一昨日訪ねた「自然保護センター」は、にわかに思い立ったことでしたので、周到な準備というわけにはいきませんでした。望遠系の機材は、昨日の記事でご紹介したPENTAXK30+玉抜きトキナー100-300mmAF+BORG50(アクロマート)という組み合わせ。BORG50(アクロマート)は、焦点距離250mmF5.1というスペックで、望遠性能としては平凡。総社市ヒイゴ池のように、遠くにいるハッチョウトンボを写すにはやや力不足でしょうが、自然保護センターの湿地では、思いがけないほど近くにあらわれてくれました。ただ、惜しむらくは、最短撮影距離が遠く、せっかく近くに被写体がいるのに、わざわざ離れて写さなければならないので、ハッチョウトンボのような小さな存在は、ミクロサイズにしか写せません。ですから、昨日掲載したのは、かなりトリミングした画像です。レンズの後ろに。あと何センチかの長さの延長筒、もしくは を継ぎ足すだけで、近接撮影が可能になりますが、嵩張るのがいやで敢えて採用しなかったのが、こんな時には後悔の元となります。


ただ、たまたま、マクロレンズも持ってきていたのです.しかも二つも、、、。


ひとつは、OLYMPUS E420+ ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro + 1.4倍 テレコンバーターZUIKO DIGITALEC-14。


アザミ。



すぐ近くを歩くタンチョウ。



 



金網で覆われたスペースの中には、大勢の姿が見えます。



ハッチョウトンボも、ノートリミングでこんな大きさまで近寄ることができます。



もう一つは、RICOHGXR+A12+SMC PENTAX-FA 100mm F3.5 Macro。アナログ時代のレンズですが、使えます。AF機能を持ってはいるのですが、RICOHGXRに装着する場合、当然マニュアルフォーカスとなります。でも、マクロ撮影の場合、いきおい、マニュアルでのピント合わせを多用する事になりますから、割り切ることができます。








以上ノートリミングでした。


個体数が多いのに驚きました。体色も、微妙に個体差があるのが興味深いです。


メスも見つけました。これはトリミング画像です。



今日はこれにて。