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まだまだカモカモエヴリバディ、の巻 [折々散歩]

先日の夜のNHK番組で、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」にちなんで、その舞台岡山の話題を紹介していました。


yahooニュースから記事をお借りします。


<日本人のおなまえ>「カムカムエヴリバディ」安子の実家は ..

<日本人のおなまえ>「カムカムエヴリバディ」安子の実家は和菓子司 その背景には意外な理由? 今夜「岡山ナゾ解き旅」

11月11日放送のNHKのバラエティー番組「日本人のおなまえ」(総合、木曜午後7時57分)は、連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(NHK総合、月~土曜午前8時ほか)の舞台・岡山を特集する。朝ドラのヒロイン・安子(上白石萌音さん)の実家が和菓子司を営んでいる背景には、ある意外な理由があることが明かされる。

“安子”上白石萌音の両親が登場! 朝ドラ出演時とは雰囲気ガラリ? 松村北斗が英語を学ぶわけは… この日の番組では、「“カムカムエヴリバディ”の舞台 岡山ナゾ解き旅」と題して、岡山発祥の「おなまえ」を切り口に、さまざまな謎に迫る。スタジオには、安子の父・金太役の甲本雅裕さん、母・小しず役の西田尚美さんが登場する。 安子が思いを寄せる青年・雉真稔(松村北斗さん)は、熱心に英語を学んでいるが、番組では、英語を体得しようとした当時の岡山人の「先進性」に注目。桃太郎伝説との意外な関連も明かされる。


ドラマは、先週(11月8日~12日)あたりから第2週をむかえ、1939-1941の戦争の暗雲が立ちこめる時代を描きます。
NHKのWEBサイトでの番組紹介をコピーすると・・


夏休みが終わり、岡山から大阪に帰った稔(松村北斗)と文通を始めた安子(上白石萌音)。何通ものやりとりを通じて2人は心を通わせていくのでした。稔との仲を深める安子を小しず(西田尚美)は心配しています。一方、甲子園出場を目指して野球の練習に励む勇(村上虹郎)は、昔から安子へのある思いを抱き続けていますが、いつも言えずじまいです。そんななか、ヨーロッパでは戦争が始まり、世の中の気配も変化してきて…。


和菓子、英会話、野球など、市民にとってのささやかな喜びと楽しみの対象が、次々と禁止・抑圧されていきます。ことごとく、それらは少女安子にとっての平安と幸せの象徴にはかなりませんでした。物語を駆け足でたどると、こんな具合です。


週明けの11月8日(月)「戦争の足音」

・英語は敵国の言葉とされ、安子が楽しみにしているラジオ放送「実用英語会話」は終了してしまう。

・安子の小学校からの同級生雉真勇(村上虹郎)は、甲子園を目指して野球に打ち込んでいたが、野球の道具も手に入りにくくなってしまう。

・安子の祖父杵太郎(大和田伸也)が吸っていたタバコ「チェリー」が適性語にあたるとして「桜」に変更になる。

週末の11月12日(金)「戦争」

昭和16年(1941)6月、軍用機の燃料にするた砂糖は手に入らなくなる。和菓子屋「たちばな」の職人・菊井にも召集令状が届く。

ドイツがソ連に宣戦布告、夏の甲子園大会は中止になり、勇の夢は絶たれる。

12月、「帝国陸海軍は、本8日未明、西太平洋においてアメリカ、イギリス軍と戦闘状態に入れり」との臨時ニュースが流れる。そして、英語講座はラジオから消える。


ところで、上白石萌音さん演ずる主人公安子の父・金太役の甲本雅裕さんは岡山生まれ岡山育ち、母・小しず役の西田尚美さんは、広島育ちだけれど生まれは岡山だそうです。また「水田屋とうふ」の店主・水田卯平役の浅越ゴエさんも岡山出身。喫茶店『Dippermouth Blues』を営む柳沢定一(世良公則)の一人息子健一を演ずる前野朋哉さんは倉敷市の出身だそうです。


こうした地元出身タレントも含めて、朝から飛び交う(誇張された)岡山弁の洪水は、「ほっこり温かく懐かしい」とも言いかね、なんだか居心地悪いものです。特に県外出身者と思われる出演者の、にわか方言は、より一層、むずがゆく、心落ち着かない気分を誘います。


昔、「おえりゃあせんのう」のフレーズで岡山弁を全国に広めた長門勇さんの、泥臭いが愛嬌のある方言の魅力が、懐かしく思い出されます。


話はちょっとズレますが、最近、県立図書館図書館で徳川夢声朗読の吉川英治作「宮本武蔵」のCDを連続的に借りて、車の運転のたびに聴き続けていますが、武蔵やお通ほか、出身地とされる「作州」(岡山県北東部)の登場人物の言葉が、ちっともそれらしくないことに、ささやかなわだかまりを感じています。


一般に異郷の人が岡山弁を模する際に、アクセントがどうも関西弁風に傾く傾向があるようで、「話芸の神様」徳川夢声も、そのあたりの些細なところは特に考証もなく、すべからく鷹揚であったのでしょうか?確かに「作州」は播磨の国にほど近く、深く政治・文化の影響を被っていることは間違いないにしても、「作州弁〔美作弁)」と播州弁(播磨弁)との間にはおのずと違いがありましょう。


【参照記事1】ウィキペディアの「播磨弁」の項


播州弁(ばんしゅうべん)または播磨弁(はりまべん)、播磨方言(はりまほうげん)は、兵庫県南西部の播磨地方(播磨国)で話される日本語の方言である。近畿方言に含まれるが、語彙では中国方言と共通するものも多い[1]。西播方言(せいばんほうげん)と東播方言(とうばんほうげん)に二分される。

〔中略)

兵庫・岡山県境の船坂峠が播州弁の西端であり、峠を越えると中国方言に分類される岡山弁となるが、赤穂市・上郡町・佐用町は岡山弁との接触地帯としての特色がある



【参照記事2】ウィキペディア「宮本武蔵」の項


出生地

『五輪書』に「生国播磨」の記載があり、養子・伊織が建立した『小倉碑文』、江戸中期の地誌『播磨鑑』や泊神社棟札(兵庫県加古川市木村)等の記載による播磨生誕説(現在の兵庫県高砂市米田町)と、江戸時代後期の地誌『東作誌』の美作国(岡山県東部)宮本村で生まれたという記載による美作生誕説がある。

美作生誕説は、吉川英治の小説『宮本武蔵』などに採用されたため広く知られ、岡山県および美作市(旧大原町)などは宮本武蔵生誕地として観光開発を行っている。


 


【参照記事3】美作国の方言講座


http://mimasakanokuni.jp › local


 


美作地域の人々が日常的に使っている言葉が「美作弁(作州弁)」です。広い意味では「岡山弁」に含まれますが、岡山県南東部の「備前弁」や岡山県西部 の「備中弁」に比べる と、やや穏やかで優しい響きがすると言われます。親切で人情あふれる美作人の心が、美作弁からもうかがえるような気がします。

美作弁の特徴

岡山弁の特徴のひとつに「連母音の融合」や「助詞の融合」が挙げられます。たとえば「長い」を「なげー」と発音したり(連母音の融合)、「耳は」を「みみゃー」 と発音する(助詞の融合)という現象ですが、美作弁は備前弁・備中弁に比べて、これらの「べたべた訛り」がややゆるいように思われます。


        


「カムカムエヴリバディ」の舞台は、岡山市の和菓子屋ですから、使われている言葉は上の記事の「備前弁」でしょう。また、前野朋哉さんの出身地倉敷市は「備中弁」のエリアになりましょうか?


一方、私自身、幼時から聞き慣れ話し慣れてきたのは「美作弁」であることから、「備前弁」の誇張された「べたべた訛り」になじめないという要素もあるかも知れませんが、それにしても、そこまでコテコテの訛りを聞くことは、日常的にはありませんから、訛りの誇張には懐かしさや親しみよりも、違和感を覚えてしまうのかも知れません。


さて今日のタイトルは、やっぱり性懲りもなくこの方々のお噂。


今日も深山公園を歩いてみました。赤松池は大勢のカモたちと、見物客で大賑わいでした。


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ヒドリガモ。


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オナガガモ♀


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オナガガモ♂


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近所の用水路にも、コガモの姿を多数見るようになりました。昨日の早朝散歩の記録です。


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夜明けの田園風景スケッチです。


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カモだけでなく、エヴリバディを紹介します。


モズ。早朝なので光が足りません。


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久々に撮影できたジョウビタキ♀です。


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カワセミ。これも久しぶりの撮影です。


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入院中の父は、「要介護4」の認定を受け、介護老人保健施設へ入所することになりました。あす、入所の予定です。


今日はこれにて。


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コメント 4

gonntan

私の周りでも、もう方言を喋る人も操れる人も少なくなりましたが同じ県内でも江戸時代の藩別に相当の違いがありますよね。ドラマで博多弁とか長崎弁とかを聞くと「ちが~う!そんなことは言わん」て、九州人でも思います。
by gonntan (2021-11-15 22:13) 

kazg

gonntan様
昔のお年寄りが、自然に発していた方言は、もっと土臭く、風土になじんだ、しみじみとした味わいがあったように記憶しますが、いま、それを聞くことは(ほとんど)ありませんね。特に、ドラマの中などでは、わざとらしさが鼻につき、残念です。
by kazg (2021-11-17 16:20) 

momotaro

お父様、必要な介護認定を得られて、また入所も決まり一安心ですね。態勢作りが大事ですからね。
by momotaro (2021-11-18 21:13) 

kazg

momotaro様
右も左もわからない世界で、手探りで道を探す心細さを味わいましたが、その都度、病院、施設の方々やケアマネ、行政窓口の方々が懇切にサポートしてくださり、有り難いことでした。結果オーライと思っています。
by kazg (2021-11-19 08:23) 

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