今日は秋の五重塔をご紹介します。
過去のブログ記事でも、何度も備中国分寺を訪ねています。新しい記事から順位並べてみると、こんな具合です。
備中国分寺で青い鳥を見た
足守の先は吉備路の紅葉かな
ザリガニとトンボとモミジ紅競う柿の日や何を夢見る紅葉の手(季重なり) 四季折々の五重塔の表情を見てきましたが、意外に、9月のこの時期の写真がありません。
澄み切った青空の下の五重塔も、格別厳かにみえますね。
重ね来し久遠の刻や秋の塔(かさねこし くおんのときや あきのとう)
青空の下、コスモスがかぐわしく咲き乱れています。
コスモスと五重塔。
魚眼レンズで見ると。
キバナコスモスと五重塔。
ススキと五重塔。
地蔵尊と五重塔。魚眼レンズで。オモチャレンズですので、逆光環境には弱いです。
塔の足元の地蔵尊。
塔の近くの曼珠沙華。
穂を垂れる稲田と五重塔。
魚眼レンズで見ると。
赤米(古代米)と五重塔。
これが赤米(古代米)の稲穂です。初めて見ました。
「総社赤米」と呼ばれる純粋な古代米の品種だそうで、現在では地域の特産物化にむけて、栽培が広がっているようです。
赤米は、紀元前以来、日本各地で、長い栽培の歴史を持ちながら、白米に淘汰されて、「下等米」として扱われてきたようです。しかし、病害虫に強く、低肥でもよく育つ上に、ビタミン、ミネラル、ポリフェノール、食物繊維が豊富であることが、最近注目され、美容・健康の上から関心を集めています。
赤米は、赤飯のルーツともいわれ、神聖な米とされてきたようです。長崎県対馬市の多久頭魂神社、鹿児島県種子島の宝満神社と並んで、総社市の国司神社では、今日まで、神饌米として赤米の栽培が続けられてきたそうです。
赤米100g
- 出版社/メーカー: KOJIMA(コジマ)
- メディア: 食品&飲料
この田んぼの赤米は、「総社赤米大使」の歌手・相川七瀬さんが、市内の親子と共に田植えイベントで植えた苗が育ったものなのですね。
総社市の「観光ガイド」のページにこんな記事がありました。下の写真は、掲載されていた案内のコピーです。
西からお天気が崩れる予報。
次にいちめんの青空が見られるのは、いつのことでしょう?
今日はこれにて。