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うそ!ほんと? [折々散歩]

 週末は、パソコンの前に座っている時間は長かったのですが、ブログ更新のゆとりがなく、今日がしばらくぶりの更新です。
きのうは、田舎の実家に行ってきました。去年の今日が、娘の結婚式でした(記事はこちら)が、父が肺炎による入院の直後で、老父母は出席できなかったことを思いだしたりしました。

 去年はこの時期、思いがけない大雪が降って、大阪から帰ってくる末っ子夫婦の交通安全が心配だったことも思い出されます。 一年を、皆まず無事で迎えられたことに感謝です。

さて、ちょっと食事と買い物に出かけた先のすぐ近くに、夏に父が骨折入院でお世話になった医院があります。その遙か向こうに、雪をかぶった山並みが陽を浴びて輝いていました。中国山地の高峰、那岐山、後山などの峰々です。建物や電柱の影になって、この場所からは全体像を眺望することはできませんが、運転中に車窓から「雪山」を眺められる場合があります。

S0721825.jpg
 

駐車中、車のフロントガラスから、スズメが屋根瓦の隙間で遊んでいるのを写してみました。

またまた、スズメのアップ写真を写してみたくなりましたが、昨日は散歩できずに日が暮れました。。
S0681817.jpg
 
今朝は、少しお天気が良さそうなので、どこかへ出かけようかなと考えている時、先日のM氏からの情報を思い出しました。
こんな鳥が来ているそうです。
 かやくぐり(M師撮影) 。
kaya.jpg
 
まだ、見たことも写したこともありませんので、心引かれていましたが、やっと時間が取れそうですので、出かけてみました。
幸先よく、こんなに近くでスズメが遊んでいました。
深山公園のスズメ

深山公園のスズメ

 


 
ビンズイも群れて遊んでいます。
これでは 、どこにいるかわかりますか?
深山公園のビンズイ
トリミングして拡大してみます。
trimS0041847
 ホオジロです。
 
深山公園のホオジロ

深山公園のホオジロ
そして、いましたいました。ルリビタキ♂。
でも、きょうは FUJI FINEPIX s1のご機嫌が悪く、こんなピンぼけ写真の量産でした。
S0101883.jpg

 

 

 finepix s1で、見られるのはこのレベルでした。ピントさえ合ってくれれば、文句はないのですが、、、。

深山公園のルリビタキ♂

それともう一つ、ファインピクスのメモリー切れでトホホ×2でした。

今日一緒に持ち歩いていたのは、やや旧機種のOLYMPUS E620 +zuiko70-300mm。なぜか、最近写りに不満が多いのですが、この際そんなことは言ってられません。

「数打ちゃ当たるかも?」と連写しまくりましたら、意外に嬉しい画像が残せました。

実は私、ルリビタキ♂は、枝かぶりか、暗所でのノイズだらけ のものしか写したことがありません。

その意味では、今日は明るいところで姿を見せてくれましたので、 ラッキーなことに「人生最高」のルリビタキ写真になりました。

深山公園のルリビタキ♂

 
深山公園のルリビタキ♂

深山公園のルリビタキ♂

 

深山公園のルリビタキ♂

 
深山公園のルリビタキ♂

深山公園のルリビタキ♂
 
そして、なんと言うことでしょう。こんな鳥が近くの木枝に2~3羽止まって、新芽をかじっていました。

 

深山公園のウソ

 

うそ~!ほんと?と、つい口ずさみました。
 

深山公園のウソ

 

これがウワサの「ウソ」ではないでしょうか?

深山公園のウソ


 

深山公園のウソ

「和名の由来は口笛を意味する古語『うそ』から来ており、ヒーホーと口笛のような鳴き声を発することから名付けられた。」と、ウィキペディアにはあります。

 

そういえば、 「平然として言う。」 「豪語する」などの意味にも用いる「うそぶく」という言葉が、古文では「口笛を吹く、口をすぼめて音を出す」などの意味で使われていましたね。

「この蛍をさし寄せて、包みながらうそぶき給へば」〈宇津保・内侍督〉
「木の根とり うそぶき登り」〈万葉集、高橋虫麻呂歌集〉
後者は、次の歌の一節だそうです。


検税使大伴卿、筑波山に登る時の歌一首 并せて短歌

衣手(ころもで) 常陸(ひたち)の国の 二(ふた)並ぶ 筑波の山を 見まく欲り 君来ませりと 暑けくに 汗かき嘆(なげ)げ 木の根取り うそぶき登り 峰の上を 君に見すれば 男神(をかみ)も 許したまひ 女神(めかみ)も ちはひたまひて 時となく 雲居(くもゐ)雨降る 筑波嶺(つくはね)を さやに照らして いふかりし 国のまほらを つばらかに 示したまへば 嬉(うれ)しみと 紐(ひも)の緒(を)解きて 家のごと 解けてぞ遊ぶ うち靡(なび)く 春見ましゆは 夏草の 茂くはあれど 今日の楽しさ

反歌

今日の日にいかで及(し)かめや筑波嶺に昔の人の来けむその日も

 


【解釈】常陸の国に、二つに並ぶ、筑波の山が見たいと、あなた様がおっしゃるので、暑いさなかに、汗をかきフーフー言いながら 木の根をつかんで、口をすぼめて苦しい息づかいで登って、峰の頂上をあなた様にお見せしたら、(山を治める)男神はお許しになり、女神も加護くださった。いつもなら雲がかかって雨が降る筑波の山を、くっきり照らして、はっきりと見ることが適わない国のすばらしい景色を、細かに見せてくださった。うれしくて衣の紐をゆるめ、家に居るときのように、くつろいで遊ぶ。“打ち靡く”春に見るのも良いものだが、京都言おう陽は今日という日は、夏草が生い茂ってはいるけれど、本当に楽しいことだ。

反歌

今日の日にどうして及ぼうか。筑波嶺に昔の人が遊びに来たとかいうその日も。 いやいや、今日の日の楽しさが最高だ。

 

 


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