ここ何日か、身辺雑話以外の記事が書けずにいるのは、ネタがないためではなく、余りにいろんなことがありすぎて、まとまりがつかないためです。
ソネブロ仲間の「五十嵐仁の転成仁語」様が、「6月30日(土) ワールドカップの影で強行された働き方i改革関連法案の採決についての『日刊ゲンダイ』でのコメント」で、こう書いておおられます。

以下の私のコメントは、ワールドカップへの熱狂のどさくさに紛れて強行された働き方改革関連法案採決について『日刊ゲンダイ』2018年6月30日付に掲載されたものです。〕

 「労働法制は人の生き死にかかる重要な政策です。過労死を容認するような中身で、多くの問題点が明らかになっているのですから、強行して成立させるような法案ではありません。政府も当初こそ『労働者のため』と言っていましたが、ここへきて経営者の利益が優先されていることも見えてきました。正々堂々と議論できないから、『国民がW杯に気を取られているうちに……』『サーカスに惑わされているうちに……』という姑息なやり方で法案を成立させようとするのでしょう」

 「支持率1%に低迷したままの国民民主は立憲民主とは違うことをして独自性を示したいのでしょうが、与党を利するだけです。『野党の足並みが乱れている』とメディアに報じられ、有権者にも『党利党略』と思われ、結果的に国民民主にとってプラスにならない。支持率も上がりませんよ。どうしてそういうことが分からないのでしょう」(五十嵐仁氏=前出)

まったくです。
『サーカスに惑わされているうちに……』という姑息なやり方で
奇しくも、近所に4年ぶりというサーカス公演が催されています。たまたま今日は、近くを通りかかり、大変な賑わいぶりを感じてきました。




姑息な強行成立の模様をyahoo!newsは、日テレニュースを動画で伝えています。





安倍政権が今の国会で最も重視している、「働き方改革関連法」が29日の参議院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立した。一方、家族を過労死で亡くした遺族らは、改めて「働き方改革関連法」への反対を訴えた。

全国過労死を考える家族の会・寺西笑子代表「よもやこうした過労死防止法に逆行するような、また私たちが願っている過労死のない社会づくり、そうした方向と真逆な法律が成立するとは考えてもいませんでした。残念で悔しくてなりません」

また、遺族らは、厚労省が裁量労働制に関するデータ問題や前東京労働局長の不適切発言問題を抱える中、拙速に事を運ぶべきでないとして、法律の撤回を求めている。

過労死遺族が見守る中の、無理矢理の強行です。




アベ、カトーらのふてぶてしい高笑いが、ネットでカクサンされています。




くりかえしになりますが、もう一度だけ、先日引用した地元新聞のコラムの一節を再掲します。

父親を過労自殺でなくした小学1年生が「ぼくの夢」という詩を書いている。大きくなったらタイムマシンをつくり、行きたい所があるという。〈お父さんの死んでしまう まえの日に行く そして「仕事に行ったらあかん」て いうんや〉▼「全国過労死を考える家族の会」のホームページで紹介されている。過労による突然死や自殺で大切な家族を失う人をこれ以上、増やしたくない。遺族らは1991年に会を結成し、活動してきた▼その家族の会が強く反対しているのが、政府が今国会での成立を目指す働き方改革法案である。

majyo様の非暴力で喧嘩を!の記事に寄せた,私のコメントを再掲させていただきます。

過労死家族の傍聴者を尻目に高笑い。あの写真は風刺画の傑作として歴史に残りますね。寂しく恥ずかしく悔しい記憶とともに、、、。 



聞く耳持たぬのはこの政権のアイデンティティ?





寂しく恥ずかしく悔しい思いは、こちらの件にも禁じることができません。





イギリス在住の友人、sparkyさんが、先日、facebookにこのような記事を投稿しておられました。



http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-44638987


昨日見ました。性犯罪に関する日本の法律、強姦事件への警察の対応、被害者支援の現状などについて私自身よく知らなかったことがいろいろわかりました。
いちばん怒りを感じたのは、女性国会議員がインタビューで語った「伊藤氏に女性として落ち度があった」という意見。彼女はさらに「私自身も女性としてひどい扱いを受け、嫌な思いをすることもあるが、そういうものだ(仕方がない)と思っている」というようなことを言っていて、唖然としました。学校でも夏休み前などに女子生徒に対して「夜間の外出は避けること、肌を露出する服装を避けること」と指導することがあり、どこか違和感を感じていました。「女性がどんな服装をしていようが、酔っぱらっていようが関係ない、決して被害者を責めてはいけない」という考え方を浸透させる必要を感じます。

リンク先の記事。直視するのが辛いです。
suparkyさんは、翌日こんな投稿もされています。



昨日投稿した件に関連して・・・
性犯罪の被害者を責める風潮は世界中にあり、それを正すための取り組みが行われています。





BBC、気骨のある番組多いですね。公共放送の役割をめいっぱい発揮して頑張ってますね。日本の公共放送は?いかが?


もう一つ、カジノ法案の件。
室井さん、同感です。






さて終わりは、身辺雑話。

先日捕まえてきていたカニやヤドカリ、貝、ハゼなど、海の生物を、逃がしてやるために、午前中海へ行ってきました。日射しは真夏のようですが、海風と波に洗われて、子どもたちは上機嫌でした。







今日はこれにて。