前回の記事で、いったん後楽園観梅散歩を思い立ちながら、寒さにくじけて引き返し、「螻蛄の水渡り (けらのみずわたり)」ということわざを思い出しました。

でも、あれこれの梅情報を聞くにつけても、心浮き立ち、再度観梅行を試みることにしました。時には螻蛄も、リベンジを試みて対岸まで渡りきろうと思い立つことがあるかも知れません。

昨日は、小学生の孫二人とジイジバアバで、郷里の老父母のもとを訪ねましたので、観梅とは行きませんでした。

近所の川で探鳥です。

ここには毎年ヒドリガモの群れが飛来すると思っていましたが、どうやらオナガガモも沢山やってきているようです。

川原が荒れています。夏の洪水の影響でしょうか?石投げをして遊びます。鳥を脅しているわけではありません、念のため。


先日のリベンジのつもりで、寒いけれど後楽園に行ってみました。なぜか、いつになく駐車場が一杯です。まるで4月の桜の時期のような、車の数です。いぶかしい思いで入園してみると、、、この人だかりは何でしょう?

タンチョウです。はい、タンチョウはタンチョウでも、タンチョウヅル(丹頂鶴)です。

丹頂鶴の「園内散策」というサービスが行われる日だったようです。

後でHPを見て、今日が限られたチャンスだったことを知りました。ラッキーでした。

http://www.okayama-korakuen.jp/2018/08/post-9.html

園内で飼育しているタンチョウを園内に放す"タンチョウの園内散策"

後楽園では、江戸時代からタンチョウをはじめとする様々な鶴を飼育しており、「瑞鳥」として大切にされてきました。

終戦後一時途絶えましたが、昭和30年、岡山の旧制第六高等学校で学んだことのある中国科学院院長の郭沫若(かくまつじゃく)氏からタンチョウ2羽が後楽園に贈られました。

今では、岡山県は全国一のタンチョウ飼育県となりました。

(平成30年7月現在62羽)

タンチョウの園内散策は、従前より毎年元日に行っているほか、平成24年からは秋の観光シーズン等にも実施するようになりました。

後楽園のタンチョウについては、詳しくはこちらをご覧ください。

http://www.okayama-korakuen.jp/info/crane/

(中略)

後楽園では8羽のタンチョウを飼育しています。

普段はケージの中にいますが、下記の日程だけは、ケージから出して園内を散策させます。タンチョウの優美な姿をお楽しみ下さい。

【実施日時】

平成31年・・・

1月1日(火・祝)・3日(木)   11:00~14:00

2月3日(日)・10日(日)        10:00~11:00

探鳥にも成功しました。

カメラマンさんの長いレンズの先をたどると、カワセミがいました。

当初の目的だった観梅はどうなったでしょうか?

こちらもカメラの列です。

ホントに今が見頃でした。

残りの画像は次回ご紹介することにします。

今日はこれにて。