バタバタしているうちに、おや、もう10月になってしまいました。


早いものです。


水曜日は、教育相談ボランティアの担当日で、ちょっとやるべき用事もあったのですが、断念し、当番の方は勝手ながら、相棒のH女史に全面的にお世話になりました。


というのは、先日の記事に「高齢者ドライバ-としてご紹介してきた92歳の父は、このところ体力気力が少し衰え---買い出しや通院の手伝いのため、田舎に帰る頻度が増えています。」と書きましたが、その老父がかかりつけ医から紹介状をいただき、地域の拠点病院で水曜日に検査を受けるというので、車で連れて行くことになりました。と言うのも、父が、以前から長く診療していただいている主治医が、水曜日だけの診察だと言うので、この日にあわせたのでした。(ところで訂正です。92歳の父と書いたのは誤りで、正しくは94歳でした)


朝の7時前に我が家を出発し、実家に着いたのは9時。父母とともに病院へ向かい、30分弱で病院に到着。おとろえた足で窓口まで向かい、受付を通過したのは10時でしたが、診察までの待ち時間は相当のもの。そのあといくつかの検査を経て、医師の説明をうかがうことができたのは、午後2時という按配でした。


「点滴と、より精密な検査のために短期間入院してみますか」との医師の勧めに、最近、何事もおっくうがることの多い父が、珍しく同意を示しますので、急遽そのまま入院する運びとなりました。


翌日、入院グッズをいろいろ揃え、病室まで届ける必要から、その夜は実家に一泊することにしました。面会は午後一時からとのことで、時間にあわせて病院へ。しかし、コロナ対策のため、面会や見舞いは禁止。一人限定でナースセンターを訪ね、看護師さんに荷物を預かっていただくことになります。ただ、老齢の母を配慮して、私の同行も認めてくれましたが・・・。


モズの高鳴きを聞き、姿も見ましたが、撮影チャンスはありませんでした。実家近くで、ホオジロだけ写しておきました。



そんなこんなでバタバタしているうちに、「新総裁岸田氏が・・・」「組閣の行方は・・・」などのニュースが流れてきて、プチ浦島太郎感覚を覚えました。総裁選の成り行きは、私にとって深い関心事ではない、と横目で眺めていたのではありますが、党員票の行方も決選投票なるものの経過も、まったく確認しないうちに、キシダ新総裁」がわが物顔で振る舞っているを目撃すると、想定通りとはいえ、寝過ごした朝のような落ち着かない気分になります。


それにしても、想定を超えて興ざめなのは、副総裁にはアソー氏、政調会長にはアベ氏を背後霊に持つサナエサン、そしてこともあろうに、幹事長にアマリ氏とは、、、、あまりと言えばあんまりな・・・。ジミントーサン、とことん歪んでますな!!


リテラのこの記事が、早速喝破してました。



昨日29日の自民党総裁選で新総裁となった岸田文雄氏は、第一声で「『生まれ変わった自民党』をしっかりと国民に示さなければならない」と宣言したが、一体これのどこが「生まれ変わった」というのか。本日、岸田氏が幹事長に甘利明・税調会長を、政調会長に高市早苗氏を起用する意向を固めたというからだ。


「生まれ変わった」どころか、その顔ぶれは安倍晋三・前首相の側近と腹心。ようするにこれ、「安倍体制の強化」が打ち出されただけではないか。


なかでも度肝を抜かれたのが、「甘利幹事長」という人事だ。
いくらなんでも甘利氏を、自民党の財政から人事までをも掌握し、さらには国会運営にも影響力を持つ幹事長のポストに就かせようとは、完全にタガが外れている。言わずもがな、甘利氏はいまだに「口利きの見返りで1200万円」という金銭授受問題で説明責任をまったく果たしていないからだ。


あらためてこの問題を振り返ろう。事の発端は甘利氏が経済再生担当相だった2016年1月、千葉県の建設会社・薩摩興業の依頼で都市再生機構(UR)へ移転補償金の値上げを“口利き”した見返りに、少なくとも総額1200万円の現金や飲食接待の賄賂を受けとっていたと「週刊文春」(文藝春秋)がスクープしたことだった。


〈中略)


どこからどう見ても“真っ黒”な経済再生担当相の大スキャンダル──。「週刊文春」の報道を受けて甘利氏は経済再生担当相を辞任したが、その会見では計100万円を受け取ったことを認めたものの後に政治資金収支報告書に寄付扱いで記載したと弁解し、「あっせん利得」の疑惑をかけられているのに政治資金規正法違反に当たらないと強調。挙げ句、涙を浮かべて「『秘書のせいだ』と責任転嫁するようなことはできない」「政治家としての美学」「政治家としての矜持」などと辞任理由を並べ、マスコミは“勇退”ムードをつくり上げた。


しかも、甘利氏は大臣を辞任すると「睡眠障害」を理由に約4カ月にわたって国会を欠席。「(秘書の問題は)しかるべきタイミングで公表する」などと言って大臣を辞めた人間が、参考人招致や証人喚問から逃げて雲隠れし、通常国会が閉会する前日に不起訴処分が発表されると、それから約1週間後に活動再開を表明したのだ。(後略)



歪んでいると言えば、こちらの写真・・・。


PENTAXQS1に魚眼レンズ03をつけてのお散歩写真です。








下は同じ組み合わせで、今朝のお散歩写真です。


中空に細い月が浮かんでいました。



ムクゲと夜明けの空。



コスモスと夜明けの空。






今日はこれにて。