今日の記事には、不快画像(残酷画像)が含まれています。閲覧にはご注意ください。

先日、ジイジバアバと(8/14)孫たちと、深山公園を訪ねました。

夏の雲が勢いよく育っています。







ツクツクホウシが盛んに鳴いています。







今日のこれなあに?その1。



セミヤドリガの幼虫だそうです。




今日のこれなあに?その2。



























シマヘビに喰われるツチガエルでしょうか?

古い記事を引用しておきます。

芋の葉を日傘に幼き蛙哉







 彼らの姿、動き、表情は,見ていて飽きません。









カエルと言えば草野心平氏の詩を思い出す人も多いことでしょう。

「第百階級」という詩集の題名からして、市民を意味する「第三階級」(僧シェイエス)より、いっそう格段に底辺に生きる存在への共感が根底にある。カエルは、力弱く、心優しく、底辺に生きる存在であり、詩人もまたその同類なのでしょう。



「第百階級」から一編紹介しておきます。



ヤマカガシの腹の中から仲間に告げるゲリゲの言葉 草野心平             

  痛いのは当り前じゃないか。

  声をたてるのも当りまへだらうじやないか。

  ギリギリ喰はれているんだから。

  おれはちっとも泣かないんだが。

  遠くでするコーラスに合はして歌ひたいんだが。

  泣き出すことも当り前じゃないか。

  みんな生理のお話じゃないか。

  どてっぱらから両脚はグチヤグチャ喰ひちぎられてしまって。

  いま逆歯が胸んところに突きささったが。

  どうせもうすぐ死ぬだらうが。

  みんなの言ふのを笑ひながして。

  こいつの尻っぽに喰らひついたおれが。

  解りすぎる程当然こいつに喰らひつかれて。

  解りすぎる程はっきり死んでゆくのに。

  後悔なんてものは微塵もなからうじゃないか。

  泣き声なんてものは。

  仲間よ安心しろ。

  みんな生理のお話じゃないか。

  おれはこいつの食道をギリリギリリさがってゆく。

  ガルルがやられたときのやうに。

  こいつは木にまきついておれを圧しつぶすのだ。

  そしたらおれはぐちゃぐちゃになるのだ。

  フンそいつがなんだ。

  死んだら死んだで生きてゆくのだ。

  おれの死際に君たちの万歳コーラスがきこえるように。

  ドシドシガンガン歌ってくれ。

  しみったれいはなかったおれじゃないか。

  ゲリゲじゃないか。

  満月じゃないか。

  十五夜はおれたちのお祭じゃあないか。




今日のこれなあに?その3。

昨日、自然環境体験公園を時ジイジバアバと小3の孫と訪ねました。

冬の間はカモの群れが憩う池に、今見えるのは。

カイツブリ。



オオバン。



 

ウチワトンボ。





イトトンボ。











などですが、池の中州あたりから、猫のけんかの声のような大きな声が聞こえて来ます。

鳴かすまで猫が池を泳いでいけるかどうか、妻と議論になりましたが、結論を得られません。

と、池の水面をかなりのスピードで横切るものがあります。







トリミングしてみます。



最初、泳ぎ方からヌートリアかと思ったのですが、どうも違うようです。

以下、トリミング画像です。











写りが鮮明でないですが、どうも前方はウシガエルのように見えます。そしてそれをくわえて泳いでいるのは、細長くてしっぽも長い獣のように見えます。

しばらくして今度は逆方向に泳いでいく生物が、よく似た生き物のようです。



トリミングします。手前のオオバンの無効を泳いでいる生物は?



以前写したイタチの画像ですが、どうでしょう似ているような気がするのですが、、、。





ところで、ウシガエルは、名前の通り、通常モーモーと低い声で、牛に似た鳴き声で鳴きます。しかし、危急の際には、猫の威嚇の鳴き声に似た警戒音を発するそうです。youtubeに、その音声入りの動画を見つけ、まさにこの声だと納得した次第です。



最後に今日の写真です。地元の図書館付近からの眺めです。

この山は、名前を知りません。その形のおもしろさから、いつも気になる山です。



常山を、この方角から望みます。



手前はグラウンドです。ナイター設備などもあり、児童から少年、市民にも広く利用されています。小3の孫も、週二回ほど、ここで練習します。



今日はこれにて。