今日は一日中、いかにも「梅雨」らしい雨でした。
気温もあまりあがらず、4月～5月上旬並だとかで、過ごしやすい一日でした。
最近の三大ニュースは、①18歳選挙権可決・成立、②鹿児島県で今月の雨量が１２００ミリ超、浅間山に続き口永良部島で2回目の噴火、③紛失したかと懸念していたUSBメモリーを、マイカーの座席下で発見。
①は、自身が18歳の頃から、「要求」してきたことですから、遅きに失したとはいえ、当然の決定。ただ、当の18歳・19歳の諸君が、もてあまし気味なのは気がかり。
現に、ABさんたちは、政治的に未熟な若者を取り込んで、イッキに「改憲」やっちゃえと、2007年の国民投票法で投票年齢を18歳以上と定めたのでしたっけ。でも、彼らを信頼し、真に大人扱いすれば、18歳は立派に大人の判断と行動を示すもの。それは、世界の趨勢でもありますから。
文部科学省は、これまで抑制一辺倒だった高校生など若者の政治活動や「政治教育」への方針を、緩和・拡充の方向へと転換させてきています。
一方で、教科書に「政府見解を明記」するよう圧力をかけながら、他方で「政治教育の拡充」を唱えても、その腹の内は透けて見えていますが、主観的意図を越えて歴史のダイナミズムは進展するものです。選挙権の行使という体験は、ある種の「精神的鎖国」状態に囲い込まれている若者たち(若者達だけじゃないかも知れませんがね）に、社会のあり方や、人類史的な課題への関心を育てるきっかけにはなるはずです。いや、そうなって欲しいと、切に願います。
②は、天変地異と、社会現象とを安直に結びつけて、必要以上に恐れおののくのは不毛ですが、しかし、自然と社会の双方が人びとに及ぼす危険や苦難を、救いがたく致命的なダメージとするのか、それとも、ひとびとに、それを乗り越え立ち直る勇気と希望をはぐくむことができるのかは、政権担当者の姿勢や能力に大きくかかっていると、痛感します。
③は、私にとっての重大問題。仕事用のUSBメモリで、コツコツ作成して集積したデータが入れてありまし
た。わが家のパソコンに保存してあるファイルのコピーですから、元データが消滅したわけではありませんし、外部に漏洩して困る個人情報がらみのデータが含まれていたわけではありませんが、これがないと仕事がはかどりません。
外のお天気同様、ここのところ、気分が晴れませんでしたが、もしやと思って、探して見てよかった。
さて今日は、紫陽花のご紹介はお休みして、これなあに？
昨日、久しぶりに岡山城に登ってみました。
孫たちの関係したイベントのおこぼれで、入城招待券をもらっていましたので、いつもは下から見上げる天守の中を。久しぶりに見学してみたのです。城内の展示物は、多く撮影禁止の表示が出ておりますので遠慮して、もっぱら外の眺めをカメラに収めたのですが、、、。
上の写真は、もう少し広角で見てみると、、、。
シャチホコです。
眼下を流れているのは旭川です。
この方角、正面に県庁の建物が見えます。
川を挟んで対岸に見えるのが、中州を利用して作られた後楽園です。
後楽園を鳥瞰します。
AFボーグで除いてみます。
井田（せいでん）に、稲苗が植えられていて、6月らしい風情です。
ピンクのハスの花が咲き始めています。
これは、大賀ハス(古代ハス）ですね。
大賀ハスについては何度か記事にしましたが、まとめ的な記事は
こちらです。
遠くに見えるのは、なだらかな岡と山ですね。
さすが岡山と、他地方出身の友人が、この山並みを見て感心していたのを思い出します。
今日の付録。
築城当時からこんな装飾があったのでしょうか?