目下の大ニュースは高倉健さんの逝去と、衆院の解散でしょう。
今日のブログは、それとはまるで関係ありません。
11月はじめの
この記事で、サヨリ釣りのことを話題にし、その中で、こんな風に書きました。
糸がもつれたり、おとなりとお祭りしたり、針が服に刺さって取れなくなったり、トラブルばかりで、まともに釣っている時間よりも、糸や針と格闘し
ている時間の方が長かった感じです。私の釣果は、ケッケ二匹、ハゼ(?)のベビー一匹、サヨリは三匹といったところ。でも、広い海、青い空、爽やかな空気、ぽかぽかの陽射し、適度な運動で、快い疲れに、満足満足、、、。
だけど、やっぱり悔しい。リベンジしたいけれど、来年かな?
これを見たM師が、昨日は、リベンジに誘ってくださいました。メンバーは、同じく、M師、F兄、私の3人です。
通勤ラッシュのせいで予期したよりも時間がかかって現地に到着したとき、すでに早朝から竿を出しておられたM師が、「今日は食いが悪い」と教えてく
ださいましたが、はやる心で竿を伸ばし、仕掛けを装着、餌をつけて投入します。竿や仕掛けに、前回よりは慎重な準備をしましたので、まつれや絡まりは回避
できましたが、投げても投げてもあたりらしいものがありません。
それにしても、気温は低いがまぶしいほどの好天気で、眺望絶佳と形容したい眺めです。
私達3人のほかにも、ベテランらしい釣り人が竿を出しておられますが、「前来たときには60匹ほども上げたが、今日は数えるほど」と嘆いておられます。
それでもあちらで一匹、こちらで一匹と銀鱗が光るのが見えますが、私の所にはかすかな当たり一つありません。
そんな状態のまま、3時間以上も経過し、 正午の時報も聞こえてきます。
あいにく、午後には、別の約束を入れていましたので、残念!リベンジならず、、、「ボウズ」のまま、すごすご帰るしかないかと、諦めかけた頃、やっと最初の一匹が釣れました。
我ながら、少々型のいい、大振りなサヨリです。サヨリは、針魚とも細魚とも書きますが、ちょいとばかり太い細魚でした(駄洒落でした、オソマツ。)
意識は帰り支度に向かいながら、後ろ髪引かれるままに、オマケの何投かを繰り返すうちに、もう一匹釣れました。
釣り果は前回に及びませんでしたが、M師の「今日の1匹は、通常の10匹に相当する」の言葉を慰めに、納竿としました。 糸や針に関わるトラブルに苦しむこともあまりなく、快い疲れとともに、満足満足の釣行でした。
帰りには、またまたM師からお土産を頂戴し、夕食のご馳走を持ち帰ることができました。
一匹も釣れないままだったら、すぐに挫けて潔く諦め、金輪際サヨリ釣りから遠ざかってしまったところだったかも知れませんが、終わり間際に釣れたばっかりに、「あとを引く」
感触が残り、すっかりやみつきになってしまいそうです。
一日経った今日も、日焼けのためか、それとも興奮の余韻のためか、頬がひりひりして火照る感じが残っています。
「 さより 」 を歌った こんな詩があります。
「 さより 」 「六つの子供の歌」より
曲:團 伊玖麿 詩:北原白秋
サヨリはうすい
サヨリはほそい
ぎんのうおサヨリ
きらりとひかれ
つきよのかわに
だれだれでてる
さざなみこなみ
ちらりとひかれ
サヨリのうちは
まみずかしおか
つめたいサヨリ
みずのたまはけよ
サヨリはうすい
サヨリはほそい
ぎんのうおサヨリ
おねえさまににてる