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お久しぶり(その5)、の巻 [折々散歩]

相も変わらぬ「お久しぶり」シリーズ(笑)、今日もまだ続きます。


28日(土)の午前中、自然環境体験公園を歩き始めたばかりのとき、ふと上空を見あげると、こんな鳥が旋回しているのに気づきました。


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慌ててカメラを取り出して、ようやく点粒のような画像を捉えることができました。掲載画像はトリミングしています。


小型の猛禽類ですが、これなあに?


ややあって、こんな場面も目撃しました。


ちょっかいを出してくるカラスの後ろに回って、反撃しているようです。


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カラスは不利とみて退散の模様。


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こうしてみると。ほぼほぼカラスと同じ程度の大きさに見えます。すると、オオタカでしょうか?「オオタカ」という名前は「大きい鷹」に由来するわけではないと、ウィキペディアは解説しています。


「名前は大きさからではなく、羽の色が青みがかった灰色をした鷹を意味する「蒼鷹(アオタカ)」に由来する[(ウィキペディア)」


これまでにオオタカを写したことは、数えるほどです。例えば、この記事などは、強く印象に残っています。


ゲキシャ!!ショーゲキのサンゲキをモクゲキ、の巻(2016-11-03)


タイトルのカタカナを漢字に直すと「激写!衝撃の惨劇を目撃」。電車のつり広告並みの大げさな見出しが踊っていますが、さて???羊頭狗肉は世の常、ご容赦あれ。
ただ、ご用心。記事の後半に、残酷グロテスク画像が登場しますぞ。幼少のお坊ちゃまお嬢様、あるいはまた、心臓等に疾患をお持ちのお方、心のお優しい紳士淑女の皆様方は、閲覧をお控えなさるのが賢明かと存じます。

(中略)

コサギがいやがって抵抗しているような様子にも見受けられますが、、、。

惨劇はこのあと始まりました。
残酷画像にご注意ください。
ワシタカらしい猛々しい鳥に捕らわれて、シラサギの羽毛がむしられ、食べられています。
トリミング画像でお届けします。


MF(手動ピント合わせ)レンズですので、なかなかピントの合った写真が残りませんが、数撃ちゃあたるとばかりに、夢中で思い切りたくさん連写して、まずは満足して家に帰りました。
そこへ、中1生の孫も学校から帰ってきました。いきさつを話すと「見たい」というので、今度はカメラをk5Ⅱ+AFborg60edに持ち替えて、妻も交えて3人でさっきの場所へ行ってみましたら、まだ無心に食事中でした。かなり長い間、一部始終を至近距離で観察しました。トリミング画像を掲載します。




興奮して家に帰り、図鑑を調べてみると、どうやらオオタカの幼鳥に似ていると、中1生が申します。なるほどもっともです。


このあとも、何度か遭遇して撮影のチャンスには恵まれましたが、それにしても「お久しぶり」です。


そう言えば、こんな記事を書いたこともありました。


またまた、半田山植物園の花、の巻(2017-12-12)


昨日の「これなあに?」の写真。「ハイタカ」と、M師が教えてくださいました・
そう言えばずっと以前、こんな教えをいただいたことがありました。

  日応寺で写された鷹は飛翔姿が似ているのはオオタカ、ハイタカ、ツミ、ですが大きさがカラスぐらいならオオタカで鳩ぐらいならハイタカかツミです。羽根の模様からツミではないですからオオタカかハイタカと云う所でしょうが、この区別はオオタカは丸尾、でハイタカは角尾とベテランの方から教わっております。ただ枝止まりの時はこの区別がハッキリしますが羽を広げて飛んでいる時は判りにくいです。大きさは鳩ぐらいでしたでしょうか?カラスぐらいでしたでしょうか?これも上空に1羽では判りにくいですね。カラスとバトルでもしていれば良くわかりますが。


ちょうど運良く、カラスとのバトルを目撃したわけですが、カラスの大きさか、ハトの大きさかと、改めて画像を見直してみると、鳩の大きさと言う方が適切が適切かもと思えてきます。しかも角尾。ネットなどで紹介される識別ポイントからも、どうやらハイタカかとおもうようになりましたが、いかがでしょうか?だとしても「お久しぶり」であることに変わりはありません。


カワセミにも会いました。


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これも「お久しぶり」なのですが、実は、前日の27日(金)の朝散歩でも、近所の小川でばったり出会い、「お久しぶり」とあいさつしたところでした。


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飛翔姿には、ピントが追いつきません。OLYMPUS DIGITAL CAMERA


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家の近所でもジョウビタキをよく見るようになりました。♀です。


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前後しますが、28日の自然環境体験公園での出会いを少々ご紹介しておきます。


アトリが群れで戯れています。


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カワラヒワ。


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ここでも、ジョウビタキ♀。


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モズ。


後ろ姿と枝かぶりしか写せませんでした。


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逆光の中、動き回るのは、メジロでした。


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オオバン。


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この日(28日)は、市民劇場の公演がありました。コロナ以来、2度ほど見逃しています。何かと忙しかったせいもありましたが、大勢の観客に混じっての観劇に気乗りしなかったのが正直なところです。とはいえ、会費は前払いですので、もったいない話ではあります。


躊躇、葛藤を重ねた末、結局観に行くことにしました。


トム・プロジェクト「砦」という演劇です。



案内チラシから引用します。


原作:松下竜一 作・演出:東憲司
出演:村井國男・藤田弓子・原口健太郎・浅井伸治・滝沢花野 ほか
--わしの故郷にダムはいらん!!--
公共工事の在り方に一石を投じた問題作

●あらすじ●
「日本は戦争に負けた、それを思えばこれくらいの犠牲がなんです」
ダム建設予定地の住民に投げ掛けた職員の言葉に一人の男が立ち上がった。
犠牲となるのは戸数21戸の小さな集落。
男はダム建設予定地に砦を立て、アヒルや牛も反対闘争に参加させた。
機動隊に糞尿を撒き散らし、果ては水中乱闘事件までに発展してゆく。
闘い続けた男と、それを見守る女。
故郷を愛した夫婦の物語!


松下竜一作『砦に拠る』(1977年)が原作。大分県と熊本県にまたがる下筌(しもうけ)ダムの建設反対のリーダーとして、国を相手に13年に及ぶ闘争を続けた室原知幸夫妻がモデル。「蜂の巣城紛争」とも呼ばれるこの歴史的闘争のことを、私はこれまで知りませんでした。「公共事業は、理に叶い、法に叶い、情に叶うものであれ」「土地収用法は、現代の赤紙」今もなお、色あせることのない痛烈な真実。真っ先に、辺野古を思わずにはいられません。


私財をなげうち、健康をすり減らしての長いたたかいの末、孤立と挫折のうちに、無念の死を迎え、墳墓の土地はダム底に沈む---重く辛い題材に、気が塞ぎます。主演の村井國夫さん、藤田弓子さんの醸し出す温かい人間味が、わずかに救いと思われました。


公演が終わり、指示の通りに、密を避けて列ごとに順番に退場するのですが、座席の巡り合わせで、一番最後になってしまいました。ちょうど何人かの知人と、たまたま一緒になり、久闊を叙することができました。町内の友人Qさんご夫妻の顔もありました。この会場までは、お互いに小一時間かかるのですが、こんなところで立ち話に花を咲かせました。空を見あげると、明るい月でした。重い塞いだ気持ちを晴らしてくれるようでした。カメラを持ち合わせていなかったので、写せませんでした。遅ればせながら、今朝未明の月を撮影しておきました。


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今日はこれにて。


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コメント 6

八犬伝

考えさせられる題材ですね。
公共事業の名を借りて
住処を投げ出さぜる状況の人が沢山いたのですね。
by 八犬伝 (2020-11-30 20:17) 

kazg

八犬伝 様
そうなんです。
考えさせられますねえ。
水害による下流域の被害を防ぐためのダム事業という大義名分が、個人の権利・自由を奪う理由になり得るかどうか?納得なしに強制執行すべき問題ではないことだけは確かですね。
by kazg (2020-11-30 20:37) 

doudesyo

始めの写真の猛禽類ですが、チョウゲンボウのように見えます。
それにしてもオオタカの若者がコサギを食する現場に居合わせるなんて凄いです。私はいまだに出会っておりません。^^;
by doudesyo (2020-11-30 20:48) 

美美

渡りの鳥たちもやって来ているようですね。

by 美美 (2020-12-01 16:42) 

kazg

doudesyo 様
チョウゲンボウ、、、ムムム、そうでしたねえ。草かも知れませんねえ。ありがとうございました。
by kazg (2020-12-01 18:42) 

kazg

美美様
はい、冬の鳥の姿が増えましたね。ますます楽しみです、、。
by kazg (2020-12-01 18:45) 

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