郷里の実家の隣家のご当主が、ここ何年かの入院生活の後に亡くなられ、15日が葬儀との由、木曜日に聞きました。


13日(金)は、午後、会議の予定でしたので、それを済ませ、14日(土)郷里に前泊することにしました。季節柄、当日の朝、濃霧に遭ったりすると、葬儀に間に合わなくなってはと、心配でしたから。


葬儀当日の15日、父の「代理」で、組内として受付等のお手伝いに行ってきました。高齢化の進む地元集落では、人口が現象の一途をどっていますが、私と同年配か、やや若い世代の何人かが地元で生活しておられますので、ご一緒に(教えを乞いながら)お手伝いさせていただきました。


幼少時以来の対面という方も多いのですが、地元に根を下ろして現役として生活しておられるリアリティが、会話の端々からも窺え、感慨深いことでした。それらの中で、一歳下の幼なじみで、親しい遊び友だちのH君。郷里を出て首都圏の大学へ進んで以来、都会暮らしが長かったのですが、定年退職後、ご両親を助けて田圃・畑仕事に精を出す日々です。私も帰郷時、時折その農作業姿を目にし、時には立ち話をすることもしばしばありました。近年、相次いでご両親が亡くなられた後も、奥さんとともに大部分をこちらで暮らしておられますが、市部に残してあったマンションを近く売却して、全面的に田舎生活を始めるつもりだそうです。男気に脱帽です。


翌日の16日(月)は、別の用件でもう一度帰郷。


故郷の川に、今年も鴨の群れが訪れていました。




よい陽射しの中、ヌートリアが岸辺に上がっていました。



今日はこれにて。