コロナが猛威を振るう中、75年目のヒロシマ原爆忌を迎えました。


ヒロシマでの記念式典の模様を、新聞はこう伝えています。



広島への原爆投下から75年の節目となる「原爆の日」を迎えた6日、広島市中区の平和記念公園で平和記念式典が開かれた。新型コロナウイルスの感染を防ぐため、規模を大幅に縮小。松井一実市長は核兵器禁止条約に賛同しない日本政府に署名・批准を求めたが、安倍晋三首相は昨年に続いて条約に言及しなかった。(中略)


松井市長は平和宣言で「『75年間は草木も生えぬ』と言われた。しかし広島は復興を遂げ、平和を象徴する都市になった」と強調。一方で国際的には核廃絶に向けた動きが不透明になっているとも指摘し、米国の「核の傘」に依存する日本政府に対して「核保有国と非核保有国の橋渡しをしっかりと果たすためにも、被爆者の思いを誠実に受け止めて核兵器禁止条約の締約国に」と求めた。


安倍首相はあいさつで「非核三原則を堅持しつつ、立場が異なる国々の橋渡しに努め、各国の対話や行動を粘り強く促す」と述べた。



今、コロナ克服に向け、国民(ひいては人類)の英知と総力を結集して有効な対策を打ち出すべき時、そのための国会開催要求をも拒絶し、10兆円ものコロナ対策予備費を懐にしまい込んだままひたすら逃げ隠れを続けてきたアベ首相。その無策・無能ぶりがあまりに恥ずかしくて、人に合わせる顔がないという殊勝な心境かと思いきや、相も変わらず核兵器禁止条約に基づく核なき世界秩序確立へと向かう世界の趨勢に、「唯一の戦争被爆国」を名乗って核大国擁護の障壁を買って出る厚顔無恥。お辞めください、殿!見苦しゅうござるぞ!!




先日の記事で、ラジオ体操を話題にした父の新聞投稿に触れました。こちらでも、例年より遅い夏休みが始まり、近所の公園でラジオ体操が始まっています。が、ちょっと覗いてみると、足もとが草ボウボウで、かわいそうなほど。少しでも緩和できればと、草刈りを試みてみました。田舎では、エンジン刈り払い機を使っているのですが、こちらでは子供だましのバッテリー式簡易草刈り機があるだけ。刈り払い能力もさることながら、バッテリーの持ちがシビアです。満充電しても、20分持たないレベル。2個のバッテリーを用意しての作業ですが、ちっともはかどりません。作業しては充電、充電しては作業のサイクルで、朝夕、暇を見ては何ラウンドかの作業を続けて、今日で四日目。最初の草むら状態と比べればましにはなっていますが、整備されたグラウンドにはほど遠い環境。まだ刈り残しだらけなのですが、子どもたちのラジオ体操は今週で一休み。夏休みの終わりの時期にまた再開するのだそうです。その頃にはまたまた夏草が勢いを増して、元の木阿弥になるだろうと思いながら、今朝も2ラウンドほどの作業で汗びっしょりでした。




県の年金者組合の新聞今月号に、こんな記事を載せました。いまのタイミングなので、ご紹介しておきます。



「♪夏に咲く花夾竹桃」という歌詞(藤本洋作詞・大西進作詞「夾竹桃のうた」)のとおり、原爆記念日の頃、炎天下の広島の街を彩るのがこの花です。ところで、八月五日は俳人中村草田男の命日。「草田男忌」と呼ばれます。「夾竹桃戦車は青き油こぼす」八〇年前の彼の句の不気味なリアリティが、アベ政治のもとで再び蘇ることのないよう祈ります。同い年で、共に「東大俳句会」出身の山口誓子にも、次の句があります。「夾竹桃荒れて台風圏なりけり」強い風と雨に、夾竹桃の茂みがゆさゆさと揺れるさまが目に浮かびます。




過去のブログ記事の焼き直しです。三題噺補遺 夾竹桃のこと(2014-08-03)




先日、M師から鳥写真入り暑中見舞いメールをいただきました。こんな鳥たちが手招きをしていました。


カイツブリの親子。ヒナが浮巣の上で育てられています。



ブッポウソウ、巣立ちが近いそうです。



アオアシシギ。



カルガモの親子。



精進を積んで、こんな写真を写してみたいと、いつものごとく思ったことでした。


ところで、昨日、後楽園を訪ねた際、偶然に蓮田のそばでカルガモを見つけました。


珍しくもないが、とりあえず、と思って写しておきました。



そして、近くのトンボなどを追いかけておりました。


真っ赤なトンボ。ショウジョウトンボかと思われます。




トリミング画像です。




チョウトンボ。



トリミング。



このハスは、一天四海(大名バス)。




井田の古代ハス(大賀ハス)は、もう花期が終わっていました。


さっきカルガモがいた畦を改めて良く見ると、、、



あのカルガモの奥の方に見えるのは、、、どうやら子どもたちではないですか。もはやヒナと言うには立派に育っていて、少年か若者と言った風情です。


が、しぐさや、産毛の様子などには、まだまだあどけなさが残っています。








鳥の手招きに心は惹かれますが、梅雨が明けたかと思えばこの暑さ。まったく閉口です。


M師のメールにこうありました。



コロナという疫病で社会生活が萎縮してうっとおしい毎日です。高齢者は特に注意しなさいと言うことで私は人の集まるところは避けもっぱら山間、 樹間、林間をうろついております。



「山間、樹間、林間」に憧れは尽きません。


今日はこれにて。