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春分の日に春分の日を考える、の巻 [今日の暦]

きょうは春分の日。

 ウィキペディアには、「春分の日」をこう解説してありました。
春分の日(しゅんぶんのひ)は、日本の国民の祝日の一つであり、春分日(天文観測により春分が起こるとされる日)が選定される。通例、3月20日から3月21日ごろのいずれか1日。

しばしば、「昼と夜の長さが同じになる。」といわれるが、実際は昼の方が長い。詳細は春分を参照のこと。また、本項において、国民の祝日となる日を「春分の日」、天文学上の春分が生じる日を「春分日」と区別する。

国民の祝日

「春分の日」は、日本の国民の祝日の一つである。1948年(昭和23年)に公布・施行された国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年法律第178号)によって制定された。祝日法第2条では「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」ことを趣旨としている。「春分の日」の日付については後述。

休日としては、1878年(明治11年)改正の年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム(明治11年太政官布告第23号)による春季皇霊祭から続くもので、1947年(昭和22年)に廃止される休日ニ關スル件(昭和2年勅令第25号)までこの名称だった。

(中略)

日付

「春分の日」の具体的日付は、たいてい3月20日から3月21日ごろのいずれか1日となる。祝日法の上では「春分の日 春分日」つまり同法上の「春分の日」を「春分日」とすることのみが規定され、日付は固定されていない。実際の各年の「春分の日」は、国立天文台が作成する『暦象年表』という小冊子に基づき閣議において決定され、決定する日の前年2月第1平日付の官報で暦要項として公告される。すなわち、天文学における「春分日」は、天文観測に基づいて地球の運行状態などが変わらないと仮定できる範囲で2年後以降のものも計算により特定できるが、国民の祝日としての「春分の日」は前年の2月にならなければその通りとまでは確定できない。ただし、これまでのところ天文計算によって求められた「春分日」以外が「春分の日」とされたことはない。


読んでもよくわかりません。けっこうややこしいのですね。

国立天文台のHPにこんな記事がありました。

まず、春分の日・秋分の日はいつどのようにして決まるのでしょうか。

祝日としての春分の日・秋分の日は、前年の2月1日に、春分の日・秋分の日の日付が書かれた「暦要項(れきようこう)」が官報に掲載されることによって、正式決定となります。例えば、2001年2月1日の官報には、2002年の春分の日・秋分の日が書かれた暦要項が掲載されています。逆に、それより前には、春分の日・秋分の日は「まだ正式には決まっていない」ということになります。(ただし、行政機関の休日には官報が発行されませんので、2月1日が該当する場合には翌日以降の掲載となります。)

しかし、カレンダーを作っていらっしゃる方や、何年か分の行事予定を立てられている方などの中には、来年、あるいはさらに先の年の春分の日・秋分の日を知りたいと思っている方はたくさんいらっしゃるようです。実際、「正式決定でなくてもよいので、もっと先の春分の日・秋分の日を教えてほしい」というご要望をいただくことがよくあります。

日本の祝日を定めている「国民の祝日に関する法律」によれば、春分の日は「春分日」、秋分の日は「秋分日」を採用するとされています。「春分日」「秋分日」というのは天文学上の呼び名で、次のように定義されています。

太陽は星々の間を移動していて、その通り道を「黄道」といいます。また、地球の赤道を天にまで延長したものを「天の赤道」といいます。黄道と天の赤道は、お互いが傾いているために2点で交わり、その交点のうちの一方を「春分点」、もう一方を「秋分点」と呼びます。そして、太陽が春分点・秋分点の上を通過する瞬間がそれぞれ「春分」「秋分」と定義され、「春分」「秋分」を含む日のことを、それぞれ「春分日」「秋分日」と呼ぶのです。

地球の運行状態などが現在と変わらないと仮定すると、将来の春分日・秋分日を計算で予想することができます。計算結果を下に載せておきます。ただし、地球の運行状態は常に変化しているために、将来観測した結果が必ずしもこの計算結果のとおりになるとは限りませんので、あくまで参考としてご覧になってください。
表1 西暦2000~2030 年の春分日・秋分日 西暦年 春分日 秋分日
2000年 3月20日(月) 9月23日(土)
2001年 3月20日(火) 9月23日(日)
2002年 3月21日(木) 9月23日(月)
2003年 3月21日(金) 9月23日(火)
2004年 3月20日(土) 9月23日(木)
2005年 3月20日(日) 9月23日(金)
2006年 3月21日(火) 9月23日(土)
2007年 3月21日(水) 9月23日(日)
2008年 3月20日(木) 9月23日(火)
2009年 3月20日(金) 9月23日(水)
2010年 3月21日(日) 9月23日(木)
2011年 3月21日(月) 9月23日(金)
2012年 3月20日(火) 9月22日(土)
2013年 3月20日(水) 9月23日(月)
2014年 3月21日(金) 9月23日(火)
2015年 3月21日(土) 9月23日(水)
2016年 3月20日(日) 9月22日(木)
2017年 3月20日(月) 9月23日(土)

2018年 3月21日(水) 9月23日(日)

(以下略)


ちなみに、国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)の定めはこうです。

第2条
「国民の祝日」を次のように定める。

元日1月1日年のはじめを祝う。
成人の日1月の第2月曜日おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。
建国記念の日政令で定める日建国をしのび、国を愛する心を養う。
春分の日春分日自然をたたえ、生物をいつくしむ。
昭和の日4月29日激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。
憲法記念日5月3日日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。
みどりの日5月4日自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。
こどもの日5月5日こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
海の日7月の第3月曜日海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。
山の日8月11日山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する。
敬老の日9月の第3月曜日多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。
秋分の日秋分日祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。
体育の日10月の第2月曜日スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう。
文化の日11月3日自由と平和を愛し、文化をすすめる。
勤労感謝の日11月23日勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。
天皇誕生日12月23日天皇の誕生日を祝う。


善良な国民としましては、「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」という法の定めの通り今日一日を過ごす所存です。

朝のゴミ出しをかねて、朝散歩。昨日と同じようなコースをたどってみます。

手前にシルエットで写っているのがコブシの木。小川を挟んで正面にソメイヨシノの並木道が続いています。遠い連山の陰から、朝日が顔を出します。



大きな花を咲かせている枝もあります。




こちらは、モクレンのツボミ。



真ん中の木がモクレンです。



これは別のモクレンの木です。ご近所のオタクの庭にそびえています。大きな白い花弁がつぎつぎとひらきはじめています。



野菜の黄色い花が朝日を浴びています。



路傍のヒメオドリコソウ。今日も霜を宿しています。



ピンクの木瓜のつぼみ。





 ご近所のスノーフレーク。



キタテハですか?日中暖かくなると、蝶の姿をちょくちょく見かるようになりました。



拡大します。



ツグミは、依然としてよく姿を見せます。



農機具と並んで、なんか面白い気がしました。



先日、M師から、大変珍しい種類のツグミの情報を教えていただきました。

図鑑にも載ってない珍しい鳥だそうです。

まずこれは、ギンムクドリというそうです。











そして、これはカラムククドリだそうです。







撮影はM師。著作権もM師に属しますから画像のコピーはお控えくださいね。撮影場所は、ご友人のお庭だそうです。驚きです。

「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」ことへの、思いを強くしたことです。

ところで、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ためには、普天間基地の辺野古移設、駄目でしょう。ジュゴンだけじゃない、美しい沖縄の自然と生物にとってメーワクこの上なし。もちろん、県民のくらしや安全にとっても、、、、。

オスプレイの飛行訓練、駄目でしょう。

osupureihikou.jpg


共産党山下芳生議員の国会質問(3/13)によると、CV22オスプレイの横田基地配備にあたり、2015年に米軍が作成した環境レビューには「鳥類は飛行場周辺における巣作りをやめる可能性が高く、他の場所に巣を作るだろう」と記載されている由。「鳥類はいなくなるけど、他で巣をつくるからいいんじゃないのと。こんな無責任な環境レビューはない」(山下氏)。まったくです。

無差別空爆、駄目でしょう。昨日の記事にも書きました。戦争は最大の自然破壊です。平和実現の道を探ることこそ最大の自然愛護、生命尊重でしょう。

とくに、最大の自然破壊兵器は、なんといっても核兵器です。核なき世界実現へと向かう世界の流れに、唯一の被爆国日本の政府が消極的?駄目でしょう。

原発再稼働、駄目でしょう。「自然」と「生物(人間を含む)」への壊滅的な損害は、取り返しがつきません。

またまたとりとめのない素人政治談義に終わった春分の日でした(汗)。

夜になってから、かなり大きい雨だれの音がきこえています。春に一歩近づくのでしょうか?春だというのに、インフルエンザ罹患者がまた増えました。小三の孫が熱を出し、休日診療医を受診したところ、やはりA型だそうです。恐るべしインフルエンザですね。

きょうはこれにて。


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コメント 7

momotaro

春分の日に随分春分の日を考えてくださいましたねぇ、まずそのことに敬意と感謝を!
春分日と春分の日、それぞれについて正しく知ることができました。また
kazg さんがいかに生物をいつくしむ、国民のお手本のような善良な方であるか、すでに私たちの知るところではありますが、よくわかりました。
それにひきかえ、政治のやることは、生物をいつくしむことに反することがいかに多いか、よくわかりました。考え直して欲しいことばかりです。変な学園を応援している暇などないはずです。
座布団あるだけ差し上げたい記事です!
by momotaro (2017-03-21 06:30) 

kazg

momotaro様
いやはや、くすぐったくて、、、、身を隠すために大きな穴を掘っています。座布団はありがたく頂戴いたします(笑)
by kazg (2017-03-21 08:07) 

majyo

Mさんの小鳥たちは見た事無いのばかりです
珍しいのを撮れるのはご存じだからでしょう
オスプレス横田に配備されますね
いずれ見る機会も出てくるでしょう。悔しい!
直線距離で離れていないのです
自然破壊する戦争や核兵器、原発と
無くしたいです。日本が先頭に立って
毎夜のごとく素人政治談義です。こちらも・・・・

by majyo (2017-03-21 19:46) 

kazg

majyo様
横田。首都圏のど真ん中ですものね。
ン千万人の人たちの頭上を、我が物顔で飛ぶのですね。
それでもおとなしく受忍する寛容な国民だと見くびられているのでしょうかねえ。
「毎夜のごとく素人政治談義」おかげさまで、励まされております。いつも。
by kazg (2017-03-21 20:44) 

cyoko1112

こんばんは。
春分の日は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」日なんですね。

チョコ君家の庭にも蝶が飛んでます、春だな~~。
by cyoko1112 (2017-03-22 21:19) 

cyoko1112

こんばんは。
春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」日なんですね。

チョコ君家の庭にも蝶が舞っています、春だな~~。
by cyoko1112 (2017-03-22 21:22) 

kazg

cyoko1112 様
蝶と戯れるチョコ君、かわいいでしょうね。春ですね。
by kazg (2017-03-23 06:31) 

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