今朝方の夢で、久しぶりにH氏と逢いました。
気心の知れた何人かの顔ぶれで、テーブルを囲んで、なにやら座談めいたことをしています。議論が白熱するというわけでもなく、沈滞するというわけでもなく、穏やかに、快い時間が過ぎていました。
いつものように、H氏は、要所要所で緩やかに発言し、気の利いた味のある意見を陳述します。それを、周りもいつもの通りに受け入れ、話題が快く展開していくのです。
「健在そうですね。これなら、また一緒に○○(地名ですが、どこだったか。)へもいけますね。」と私が言うと、周りも同感らしく一様に頷き、H氏自身も、まんざらではない様子。
もちろん私もみんなも、彼が癌で闘病の末、この4月に肺炎をこじらせて急逝した事実を重々承知した上で、そう思っているのです。通夜でも葬儀でも、さらぬ別れを惜しんだばかりなのに、こんなにあっけなく再会がかない、しかも、また以前のように、弥次喜多の旅さえもできそうだと、うれしく思っているときに、目が覚めたのでした。
そういえば、丁度お盆。彼にとっては初盆で、もうこの近くに帰ってきているのかもしれません。合掌  
我が家の宗教は仏教ではないので、盆といっても、これといった特別な日でもないのですが、、、。
初盆や逢うて寂しき目覚めかな