3年半前の肺癌手術の経過を見るための、診察予約日でした。

レントゲン写真では変化なし。OKです。

その足で、岡南飛行場、阿部池方面へ向かい、池畔を散策しました。朝は氷点下2℃という冷え込みでしたが、陽射しがあり風も穏やかでしたので、歩くうちに汗をかきました。

小鳥たちとの嬉しい出会いもありましたが、それはまたの機会にご紹介するとして、今日は別の生き物のご紹介です。

昨日の夕方、近所の小川で、ヌートリアを見ました。

K5Ⅱ+TAMRONsp500mmで写しましたので、ノートリミングでこの大きさに写ります。







そして今日は、FUJI FINEPIXS1で。いずれもノートリミングです。

ぽかぽか陽気のもとで、のんびり日なたぼっこをしながら草を食べていました。







別の個体が、複数、水の中を気持ちよさそうに泳いでいました。朝のうちは氷の張っていた水面が、何だか暖かそうに見えてしまいます。















ヌートリアは、別名、沼狸(しょうり、ぬまたぬき)、海狸鼠(かいりねずみ)、洋溝鼠(ようどぶねずみ)、舶来溝鼠(はくらいどぶねずみ)などと呼ばれたそうです。

拙ブログにヌートリアは度々登場しますが、◇新カテゴリー『獺祭魚』の蘊蓄

ではこんなことを書きました。







 南アメリカ中・南部(チリ、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ボリビア、ブラジル南部)原産の齧歯類。巨大ネズミという風体ですね。

「ヌートリア」とはスペイン語でカワウソ(の毛皮)を意味し、原産の南米では本種のことを「Coipo」と呼ぶ。英名でも「Nutria」より「Coypu」の方が一般的(wikiより)だそうです。



「稲美野ヌートリア通信」というサイトに詳しい説明が掲載されています。

一部を、これまた無断で引用すると、



うんちく: 毛皮はカワウソのように上質で、カワウソの毛皮と称して売買されたため、カワウソのスペイン語<ヌートリア>がまちがってこの動物の呼び名になった。

    ○ 帰化動物としての経緯と状況

      人間によって持ち込まれ、やがて人間の手を離れて野生化し、自然増殖を始めた外来の動物を、帰化動物と呼ぶ。

 日本には1907年に上野動物園に初めて輸入された。日本では1939年(昭和14年)に軍用の毛皮獣として150頭が輸入された。第二次世界大戦中は、防寒用の毛皮を採り、肉は食用とするために多数飼育された。1944年には4万頭も飼育されていたという。第二次世界大戦が終わると需要がなくなり、放逐されたり屠殺されたりした。生き残ったものが野生化し、各地で帰化した。

        海外では:

 海外では、北アメリカ、東アジア、東アフリカ、ヨーロッパなどに帰化している。その毛皮を目的に世界各地で飼育されたため逃げ出したものなどが再野生化している。土手などに穴をあけ、キャベツやコムギなどの畑を荒らすことがあるため害獣となった。

        日本では:

 日本では、岡山県に最も多く生息している。とくに岡山県児島湾干拓地一帯では、縦横にクリーク(排水溝)がつくられ、水性植物が生い茂るなど生息条件に恵まれ、かなり多数が生息している。イネや水路ぞいの野菜に大きな被害を与えるため、毎年2000~3000頭が捕殺されている。岡山県での捕殺数は、全国の90%以上を占める。 
「稲美野ヌートリア通信」より


本物のカワウソが血なまぐさい肉食獣であるのに対して、このヌートリアは基本的にベジタリアン。であるが故に、農作物を食害する等の罪科(とが)により、特定外来生物として捕殺されています。気の毒なことです。





飛行場方面から激しい爆音が聞こえて来ました。

小型の飛行機ですが、どうやらジェット機のようです。

























機体番号をもとに調べてみますと、、、





Cessna 525 CitationJet (セスナ525サイテーションジェット) CJ1という機種であるようです。

今日はここまで。