木下透は私の高校時代の筆名です。
このコーナーは、今から40年以上も昔の、彼の高校時代の作品を、思い出すままに紹介することを趣旨としています。
拙劣さ、未熟さは、年齢の故と、寛容に受け止めていただければ幸いです。


 「喜劇 せるふ・こむぷれいせんす」のつづきで、かつ最終回です(連載3回目)。

 高校時代に書いた400字詰め原稿用紙130枚あまりの「作品」の、ほんの一部分を紹介します。

今回は、「えぴろーぐ」(終章)と名づけた一節です。

前回載せた「プロローグ」のあとには、「第一章」~「第六章」の、未完の物語が展開するのですが、それは自ら読み返すだに恥ずかしい、独りよがりの代物で、とても世間様にお見せするわけには参りません。(とにかく、「せるふ・こむぷれいせんす」とは、和英辞典で調べた「独善」の英訳ですゆえ。)

では、ブログ掲載の前後三回分は、世間様にお見せできるのか?と追及しないでくださいませ(汗)。

改めて読み返してみますと、やっぱり、四〇数年経っても、精神レベルはちっとも変わってないなと感じます。いや、むしろ、一七歳の自分にエールを送られているような気さえするのです。
いやいや、またまた独りよがりでした。