中学生の孫が、インフルエンザA型と診断されました。学校で流行っているらしく、今日から学年閉鎖だそうです。

一昨日から、日中は我が家に隔離状態で療養しておりますが、特効薬がよく効いて、今日はもう熱が下がり、退屈を嘆いております。

病人を置いて外出もできず、家に閉じこもって退屈なのは私も同様です。目下、急ぎのパソコン作業に追われていて、遠出の余裕もないのは、不幸中の幸いと言えますが、パソコン不調、プリンター不調が重なって、ストレスが鬱積中です。

ほんの短時間、買い物に出かけたり、我が家のごく近所を歩いたりして気晴らしをしています。

最も親しい友人は、これ。

olympusE3+ZUIKO ED 70-300mm F4.0-5.6で写しました。



やはり画質的には好ましい水準です。

トリミング画像はこんな具合。



このところ連日持ち歩いているレフレックス(ミラーレンズ)tamron sp500mm+PENTAXK-rで写すと、、。











トリミング画像はこんな具合です。











いつもの用水路には薄氷が張っていました。







場所によっては、コガモが歩ける氷です。



水温も低く、身を切る冷たさでしょうが、コガモたちは元気です。











今日もジョウビタキ♂が近くまで姿をあらわしてくれました。















ジョウビタキは、拙ブログにもしょっちゅう登場するおなじみさんです。

たとえば、2013年10月のこの記事。

◇鳥にまつわるエトセトラ part2





 ジョウビタキの「ジョウ」は、新島襄にちなんだ命名?まさか。
では、 ジョー・ディマジオ?(だれ?)

いえいえ。ジョウは「尉」。「 老翁。おきな。特に能で、老翁の役。また、それに用いる能面。」のことだそうです。オスの頭が銀色で、白髪に見えるところから名づけられました。

ヒタキは「火焚」で、カチカチと、火打石をたたくような音を立てます。鳴き声は、キーキーと、自転車のブレーキ音のよう。





NHK大河ドラマ「八重の桜」でオダギリジョーが新島 襄を演じていた頃でした。

また、同年11月のこの記事。

◇今日のジョウビタキ、今日のチョウ、今日のヤチョウ、明日のジョー






先日の記事。ジョウビタキのジョウの連想で、新島襄、ジョー・ディマジオという「歴史的人物」の名前はとっさに思いついたのに、宍戸錠も城卓弥も城みちるも思い出しませんでした。いっぷくさんのブログに宍戸錠の記事がありました。
そして、矢吹丈=明日のジョーの名前も、一日遅れで思い出す始末。
「明日のジョー」といえば、原作者の梶原一騎氏について、これまたいっぷくさんのブログが興味深い記事を載せておられます。
去年の記事ですが、こちらは梶原一騎氏とタイガーマスクとにまつわる興味深いエピソードがつづられています。
そこで紹介された、斎藤貴男『梶原一騎伝 夕やけを見ていた男』(新潮社)も興味深い。




梶原一騎伝 夕やけを見ていた男 (文春文庫)



  • 作者: 斎藤 貴男

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋

  • 発売日: 2005/08/03

  • メディア: 文庫








夕やけを見ていた男―評伝 梶原一騎



  • 作者: 斎藤 貴男

  • 出版社/メーカー: 新潮社

  • 発売日: 1995/01

  • メディア: 単行本




斎藤貴男さんといえば、当代切きっての「硬派ジャーナリスト」。現代社会の病巣やタブーに果敢に迫るその舌鋒は、爽快です。私、10年も前に(小泉内閣時代でした)、一度間近で講演をお聞きし、夜の酒席(大勢)にもご一緒して、すっかりファンになりました。数ある著作の中で、私のおすすめは、『絶望禁止!』(2004年、日本評論社)




絶望禁止!



  • 作者: 斎藤 貴男

  • 出版社/メーカー: 日本評論社

  • 発売日: 2004/07

  • メディア: 単行本



内容もさることながら、タイトルが、絶妙!!ではありませんか?


テレビアニメのタイガーマスクは、格闘技のスリル以上に、漂うペーソスが魅力でした。

主題歌も、耳に残っています。オープニングテーマ の 「行け!タイガーマスク」( 作詞 木谷梨男 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 唄 - 新田洋 / スクールメイツ)よりも、エンディングテーマ - 「みなし児のバラード」(作詞 - 木谷梨男 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 唄 - 新田洋 / スクールメイツ)が、好きでした。

本題の「明日のジョー」は梶原氏の原作をちばてつや氏が漫画化しました。その際、かなりの部分を漫画家ちばてつや氏の裁量に任せたらしいことも、いっぷくさんのブログに詳述されています。

「明日のジョー」は、さまざまな人がさまざまに語っておられるので、今日は内容に立ち入ることはしません。

 







「みなし児のバラード」はユーチューブでここにあります。



今日付けの地元紙「山陽新聞」朝刊に「今年も善意のランドセル  県児童擁護施設協匿名で10個届く」という記事が掲載されていました。WEB版の同趣旨の記事から用します。

◇岡山の養護施設にランドセル タイガーマスクの思い継ぐ: 山陽新聞デジタル




  児童養護施設の子どもたちに贈ってほしいと、岡山県に住む匿名の人物からランドセル10個が17日、岡山県児童養護施設等協議会に届いた。同協議会によると、この人物は、2015年まで県内の児童養護施設にランドセルを贈呈していた「岡山のタイガーマスク」の思いを継ぎたいと、昨年に続き寄贈したという。
 ランドセルは男児用と女児用が五つずつで、岡山市内の販売店の担当者が届けた。「元気で楽しく過ごせるよう祈っています。入学おめでとう!」などと書いた手紙も添えられていた。






同じ「山陽新聞」の2016年12月8日付け記事◇「伊達直人」が姿現す 養護施設にランドセル寄付

という記事にこうありました。




全国各地の児童養護施設に漫画タイガーマスクの主人公「伊達直人」名で相次いでランドセルが届いた現象の発端となったとされる男性が7日、東京・後楽園ホールで行われたプロレスイベントでリングに上がり、名乗り出た上で、子どもたちへの支援を呼び掛けた。

 氏名を明かしたのは前橋市在住の会社員河村正剛さん(43)。リング上で「子どもたちは虐待されるためではなく、抱きしめられるために生まれてきた。これからも活動を続けていきたい」と言葉に力を込めると、観客席から盛大な拍手が起こった。 




ユ-チューブでもこんな動画が掲載されています。

「子どもたちは虐待されるためではなく、抱きしめられるために生まれてきた。」まったくそのとおりです。



ジョウビタキについての蘊蓄を語るべく書き始めた今日の記事でしたが、あらぬ方へと脱線してしまいました。続編は又の機会に、、。

今日は、これにて。