最近、なぜか気が塞ぎます。
パリの同時テロ以来の、憎悪の連鎖、報復の連鎖の、手の付けられない愚かさのせいでしょうか?空爆に向かうロシアの爆撃機「スホーイ24」が、トルコ空軍機に撃墜されるという不可思議な事件のせいでしょうか?それとも、大阪維新の摩訶不思議な「復調」のせいでしょうか?何とも解せぬ、理屈が立たない事態は、ひどく神経にこたえます。
いやいや、もっと単純に、仕事の上での些細な不調のせいでしょうか。
そんなときに、M師から、今年もサヨリ釣りのお誘いを受け、否やもなく合流させていただきました。
去年も一昨年も、11月に誘っていただき、こんな記事を書いていました。
サヨリ釣り今日は何処まで行ったやら (安直)リベンジはならずも愉快や針魚釣り
昼釣りしサヨリ供えん十三夜
今回も、例のごとくF兄とご一緒です。
今日は、今季一番の冷え込みで、しかも、昼頃から雨の予報。しかし、釣り場は風もなく、波も穏やか。鏡のような海面を眺めているだけでも気持ちが晴れます。
心配された雨も、昼過ぎて竿を収めるまでもちました。
少し雨が降り始めた海景色を、記念に写して帰りました。
嬉しいことにボウズは免れ、海を見る愉しみだけでなく、数は少ないながらも獲物を釣り上げる喜びも味わうことが出来ました。
「あなたのうちは大家族だから」と、M師がどっさり分けてくださいました。
手前の小さな葉っぱのような小魚は、私が釣りました。地方名でケッケと呼びます。標準和名では「ヒイラギ」ですか?ウィキペディアには、こうあります。
ヒイラギ(鮗、柊、学名:Nuchequula nuchalis)は、スズキ目ヒイラギ科に分類される魚の一種。東アジア温帯域の内湾や汽水域に多い小型魚である。かつてはセイタカヒイラギ属 Leiognathus に分類されたため、学名を Leiognathus nuchalis と掲載した文献も多い。
棘・発音・発光・口の伸長など特徴が多く、西日本各地で多種多様な地方名で呼ばれる。地域によっては食用にもなる。 |
ママカリも、M師がたくさんくださいました。このうち一匹だけ、私が釣りました。
気鬱はすっかり晴れました。
今日はここまで。