- 友人
イギリス在住の友人sparkyさんのブログ
イギリス☆ウォーキング録で、以前こんな記事を書いておられたことを思い出しました。
ケント (Kent) 州のセブノークス (Sevenoaks) とトンブリッジ (Tonbridge) の中間あたりに位置する村です。村名看板はオーク材の手彫りで、図案になっているのはシデ (hornbeam) の木だそうです。 「Shipbourne」とつづって「シボン」のように発音するという話は、過去の記事(シップボーンからヤルディングまで)に書きました。同じくケントには「Trottiscliffe」とつづって「トロズリー」のように発音する村(ウィールドウェイ その11)もあります。Google地図ではそれぞれ「シップボーン」、「トロティスクリフ」と表記されています。 日本にも難読地名がたくさんありますね。私の故郷岡山県のJRの駅名には、刑部(おさかべ)、香登(かがと)、寒河(そうご)、建部(たけべ)、日生(ひなせ)、美袋(みなぎ)などがあります。すっかり話が脱線(笑)してしまいました。 |
facebookで、こんなやりとりをしたことも思い出しました。
〈kazg〉 迫川、備中箕島、古見、丹治部、石蟹、伊部、邑久なんかも、難読駅名? 〈sparkyさん〉 初任地の西大寺で通勤に赤穂線を使い、転勤先の玉野は宇野線を使ったので、「はざかわ」「びっちゅうみしま」「いんべ」「おく」はわかりますが、「こみ」「たじべ」「いしが」はズルして検索しました。 |
今日は、その日生へ行ってきました。
日生について、ウィキペディアにはこう紹介されています。
瀬戸内海に面し、平地は少なく山林で占められている。日生諸島があり、諸島中最大で岡山県内最大の鹿久居島をはじめ、曽島、鶴島、有人の頭島・大多府島・鴻島などがある。日生諸島及び対岸の小豆島(大部港)へは、日生港からフェリーが出ている。 主産業は漁業。漁港で魚介類を中心とした「五味の市」が開かれ県内はもとより京阪神からの客で賑わっている(火曜日定休日・祝日の場合は翌日)。またカキ養殖が盛んであり、カキオコとよばれる郷土料理で町おこしを行っている。 |
そうです。お目当ては、その「カキオコ」です。
以前↓これらの記事に登場していただいた「故旧」面々とご一緒でした。
●「故旧あい集いし森の青胡桃」
●「故旧相和す刻愉快節分草(こきゅうあいわすときゆかい せつぶんそう)
●「そのかみの十五の吾も仰ぎ見し大き銀杏はとこしえにあり」
●「故旧また集ひたる日や鹿を見つ」
日生町漁協の魚市場、「五味の市(ごみのいち)」の駐車場に集合し、市場内を少々散策ののち、企画者のヨシミさんお薦めのカキオコ店に向かいます。ヨシエさん、ヨシミさんのお二人が、何度か利用されて太鼓判を押すお店です。れっきとした「カキオコ認定店」です。
鉄板に面した席が空くまで、店内の待ち席でしばらく待ちます。いくつかのメニューのうち、「チーズカキオコ」を注文した4人が、まず鉄板前の席に案内されました。
こんな大きな牡蠣がたっぷり入ります。
次第に、おいしそうな焼き色になります。
このお店では、一枚のお好み焼きを二つに分け、片方はしょうゆ、片方はソースを塗るというのが、「研究」の末に到達した奥儀。
手前に出来上がったのが、しょうゆ味、奥の方で仕上げ中がソース味です。
まずしょうゆ味の半分をそのまま食べ、残りの半分は山椒を振りかけて食べる。次にソース味を半分食べ、残りは一味唐辛子を振りかけて食べる。というオススメの「作法」で食べると、4種類の味が楽しめる、、、とのこと。
写真を撮る余裕があったのはここまで。
美味しゅうございました。
満腹になったところで、少し移動し、備前市加子浦歴史文化館をたずねました。
「文芸館」
「資料館」
ともに、小規模ながら、郷土への愛着がにじみ出る展示に、しばし知的好奇心を刺激される時間を費やしました。とくに「文芸館」は、HPにこう紹介してあるとおりです。
昔 の蔵をイメージした造りになっている文芸館では、日生町で生まれ 育った人々で、郷土の誇りである人物を紹介しています。小説家とし て活躍した里村欣三、文学者である牧野大誓、画家の久保田耕民を中心とする「日生ゆかりの人々」の作品や遺品を展示しています。多感 な少年時代を日生町で過ごし、現在作曲家として活躍中の岡千秋さんのコーナーもお見逃しなく。 |
雨(ところにより雪)の予報でしたが、晴れてのどかな海が迎えてくれました。
続きは次回といたします。