「展望レストラン」再訪、の巻 [折々散歩]
久しぶりの雨です。
昨日タマネギの苗を植え付けたので、ありがたい雨と言えます。今日は何十年ぶりかの巨大なスーパームーンが見えるはずの日だそうです.
去年、一昨年のスーパームーンの話題は、この記事に書きました。
◇夜は更けて超満月を肴かな
◇超満月賞でつつ手術の父を待つ
でも、今年はあいにく雨のためお流れになりました。
徒然草の一節が浮かびます。
これに対して、江戸時代の国学者本居宣長は、こんないちゃもんをつけてます。
「隈なき」月は見損ねましたが、明日は「スーパー十六夜」が見えるそうです。
今朝は、肺手術後の経過観察のための三ヶ月おきの診察日でした。レントゲンを撮って、短時間の診察を受けるだけですが、変化なしで、まずは安心。
昼ご飯には早いので、蓮田経由で帰りました。
ここで、またまた記事の訂正です。
先日の記事◇突として鴫の群舞や枯蓮田で、タカブシギの群れとしてご紹介したのは、「ハマシギ」ではないかと、M氏が教えてくださいました。
コチドリとしたのは「メダイチドリ」ではと、 yamagara22様が指摘してくださいました。
つくづく見分けがつきません。
今日も、柳の下のドジョウを求めて訪ねてみましたが、シギチの姿はまったく見あたりませんでした。
このカモがいました。ハシビロガモでしょうか。
電線にモズ。
これはスズメ。
羽根をくわえています。おしゃれ。
電柱に止まっているこれはトビ?
今度はこんなのが飛んできて電柱に止まりました。
別の電柱に飛んできたこの鳥は、大きな魚をつかんでいました。
トリミングして部分的に拡大してみます。
この記事で紹介した「展望レストラン」とほぼ同じ場所です。
◇霜の朝ミサゴの展望レストラン
きょうはこれにて。
昨日タマネギの苗を植え付けたので、ありがたい雨と言えます。今日は何十年ぶりかの巨大なスーパームーンが見えるはずの日だそうです.
去年、一昨年のスーパームーンの話題は、この記事に書きました。
◇夜は更けて超満月を肴かな
◇超満月賞でつつ手術の父を待つ
でも、今年はあいにく雨のためお流れになりました。
徒然草の一節が浮かびます。
花は盛りに、月は隈(くま)なきをのみ見るものかは。雨に向かひて月を恋ひ、垂れ込めて春の行方知らぬも、なほあはれに情け深し。 【地方語訳】 桜の花は満開を、月は曇りのねえもんだけを見るもんじゃろうか、いや、そんあこたあねえ。 降りようる雨に向こうて月を恋い慕うたり、簾を垂れえて部屋の中に閉じこもり春が暮れていく行方を知らずにおるのも、やはりしみじみ趣が深いことですなあ。 |
これに対して、江戸時代の国学者本居宣長は、こんないちゃもんをつけてます。
兼好法師が徒然草に、 「花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは。」 とか言へるは、いかにぞや。 いにしへの歌どもに、花は盛りなる、月はくまなきを見たるよりも、花のもとには風をかこち、月の夜は雲をいとひ、あるは待ち惜しむ心づくしをよめるぞ多くて、心深きもことにさる歌に多かるは、みな花は盛りをのとかに見まほしく、月はくまなからんことを思ふ心のせちなるからこそ、さもえあらぬを嘆きたるなれ。いづこの歌にかは、花に風を待ち、月に雲を願ひたるはあらん。さるを、かの法師が言へるごとくなるは、人の心にさかひたる、のちの世のさかしら心の、つくりみやびにして、まことのみやび心にはあらず。 【地方語訳】 兼好法師の徒然草に、「桜の花は満開を、月は曇りのねえもんだけを見るもんじゃろうか、いや、そんあこたあねえ。」とか言うとるのは、どねえなもんじゃろうか? 昔の歌に、花は満開を、月は無欠の満月を見たのよりかは、花を散らす風を嘆き、月の夜は雲を嫌がり、あるいは待ったり惜しんだりする気持ちを詠んだ歌が多くて、特にそういう歌に趣深いのが多いゆうのは、誰もがみな、桜は満開を心のどかに見たいし、月は満月を願う心が切実じゃからこそ、そうできんことを嘆いとるんじゃろう。花に風が吹くのを待ち焦がれたり、月に雲がかかるのを願う歌が、どこにあろうにい。あの法師が言うとるようなことは、人の心に逆ろうた、のちの世の賢こぶった心の、つくりもんの風情であって、本当の風流心じゃあねえ。 |
「隈なき」月は見損ねましたが、明日は「スーパー十六夜」が見えるそうです。
今朝は、肺手術後の経過観察のための三ヶ月おきの診察日でした。レントゲンを撮って、短時間の診察を受けるだけですが、変化なしで、まずは安心。
昼ご飯には早いので、蓮田経由で帰りました。
ここで、またまた記事の訂正です。
先日の記事◇突として鴫の群舞や枯蓮田で、タカブシギの群れとしてご紹介したのは、「ハマシギ」ではないかと、M氏が教えてくださいました。
コチドリとしたのは「メダイチドリ」ではと、 yamagara22様が指摘してくださいました。
つくづく見分けがつきません。
今日も、柳の下のドジョウを求めて訪ねてみましたが、シギチの姿はまったく見あたりませんでした。
このカモがいました。ハシビロガモでしょうか。
電線にモズ。
これはスズメ。
羽根をくわえています。おしゃれ。
電柱に止まっているこれはトビ?
今度はこんなのが飛んできて電柱に止まりました。
別の電柱に飛んできたこの鳥は、大きな魚をつかんでいました。
トリミングして部分的に拡大してみます。
この記事で紹介した「展望レストラン」とほぼ同じ場所です。
◇霜の朝ミサゴの展望レストラン
きょうはこれにて。
2016-11-14 20:17
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今夜は雨でスーパームーンは見れず、残念です。
頭の白い猛禽はミサゴではないでしょうか!
当地ではあまり見れないので羨ましいです^^
by 美美 (2016-11-14 21:21)
美美様
はい。どうやら、ミサゴのようですね。
近くの川で大きな魚をとらえてきたらしいですね。
by kazg (2016-11-14 21:45)
ミサゴは魚を取るのが上手らしいですね、テレビで見たんです。
こちらではまず見ないですね、見れるのは鳶くらいですね。
by 馬爺 (2016-11-15 09:44)
馬爺様
そうなんです。
中空からざぶんと潜水して、大きな魚をわしづかみにします。今シーズンはまだ、漁の場面に遭遇しません。寒い季節に、またみられるかもしれないと期待してはいますが。
by kazg (2016-11-15 21:40)
兼好と宣長、面白いですね
人間自己主張したいですからね、
通説ができると異論が出される、それもまた変だと異論に異論・・・ですね
地方訳がいいですね
by momotaro (2016-11-18 06:07)
momotaro様
宣長の議論展開は、なかなか激烈です(笑)
たとえ師の説であっても、間違いは間違いと指摘するのが学問的立場だと言明する人ですから、批評精神・科学的精神はたいしたものです。
その論の是非は横に置くとしても、、。
「地方語訳」は、オリジナリティ狙いのおあそびで、必然性に乏しい上に、内容と形式が遊離して、苦しい限りですが、おもしろがっていただき、感謝です
by kazg (2016-11-18 07:45)