久しぶりに寝坊しました。


朝、目覚めると、七時を回っていました。今日は、長女宅の2歳児の孫(昨日の記事では3歳児と書きましたが、誕生日がまだ来ていません)の生活発表会を見に行く約束をしていて、八時過ぎにはそのアパートで合流して、お姑さんとも合流して一緒に出かける計画でした。そのためには、遅くとも七時半には家を出たいところでしたが、朝ご飯を食べたり撮影用カメラの用意をしたりしていると、間に合わない時間になってしまいました。


昔は寝坊は常習でした。学生時代、ドイツ語の試験の朝、寝坊して受験できなくなったこともありました。前夜から朝方まで、1・2回生で語学の単位をふんだんにおとしていた私を救うために、心優しい友人・後輩達が、周到なノートのコピーや対策プリントを用意してくれて、共同学習の場も準備してくれて、徹夜で試験勉強をして、これで大丈夫と安心していったん下宿に帰ってウトウトとしたのが命取り。日は高く上がっていて、結局これが元で(それだけではありませんが)、留年する羽目に陥ったのでした。その後、5回生の時に、私が受講したドイツ語は、「鬼のY先生」の講座でしたが、見事「優」でした。ちっとも自慢になりませんが、自慢してます(汗)。


一年遅れで大学を卒業して、地元に帰って就職したばかりの頃は、勤務先から目と鼻の先の下宿で暮らしていました。目が覚めると、始業のチャイムが聞こえ、慌てて出勤。朝の打ち合わせ会議にすべり込んだり、遅れたり、というスリル一杯の経験も重ねました。


それでも、最近は、歳のせいでしょうか、目覚まし時計のお世話になることもなく、夜明け前には目が覚めます。夜間高校に勤務している頃もそんな具合でしたので、午前中の使い方をもて余すほどでした。その意味では、今朝の寝坊は、久々にパニック感を抱かせるほどのものでした。


やむなく、「アパートで合流」という経過を変更し、保育園近くのスーパーマーケットに駐車、遅れて会場に急ぎました。


幸いに、開会には間に合い、元気な発表会を楽しみました。ただ、保育園児の使う小さな木イスに、3時間窮屈に座っていると、おしりは痛いし身体はこわばって、肉体的にはかなりの負担でした。



午後は、からだほぐしのために、久しぶりの散歩に出かけました。


家を出てすぐのところに、カワセミがいました。




苅田にダイサギが数羽採餌しています。




と、この辺で、かなり強い雨が降り始めました。傘も持たずに出かけていましたので、すごすごと家に引き返します。


数え切れないほどのムクドリの群れが、電線に止まっています。


防水カメラじゃないのですが、ちょっと小降りになった気もするので、記念に写して帰ります。




わが夫婦は、それぞれガラケーを利用していますが、孫とテレビ電話をしてみたいっというバアバの要望と、LINEだとメッセージのやりとりが簡単というアドバイスもあり、最近、私は格安スマホ、バアバはタブレット(WIFI利用)でlineデビューしました。


やっと昨日、ママ(長男のお嫁さん)の助けを借りて、既存の「家族グループ」の仲間入りをさせてもらったところ、今日は早速次々にピンポンの音がして、遠く離れた家族のトークが交わされます。幼い孫達の近況写真も、互いに交換されたりします。便利なものです。


が、家族だけでつないでいるぶんにはまだしも、「友達」があまねく社会に広がっていくと、なかなかせわしくて厄介なことも生じるのでは、と余計な心配も湧いてきます。いずれにせよ、情報化社会、モバイル社会なるもの、ついて行くのが何かとしんどいことですわ。


今日はこれにて。