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思うとおりには行きません、の巻 [折々散歩]

先日、M師が、例のごとく写真付きの「最新野鳥情報」を送って下さいました。「ブップソウ」や「サシバ」など、難易度の高い相手は、さしあたり、「高嶺の花」「垂涎の的」と、見あげてよだれを流すにとどめておいて、とりあえずすぐにでも見に行けそうなのはこれでしょうか?


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(上はM師撮影のタンチョウの親子)


「自然保護センターでタンチョウの雛が孵りました。子供は何でも可愛いですね。」とありました。


緊急事態宣言中、駐車場もろとも閉鎖されていたことを知っていましたので、その旨お尋ねしたところ、6月21日から開園とのことです。そう言えば20日の宣言解除にあわせて、後楽園も開園しているようですし、県立図書館の開館は一昨日実際に確かめました。久しぶりに、やっと、自動車運転中に聞くCDを借りることができました。


昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー 671)

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー 671)

  • 作者: 半藤 一利
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2012/01/01
  • メディア: Kindle版



永久保存版 半藤一利の昭和史 (文春ムック)

永久保存版 半藤一利の昭和史 (文春ムック)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2021/02/17
  • メディア: ムック



わたしのグランパ (文春文庫)

わたしのグランパ (文春文庫)

  • 作者: 康隆, 筒井
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/10/06
  • メディア: 文庫



[オーディオブックCD] 筒井康隆 著 「文学部唯野教授 」(CD10枚)

[オーディオブックCD] 筒井康隆 著 「文学部唯野教授 」(CD10枚)

  • 作者: 筒井康隆
  • 出版社/メーカー: ことのは出版
  • 発売日: 2008/05/12
  • メディア: CD


「昭和史」3巻、4巻と、筒井康隆「文学部唯野教授」3、4、それと筒井康隆つながりで「わたしのグランパ」(三枚組)を借りてきて、早速昨日は郷里までの往復120kmのドライブの間中、また今日も外出のたびに聴き続けています。


 


昨日は、畑仕事に精出すつもりで、郷里に出かけ、帰り道に自然保護センターに立ち寄る計画でした。ところが、なかなか事は思うとおりには運ばず、畑の耕耘作業を始めて小一時間もせぬうちに、耕運機が私のコントロールを脱し、勝手な動きを始めました。ちょうど棚田状の耕地(もとは水田でしたが現在は畑として利用)の、畦際の草を畑の中にすき込む作業中だったのですが、畦際の草は深く根を張っており、逆に畑の中央寄りの部分は雨後の軟らかい土であることから、左右の車輪の回転に差が生じたせいでしょうか、耕運機が畦を乗り越えてなおも疾走しようとするので、仕方なくとっさに手を放したのです。すると、高低差一メートルほどの石垣で区切られた下の段まで、真っ逆さまに転落。強く車体をぶつけて停止しました。


見ると、車体が大きく歪み、操作部が外れて元の位置に戻せない部分もあります。試しにエンジンをかけてみますと、起動はするのですが、耕耘も走行も言うことを聞きません。仕方なく、家まで押して帰り、修理を依頼してもらいました。


思わぬアクシデントに見舞われるものです。




一日の計画にケチがついたので、挽回を果たそうと、帰り道、自然保護センターに向かいます。


確かに、親鶴らしいカップルは見えましたが、雛が見当たりません。時間を改めてもう一度見に来るつもりで、少し足を伸ばし、「湿性植物園」まで坂道を登ります。陽射しが強い上に、マスクをかけて歩くと、なかなかきついです。


お目当ては?


そうです。ハッチョウトンボに会えるといいな、、、と思ったのでした。


大汗と息切れの甲斐あって、見つけることができました。先のヒイゴ池とは違って、沢山見つけました。しかも、オスばかり。


これで、一日の屈託は、ずいぶん晴れました。来てみてよかった。


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こんな糸蜻蛉もいました。よく見るタイプに比べて大柄です。


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ベニシジミも写しておきます。


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こちらはヒカゲチョウでしょうか?


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ヒツジグサらしき花も咲いていました。


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もう一度、タンチョウの親子がいるはずの場所を訪ねてみましたが、残念、今度は親の姿もありません。夕方になると別の場所に移されるのでしょうか?これは心残りでした。


そんな時、フェイスブックが、例によって過去の投稿を知らせてくれました。7年前の今日の投稿だそうです。


岡山県自然保護センターのタンチョウにヒナが生まれていると、先日、M先生が写真添付のメールをくださいました。余りに可愛いので、見に行ってきました。

母鳥は「すず」平成8年5月18日生まれ。

父鳥は「あられ」平成8年6月4日生まれ。

雛は、今年の6月6日生まれ(名前募集中)だそうです。

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今日はこれにて。


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コメント 8

ハマコウ

耕運機の故障は残念ですが、けががなくて何よりでした。なんとかなると思って、最後まで踏ん張ってしまい、けがをしてしまいそうになることがあります。先日は、耕運機をもってバックしているときに、電柱に挟まれそうになりました。まず自分の安全を優先させなければと、改めて思いました。
by ハマコウ (2021-06-26 07:57) 

kazg

ハマコウ様
ご心配ありがとうございます。
>なんとかなると思って、最後まで踏ん張ってしまい、けがをしてしまいそうになる
>まず自分の安全を優先させなければ
まったくおっしゃるとおりです。サッサと諦めて手を放したのが正解だったと思って慰めてます。
by kazg (2021-06-26 08:14) 

momotaro

旺盛な意欲的に敬服します。私なんかしなきゃならないことに追われているだけですから。
耕運機暴走の件、お怪我をなさらなくてよかったですね。確かに思い通りにいかないこともたまにはありますよね。
by momotaro (2021-06-28 04:10) 

kazg

momotaro様
>しなきゃならないことに追われているだけ
いえいえ、私などは「しなきゃならないこと」はそっちのけ、さきのばしにしながら、「したいこと」をとにかく優先させる日々です。それでも、やはり「しなきゃならないこと」の圧力に追い立てられる思いはつきまといますが、、、(汗)
耕運機のこと、友人知人からもいろいろ心配いただき、事故や事故寸前の話題も他人事でなく聞きました。怪我がなかったことがラッキーと噛みしめています。

by kazg (2021-06-28 10:20) 

風船かずら

耕運機は災難でしたね。
イトトンボ、何十年みていないか、なつかしいです。それにしても美しい自然の写真の数々いやされますね。 

by 風船かずら (2021-06-29 13:23) 

kazg

風船かずら様
ありがとうございます。
本の整理、私にとっても難問です、、、、私の場合、読まないまま積んである本、読んだけれど内容はおぼろになったまま積んである本、読んだか読まないかも忘れたまま積んである本を、どうすればいいか、いい知恵も浮かばず、ペラペラページをめくってはまた元に戻すようなことを繰り返しています(汗)風船かずら様のように、その本への批評や感想、印象を書き留めておくこともできないので、莫大な紙の集積でしかない「粗大ごみ」を前に、無力感とともに茫然と立ち尽くすことがしばしばです。それでもなおまだ、読む機会があるかもと思い直してみるような、諦めの悪さです(笑)カメラを持って外を歩いている間だけは気が紛れるのですがーー(笑)
by kazg (2021-06-29 18:06) 

牛やん

耕耘機の故障は残念ですが、怪我が無くて良かったですね。左右の回転の差でそうなるのですね。私は、農業の手伝いをしていると言いながら、耕耘機を使うこともほとんどないのでわかりませんが、暴走を始めた時の安全装置とか、何かないのでしょうか。修理屋さんは詳しいですから、訊かれてはどうでしょうか。・・・農業機械の事故ついでに、たまにトラクターの横転で死亡者が出る場合があります。傾斜地での横転です。私は、資金難の息子に中古トラクターを買い与えましたが、運転席の上にバーがあるものにはこだわりました。今は、エアコン付き運転席のトラクターが主流ですが、弱小農家は手が出せません。・・・それにしても、山本さんはよくご実家の面倒を見られていて敬服します。農作業にはくれぐれもお気を付けください。参考にさせてもらいます。



by 牛やん (2021-06-30 16:19) 

kazg

牛やん様
>暴走を始めた時の安全装置
私が使っている耕運機は、自走式の、運転席があるようなタイプではなくて、手でハンドルを支えながら押していくタイプのものですから、操作は極めて単純です。グリップを握ればクラッチがつながり、放せば切れます。ですので、「暴走」を止めるには、グリップを解放すればOKなのですが、いざとなると固く握りしめてしまい、グリップを緩めることが難しいのです。手元のボタンを押せば、すぐにエンジンがストップするようになっていますが、落ち着いてこの停止ボタンを押すためにも、片手をはなさねばならず、慌てると間に合いません(汗)
トラクターなどの横転事故の話は、こちらでもしばしば聞きます。アスファルトの平らな道路を走るのではないので、大変危険ですよね。

by kazg (2021-06-30 18:37) 

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