ブログ更新が滞っています。


理由は多々ありますが、最大のものは、今一つモチベーションが上がらないことによるようです。


と言うのも、当ブログの最も熱心(?)な「読者」の一人である郷里の老父が、ここのところしばらくブログチェックをしていない状態が続いています。以前だと、ほぼ毎日チェックして、更新間隔が2~3日開くと、何かあったか、体調が悪いのかと、心配の連絡をよこしてくることもしばしばでしたから、、、。


ところがその父が、9月の終わり頃から、入院生活を続けています。いきさつはこの記事にかいつまんで書きました。


歪んでますなあ!の巻(2021-10-01)



先日の記事に「高齢者ドライバ-としてご紹介してきた92歳の父は、このところ体力気力が少し衰え---買い出しや通院の手伝いのため、田舎に帰る頻度が増えています。」と書きましたが、その老父がかかりつけ医から紹介状をいただき、地域の拠点病院で水曜日に検査を受けるというので、車で連れて行くことになりました。(中略)(ところで訂正です。92歳の父と書いたのは誤りで、正しくは94歳でした)


(中略)


「点滴と、より精密な検査のために短期間入院してみますか」との医師の勧めに、最近ない何事もおっくうがることの多い父が、珍しく同意を示しますので、急遽そのまま入院する運びとなりました。



その時は、1週間程度の検査と治療という見通しが、院内で転倒したりなどのアクシデントの影響もあってか、はかばかしい回復もみられないまま、もう入院3週間になるました。


父は、体調を崩した夏頃から、ブログ閲覧に使用していたデスクトップパソコンを、しばらく触る機会もなかったようですし、 入院後は、スマホの操作にもなかなか気が向かわないのか、家族とのメールやlineのやりとりも間遠になっている状況で、文字の多い拙ブログ〈汗)を閲覧するような気力も湧かない模様です。


ところで、ブログ読者としての父の存在は、そもそも当ブログの執筆動機そのものにも関連しているのでした。そのあたりの事情はこんな記事にも書きました。


気がつけば へなちょこブログも三年目、の巻(2015-08-21)


私のへなちょこブログも3年目を迎えました。私にとっては、現在のところ、最も律儀におつきあいしている「趣味」はこれでしょう。


「趣味は?」と聞かれて答えに窮することは、子どもの頃からの習いでした。小中学生の頃は「読書」などと答えておりましたが、すぐに現実と離反するようになって、破綻に瀕してしまったことでした。
学生の頃「不平を言うこと」という名答を考案し(実はこれもある方からのパクリでした)、これは気に入っておりましたが、社会人になってからは自ずと出番がなくなりました。
以来、「無趣味」と答え続ける半生でした。    
〈中略)


さて、そんな私が、退職を前にして、内心焦りを感じた時期がありました。「~ねばならない」で生きてきて、その枠組みが外れると,自分を見失い,気力も生き甲斐も薄らいでしまう、なんてことになりかねない。「~ねばならない」から「~たい」への生き方の転換が必要だ。さしずめ「趣味をもたねばならない」と、思い至ったのです。やっぱり「~ねばならない」に縛られ続けていますが(笑)
そこで考えました。新たな趣味の必須条件は?
・やって楽しいこと。
・憂さを忘れられること。
・少しの努力で,長く続けられること。
・足跡が何か残ること。
・人と上達を比べられて落ち込まなくてもよいこと。
・出費が少なくてすむこと。
・体力、運動能力が求められなくてすむこと。
自覚的に、言語で意識したことはありませんでしたが,あえて箇条書きにすればこんな虫のいい条件がぐるぐる脳裏を回っていたのでしょう。
今思えば、「ブログ」という帰結は、結果的にですが、これらの虫のいい条件を、すべてみごとにクリアーしてますね。
私のブログ開始は、正確には、退職の瞬間から即時というわけではなく、いくらかタイムラグがありまして、癌手術を経てのリハビリ過程で、退屈しのぎのすさびごととして始めたというのが、経過です。
その時漠然と期待したのは、


①忘れっぽい自分の備忘録(紙に書く日記は,続けられないので)、


②日頃ご無沙汰している友人、知人への消息、安否報告、生存確認、


③自分自身の何らかの存在確認、などの雑多な要素を、お気軽に満たしてくれそうだという点。


今、三年目を迎えられていることをみれば、この予感は、まんざら外れてはいなかったようです。



私の意識の中では、上記記事の箇条書きの「②日頃ご無沙汰している友人、知人への消息、安否報告、生存確認、」の「友人、知人」の後ろに「家族」が書き加えられるべきであり、そこに父が含まれることは言わずもがなのことでした。


「ブログ執筆のモチベーションが上がらない」という点とともに、いろいろ所用に追われて気ぜわしいというのも大きいです。スケジュールの合間を縫って郷里までの片道60km+病院までの20kmの往復がありますから、なかなかブログに気が向きません。そして、そんななか、総選挙が始まりましたから、余計に慌ただしい毎日です。


日本の夜明けが近いことを念じて、友人・知人にこんな私信を送ったりしています。ついでと言っては申しわけありませんが、ブログ読者の皆様にもお読みいただきたく、ここに一部転載させていただきます。



前略


10月になっても、「残暑お見舞い申し上げます」と書きたい天候が続きます。
ご無沙汰を重ねていますが、お変わりありませんか?
小生、つつがなく、まずまず年齢相応に健康に、かつまた落ち着きなく慌ただしく暮らしております。
日常の思いつきを書き散らしている拙ブログ「ナードサークの四季」(https://kazsan.blog.ss-blog.jp/)も、いつのまにか2070 記事を数えました。「年輪」と呼ぶのもおこがましい、老顔の皺のようなものですが、とりあえず生き延びてきたささやかな証であることには違いなく、振り返ればそれなりの感慨を覚えます。
さて、最近(2021-10-04)、こんな記事を書きましたので、近況報告代わりにコピーさせていただきます。
もちろん、お察しの通り、今日のお手紙の主旨は、来たる総選挙での野党連合の前進と比例区での共産党の躍進にお力添えをいただきたく、参考資料を同封させていただきました。別紙資料は、「岡山県女性後援会」が作成されたものですが、比例区候補者の大平よしのぶさんの素顔が端的に浮き彫りにされていて秀逸。一読をお勧めしたいと思います。
末筆ながら、季節の変わり目、くれぐれもご自愛下さいますよう。 草々


以下、百代に寄す、の巻 のコピー(省略)と、比例区候補者の人物紹介マンガ〈省略)のコピーほか諸資料同封。













10月になっても、「残暑お見舞い申し上げます」と書きたい天候は、今週で終わり、一気に冷え込みが始まるそうですね。皆様お達者で・・・