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海峡を汝(なれ)も渡るか黒揚羽 [文学雑話]


てふてふが一匹 韃靼海峡を渡って行った
安西冬衛

昨日の記事で引用した詩ですが、その「てふてふ」に、いろいろな蝶を当てはめて想像してみるのも楽しいのではないでしょうか?

たとえば、この記事で書いた、我が家の庭出身のツマグロヒョウモンとアゲハ。

◇庭で生まれたツマグロヒョウモンとアゲハのサナギ、の巻

アゲハの誕生は、こちらで書きました。


◇ウルフを倒した膵臓癌に思う、の巻

◇気になる都知事選、の巻

また、ツマグロヒョウモンの誕生はこちら。

雨の日の赤紫蘇調達、の巻


◇飼育中のツマグロヒョウモンすべて羽化、の巻


さらに、つい最近、クロアゲハも羽化しました。



























大海原を、風に吹かれながら、ひらひらと飛翔して行く姿は見られませんかね。

今日の付録は、これもつい先日、深山公園で写したツマグロヒョウモンです。

ツマグロヒョウモン♀

ツマグロヒョウモン♀ posted by (C)kazg ツマグロヒョウモン♀

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ツマグロヒョウモン♂ posted by (C)kazg ツマグロヒョウモン♂

ツマグロヒョウモン♂ posted by (C)kazg


いかめしい豹紋のチョウですが、飛翔力はさて、どうでしょう?韃靼海峡はもとより、瀬戸内海をさえ。渡りきることができますかどうか?



前回をまねて、これらのチョウの名を漢字で書いてみます。

アゲハチョウ=「揚羽蝶」

ナミアゲハ=「並揚羽」

クロアゲハ=「黒揚羽」

ツマグロヒョウモン=「褄黒豹紋

ずいぶん印象が変わるような気がします。

今日はこれにて


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コメント 6

majyo

ニラの花が盛りですが、ここにチョウチョがきています
こんなに鮮やかなのはいません
漢字表記だと感じ方が違いますね
by majyo (2016-08-26 16:02) 

美美

私は茅ヶ崎沖でセセリチョウの群れが飛んでいるのを見たことがあります
止る所も無いのに飛ぶのに疲れたらどうするんだろうと
海で蝶ちょが飛んでいるのを見かけるたびにそう思います^^
by 美美 (2016-08-26 18:54) 

kazg

majyo様
ニラの花は、チョウを呼ぶのですね。
ツマグロヒョウモンは、幼虫がスミレを食草とするチョウですねで、スミレの自生地や、あるいはパンジーなどの栽培地(園芸店など)でよく繁殖しているそうですね。
by kazg (2016-08-26 23:34) 

kazg

美美 様
そうなんですか。
私はこの詩を元に心でイメージするだけで、実際に海を飛ぶ蝶を見たことはありません。セセリチョウの群れ、確かに、何ものにも負けずがむしゃらに飛んでいきそうに思えますね。
by kazg (2016-08-26 23:37) 

Enrique

和名は全て漢字で書ける訳ですが,何やらおどろおどろしい感じになります。江戸川乱歩の様な。
by Enrique (2016-08-27 05:33) 

kazg

Enrique様
黒蜥蜴とか、蜘蛛男とか、、、ホントにそうですね。
by kazg (2016-08-27 07:45) 

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