先月19日、上方落語の第一人者桂米朝師匠が亡くなられました。
上方の「お笑い」風の、アクの強さやくどさとはまったく対照的に、洗練された上品な高座が印象的でした。
私にとっては、運転中に車内で聴くCDの「お気に入り」の一つでもありました。
その米朝師匠の演目の一つに、「軽業」というのがあります。

特選!!米朝落語全集 第十九集 [DVD]

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喜六、清八という二人が、伊勢参りの道すがら、ある村に入ると、大変な賑わいで、白髭大明神の参道にの両側に、物売りの店が並んでいて、諸国の名物に人だかりができています。
横手に入るとムシロ掛けの怪しげな「見世物小屋」があり、客寄せの声に誘われて、二人は中へ入ります。
山から取れたばかりの「一間の大イタチ」
「天竺の白クジャク」
目が3つで歯が2枚の「タゲ」
など、珍しげな見せ物の正体は?