2020年も、どうかよろしくお願い申し上げます。
朝の散歩で初日の出を拝むことができました。
紙の年賀状をアレンジして、web版年賀状をお送りします。
昨夜の夢で、水に映る日の出を美しく撮影することに成功したと見ました。目覚めても名残惜しくて、夢うつつで思いをめぐらせました。朝散歩の行き先を、東の方角に水がある場所にしてみました。
農道の水たまりに薄氷がはっていました。
未明の小川。これはいつも通る用水路です。
遠くに麦飯山が見えます。だいたいあちらの方向から日が昇るはずです。
散歩の足を伸ばして倉敷川の対岸へ出ました。
朝霧がよい雰囲気です。
朝霧の中の澪標(みおつくし)です。
澪標については過去記事で何度か書きました。たとえば、、、
またまた、蓮にまつわる蘊蓄話、の巻
以前こんな記事を書きました(2014年12月)。
降り敷くは唐紅の錦かな(語彙貧困、安直無類、真情不在、拙劣至極)
今日、仕事から帰って見ると、ゆうメール便で書籍が届けられていました。教科書、参考書、辞典等教育系の出版物を発行している出版社B堂からでした。
思えば、私自身も、中学・高校生時代この出版社の問題集のお世話になりました。
中身は、特にお正月シーズンを目当てに、各社から例年のように発行される百人一首の解説書です。 百人一首のすべての歌が、過不足のない、わかりやすい解説とともに歌ごとに美しい写真も添えられて、あたかもミニ写真集という趣の冊子です。付録には朗詠のCDも付いていて、至れり尽くせりです
なぜこんな書籍が送られてきたかというと、実はこの中に、ずっと以前に私の撮影した澪標の写真が、無償ですが(笑)、1枚採用され、その記念に献本をいただいたという次第です。ご縁のはじまりは、このブログの写真を編集者の方が見つけてくださり、使用を打診してこられたのでした。澪標などという題材は、よほどレアなものであるようです。
妻に自慢していますと、「早速、ブログに載せたら?」とからかいます。
自慢話になるのも気が引けますし、個人情報の問題もあって、いったん躊躇はしましたが、ブログネタの一つとして紹介させていただく事にしました。。
事の発端は、こちらの記事のこの写真でした(2013年8月)。
夕映えの倉敷川に澪標(みおつくし)
- 作者: 鈴木 日出男
- 出版社/メーカー: 文英堂
- 発売日: 2014/12/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
この本の40ページに、澪標の写真が掲載されています。
よくよく過去記事を探ってみると、この記事に該当の歌を少し紹介しておりました(2016年1月)。ヨシガモでした、の巻
わびぬれば 今はた同じ 難波(なには)なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ 元良親王(20番) 『後選集』恋・961
〔解釈〕 どうしてよいか行きづまってしまったのだから、今となってはもう同じことだ。難波にある澪標ではないが、身を尽くしても逢おうと思う。
お正月ですので、時節柄再度紹介させていただきます(笑)
朝霧の中をカモの群れがのどかに水面に浮かんでいます。
山際が少しずつ明るんできました。
先日来話題にしている常山と麦飯山が並んで見えます.中央付近のとがった山が常山、左の方のふたこぶのおにぎり山が麦飯山です。よく晴れたお正月です。
今日はこれにて。