「骨折り損の草臥れ儲け」ということわざがあります。
国語辞典では「苦労しても、疲れるだけで、少しも成果が上がらないこと。」と説明されています。もちろんこの表現は、「骨を折る」という言葉の、②精を出して働く。③苦心して人の世話をする。の意味を反映しています。
「草臥れ儲け」というのも、わかったようでいてわからないところのある言葉ですね。
「くたびれる」という動詞は、古語では「くたびる」。「くた」は、「くたばる」「腐(くた)す」「朽(く)つ」などと、共通した源の言葉だそうです。これを「草臥」の漢字を当てるのは、四書五経の一つ『詩経』に、「草臥水渡=草臥し水渡る」とあるのを借りた当て字だと、「大言海」葉述べています。

さて、今日の話題は、それではなく、「骨を折る」の第一義「骨折する」にちなんだアクシデントです。
一昨日の金曜日の夕方、老いた父親がふとした弾みでが転倒して、立ちあがることも這うことも出来なくなり、救急車で病院にはこばれました。
今年の冬には肺炎で救急車に乗ってますから、滅多にない経験を立て続けに味わったことになります。
レントゲン検査で、脚の付け根が骨折している事がはっきりし、人工関節を入れる手術が必要ということになりましたが、田舎の病院のこととて、専門医は常勤ではなく、応援の医師の力を借りることになるらしく、今のところ手術の予定が立ちません。しかも土日を挟むので、他の病院を紹介して貰って転院するという選択も成り立ちません。
ベッドにただ寝ているだけでは、筋力も衰えるばかりとやきもきしてはいますが、手をこまねいて見ているしかありません。
昨日と一昨日は病院に行きましたが、今日は「患者」を一人残して、我が家に戻り、ブログ更新などで気を紛らわしています。

昨日の朝は晴れました。故郷の朝。八月末らしい涼しさでした。


 

 廃屋を照らす朝日
 
日の光を浴びる廃屋

 朝日に輝くネコジャラシ
イノコヅチ
放置されて草地になった畑
 ノウゼンカズラは長く咲き続けます。
 
 
シジミチョウ
 
ウラナミジャノメでしょうか?白い筋の文様が気になりますが。
シオカラトンボ
 
 
 
お早う。カナヘビ。
 
 
お早う。デンデンムシ。
 
 

子ども達の夏休みが終わります。昨日の夜は花火をしました。
 
 
 
 

 
今朝も晴れ。 久しぶりに日の出の頃を写してみました。
稲田の朝日がまぶしいです。