郷愁の津山路 [家族]
この夏、大腿骨骨折で入院・手術していた八十七歳の父は、退院後すっかり回復して、杖をついたりつかなかったりの状態で自力で歩けるし、自分で自動車を運転して、買い物などの用を足せるようにもなりました。先日は、車を運転して片道20km離れた行きつけの病院に、内臓関係の検査に行ってきたそうですが、今日はその結果説明があるということで、同行しました。
小高い丘の上にある津山中央病院という病院です。
ハナミズキの実が真っ赤です。
この同じ場所には、以前、国立療養所津山病院がありました。父は若い頃結核でここに入院していたことがありました。記憶はうっすらとしか残っていま
せんが、幼時の私も母に連れられて見舞いに来たことがあるようです。何でも、長々と坂道を歩いて登ったような記憶が、ぼんやりと残っています。アルバムに
貼られた当時の写真を見て、後で作り上げた記憶だったかも知れません。
国立病院統廃合の流れの中で、この津山病院も、1997年12月1日、財団法人へ移譲され、現在の津山中央病院へと運営が引き継がれているそうです。
時間待ちの間、少し近所を散歩してみました。
この病院の足もとを流れている川は加茂川です。土手には桜並木が続き、春には見事な眺めが期待されますが、今は枯れ寂びた景色が広がっています。
川原には、ススキが揺れ、冬の日を反射する川面には、水鳥の姿があります。カルガモのようです。
ほぼ川に平行に走っているのは、JR因美線でしょうか。単線です。
何か郷愁をくすぐる景色です。
道端の民家のツタの葉に目がとまりました。
さて検査結果ですが、医師の説明によると、なおしばらく様子を見守りましょうということで、まずは落着。次は4月の予定です。
実家付近でジョウビタキを見ました。
柿の木にはヒヨドリがいました。
今日はここまで。ご覧いただきありがとうございました。
お早うございます。
お父様お元気になられた様子で良かったですね。
ヒヨドリと柿の木って冬の定番かな。^^;
by doudesyo (2014-11-14 07:32)
お父さま、歩けるようになって本当によかったですね。
ご本人も、ご家族も、ほっとされていることと思います。
転んで怪我をしないように、気を付けてお過ごしください!
by 森田惠子 (2014-11-14 13:03)
doudesyo 様
ご心配いただきありがとうございました。
ヒヨドリは、旺盛な食欲で、騒がしく、木の実や野菜を食べ尽くしますので、農家の方などにとっては迷惑な鳥ですが、愛らしい姿をしていますね。
by kazg (2014-11-14 14:13)
森田惠子様
ありがとうございます。
本当に、年を重ねると、転倒はつきものですので、自戒しつつ過ごしたいと思います。
by kazg (2014-11-14 14:18)