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続報プラスアルファ、の巻 [家族]

先日記事で話題にしたテレビ番組が、地元局OHK社のHP上で紹介されています。


https://www.ohk.co.jp/data/10839/pages/


一部コピーして紹介します。


アクセルとブレーキの踏み間違いを防げ!美作市の産業機械メーカーが開発した新装置(ビズワン!2021/7/10放送)

次世代を担うキーパーソンの働き方や考え方に迫る「ミライビト」のコーナーです。

自動車のアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を防ごうと、美作市の産業機械メーカーが、ある装置を開発しました。

開発の先頭に立ったミライビトが頭に描くのは、高齢化する地域の活性化です。

美作市の山間部を走る車。運転しているのは***さん94歳。夫婦2人暮らしで、生活の足として車は欠かせません。

(***さん)
「ご存じの通り、店もない病院もない。買い物も。妻だけのせて10キロほど週に1回から2回言っている。

たまたま社長に出会い車やめないといけないと言ったら、うちで何とかしてあげると言って見てもらって付けてもらった。」
山本さん

こう話す**さんの車のアクセル部分につけられたこの装置。

「アイアクセル」というものでアクセルを過度に踏むとブレーキが働く仕組みで踏み間違いによる事故を防ぎます。
アイアクセル

この装置を開発したのが、美作市の英田エンジニアリングの万殿貴志(まんどのたかし)社長。今回のミライビトです。
(英田エンジニアリング 万殿貴志社長)
「地元に住んでいたら分かるが車が無かったら生活できない。地元の人が困っているのでそれを何とかできれば今乗っている車をちょっと改造することで

安全安心の車になればいいなと思い始めた」
社長顔

高齢化する地域の課題にどう対応し活性化につなげるかが、ミライビトのビジネスの根源だといいます。
(英田エンジニアリング 万殿貴志社長)
「団塊の世代が高齢化。その人たちが健康的に生活するためには色んな事が整備されないといけない。なのでそのお手伝いができればいいと思う
そのことによって地元も活性化するし当社も並行して伸びて行けば」

ミライビトが率いる英田エンジニアリングは、

鋼板を加工するロール成型機の金型を作る産業機械メーカーとして1974年に創業しました。

今では、金属の加工技術を生かし、コインパーキング機器で全国トップクラスのシェアを誇るなど幅広い商品開発にも挑戦しています。

その企業理念は「ちょっと進んだモノ作り」です。

そうした理念の中、ここ数年、ミライビトが力を入れてきたのが「高齢者による車の事故をどう減らすか」でした。
(英田エンジニアリング 万殿貴志社長)
「地元にこの企業があって良かったなという企業になりたいという思いがあり困っている高齢者に健康寿命伸ばして欲しい。
長く働いてきた高齢者が無残な事故にあうのはある意味被害者だと思う。 そういう事故が起きないような製品を作って提供するそれにより地元の高齢者が健康で素晴らしい人生を送る手助けになれば」

注目したのは、高齢者のブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故。

岡山県警によりますと高齢者の人身事故は過去5年で119件発生(県警返信待ち)し、4人が亡くなるなど危険な事故が後を絶ちません。

それを解決しようとしたのが「アイアクセル」なのです。

今年から本格販売を始めた「アイアクセル」。去年8月、国土交通省から性能認定を受けた後付けペダルで踏み間違急発進抑制装置です。
iアクセル

一番の特徴は、装置を後付け出来ること。車を買い替えなくても乗り慣れた自分の車に取り付けることができるのです。
(英田エンジニアリング 万殿貴志社長)

「やはり乗り慣れた車につける方が、お年寄りなので自分の乗ってきた車にまったく同じ感覚でアイアクセルが付くことで違和感なく運転ができるのがポイント」

こうしたアイデアが評価され、「アイアクセル」は、中国地方の独創的な事業を表彰するニュービジネス大賞も受賞しました。


そして今日、地元紙「山陽新聞」にもこんな記事が掲載されていました。


sanyoshinbun


正直な気持ちを申し上げれば、こんな踏み間違い防止装置なんか用のない世の中の方が望ましいと思います。日本全国どんなところでも、「健康で文化的な最低限度の」暮らしに不可欠の、衣食住、医療、行政サービスなどの必要が十分に満たされ、ちょっとしたお出かけにも、便利なゆきとどいた公共交通網が完備していて、、高齢者をはじめ老若男女、誰にも優しい社会であってほしいと思うのです。前回記事にたいするmomotaro様のコメントに対して、こうお返事しました。


momotaro様

自動車産業優先の国策の結果、どんな片田舎でも(片田舎こそ)クルマがなければ暮らせない交通事情になってしまっています。貧乏だった昭和三〇年代、郷里の僻村にも、ゆきとどいたバス路線が巡らされていましたし、徒歩数分のところにある小さなお店で、食品、雑貨など生活必需品は大抵間に合いました。「買い物難民」「医療難民」などの実態は高度経済成長以降に急激に進行してきたことが実感されます。高齢ドライバー問題の一側面です。


最近つくづく、こんなことを思っています。




梅雨明け以後、耐えがたい暑さが続きます。こんな中で、力を振り絞ってのスポーツ競技など、殺人的と

思えてしまいます。その上、コロナ感染の危険に直面しながらの命がけの競技参加強要。古代ローマのコロシアムで、「剣闘士」同士、あるいは猛獣を相手に命がけの戦いをけしかけて、高みの見物としゃれる有閑貴族たちの悪趣味は、過去のものではなかったようです。


朝散歩の景色も一気に夏模様です。


まずは梅雨明け前のストック写真から。


エノコログサ(ネコジャラシ)


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ホオヅキ。


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アサガオ。


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ヒャクニチソウ。


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これはなんでしょう>


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フヨウ。


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タチアオイ。


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てっぺんまで咲くと梅雨が明ける、とかいいますね



梅雨明け


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郷里の庭のオニユリ。


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朝焼け。


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そして今朝の日の出。


KS_17738


すっかり夏景色です。


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アブラゼミ。


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クマゼミ。


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M1211414


きょうはこれにて、


nice!(38)  コメント(2) 

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コメント 2

momotaro

>公共交通網が完備していて、高齢者をはじめ老若男女、誰にも優しい社会であってほしい
仰るとおりですね。自動車が必需品の社会になってしまいましたからね。「高齢者は免許返せ」の発想はよろしくありませんね。
それにしても良い企業がお近くにあるものですね。ご活躍、ご発展を願います。お父様も!
by momotaro (2021-07-23 04:17) 

kazg

momotaro 様
早速のコメントありがとうございます。
ハンディの多い僻地での企業活動、なればこそ地元にねざしマイナスをプラスに転じることに活路を求める発想、大切なことだと思います。
by kazg (2021-07-23 07:08) 

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