今日は「風信子忌」。
雑誌『四季』(第二次)に拠った詩人立原道造の忌日で、「ヒヤシンス忌」と読むそうです。

立原道造の生涯は、1914年(大正3年) - 1939年(昭和14年)のわずか24年間。この間、抒情豊かな詩作品を多数残すとともに、「ぼくの半身は詩を考へ、もうひとつの半身は建築を夢見る」 (1971 ユリイカ所収「立原道造の建築」生田勉)とみずから書いているとおり、若き建築家としても活躍しました。その彼が、自らの週末住宅として別所沼湖畔に建築を夢見ていたのが「ヒアシンスハウス(風信子荘))だったことから、その命日が「風信子忌」と名づけられたとの由。

以下のサイトを参照させて戴きました。

「立原道造記念館」

「軽井沢高原文庫」

詩人の夢の継承事業 「ヒアシンスハウス」

こんなことを書きながら、ふと自分の過去記事を検索しておりますと、なんと昨年の今日の記事(「亡き友を偲ぶ会あり燕来る」を、同じく立原道造ネタで書いておりました。とんだオソマツ(汗)。