故事成語シリーズ第三回の今回は、「漁父の利」

これも、古代中国の戦国時代の遊説家たちの活躍ぶりを描いた『戦国策』の一節です。

登場人物は、蘇代(そだい)。諸子百家と呼ばれる思想家のひとりで兄の蘇秦(そしん)と並んで、ともに、合従策(がっしょうさく)を説いた縦横家(じゅうおうか、しょうおうか)として知られています。

縦横家について、ウィキペディアにはこう紹介してあります。