このコーナーは、カワウソが捕らえた獲物を岩の上に並べて祭りを催すという伝承にあやかって、撮りためた写真をズラリ並べて一人ほくそ笑もうという趣向です。


昨日、安藤橡面坊の句を引用するためにめくってみた『近代文学注釈体系 近代俳句』には、「獺祭書屋俳句帳抄」も掲載されていました。正岡子規唯一の自選句集です。子規は、自らを「獺祭書屋主人」と号し、「獺祭書屋俳話」と題する俳論を新聞『日本』に連載し、俳句の革新運動を展開しました。

なお、このコーナーは、「幻の名酒」とは関係がありません。念のため。

毎年、この季節、アジサイの花にカメラを向けずにはいられません。一昨年の梅雨はじめ紫陽花色の淡きことの記事でも、三好達治の詩を引用しましたし、アジサイの写真は、それ以外にも何度も掲載しましたが、懲りずにまた、今年のアジサイを紹介します。


 乳母車
      三好達治

  母よ――
  淡くかなしきもののふるなり
  紫陽花いろのもののふるなり


きょう掲載する写真は、五月末から6月初めにかけた撮影した、咲き始めたばかりのアジサイです。



散歩道のアジサイ posted by (C)kazg

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散歩道のアジサイ posted by (C)kazg


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散歩道のアジサイ posted by (C)kazg



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きょうはこれにて。