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新涼や羽風幽けき糸蜻蛉 [折々散歩]

今なお、日中の暑さは堪え難いものがありますが、かろうじて連日の熱帯夜からは脱することができたようで、昨夜などは窓を開ければクーラーなしでも眠ることが出来ました。肌寒いとまでは行かなくとも、涼しくて過ごしやすい朝でした。
心地よさに甘えて、ついつい朝寝したいところでしたが、せっかくのですので、朝散歩に出かけることにしました。
荷物は極力軽くして、軽快に歩くウォーキングというものにあこがれますが、それでもそんなときに限って、思わぬ出会いがあって、ああ、もう少し長い望遠レンズをつけてくるのだった、とか、マクロレンズがあったらなあ、とか、広角レンズが欲しかったとか、いろいろと後悔するのが常です。
そのため、どういう組み合わせで歩こうかと迷った末、予備カメラや予備レンズを置きそびれ、結局肩にずしりと来るバッグを提げて歩くはめになります。良い出会いがあれば、それはそれで満足なのですが、身軽な散歩の心地良さも、捨てがたい魅力です。特に、これと言った鳥の姿を見ないこの季節だと、余計にレンズの重さが邪魔に思えます。
というわけで、PENTAXQ7や、RICHOGX200だけを持って歩いてみますが、帯に短し襷に長しで、メインカメラとしては物足りなさが残ります。
というわけで、「ネオ一眼」スタイルのカメラが手招きをするのです。
これまで、canon の 「PowerShot S3 IS」 や、olympus の 「CAMEDIA SP-510UZ」などを、中古で手に入れて散歩のお供にと試みましたが、それぞれに一長一短で、十分には使いこなせないうちに故障や性能の遅れのために引退となりました。
これに懲りて、しばらくは、レンズ交換式カメラ中心の行動スタイルを基本にしてきたのですが、やはり「これ一台で間に合う」というオールマイティカメラはないものか(しかも、廉価で)と物色するうちに、PENTAXX5を入手。「値段の割りには」という注釈付きでは、なかなか上出来なカメラで、このブログでも再々、撮影画像を使用しました。WEBで利用する程度の画像や、サービス版サイズのプリントならば、十分及第です。家族イベントの記録などでは、小五生に委任して撮影して貰うと、暗い場面でも、ほかのカメラ以上の仕上がりだったりします。
しかし、「コスパ」は十分というもののスペック相応の限界はあって、いざというときの携帯カメラとしては、やはり心許なさがついて回ります。
さて、ところで、これは内緒ですが、ネット上の先輩方(このSO-NETブログでも)に高評の、fuji FinePix S1 が、店頭で魅力的な金額で販売されているのを見て、衝動買いしてから二ヶ月ほどになります。24mm~1200mmをカバーし、マクロ撮影も可能とくれば、欲しいけれど手が出せないでいる、ちょっとしたレンズを買うよりもはるかに安いということになります。ネット上では、私が所有するカメラやレンズをあれこれ組み合わせて挑んでも、及びもつかないたくさんの作例も見せて戴き、羨望の気持ちが大きく動いたのです。
「腕はなくとも、一台で間に合うオールマイティカメラ。しかもリーズナブルな価格で。」そんなうまい話があるはずがない!とは思いましたが、使ってみると、そんなうまい話があったんですね。
このカメラの口コミ評価は、二番煎じ、三番煎じになりますし、富士フイルムさんに特別何の恩義もありませんので、これくらいにとどめます。
高校生の時に最初に買って貰ったのが富士フイルムの、確か「フジカコンパクト」というカメラで、学生時代を通してそれ一台で過ごしました。そのあと、フィルムカメラもデジカメも、使ったことはあり、印象はわるくはありません。もちろん社名にゆかりの、「フィルム」も、「コダック」や「サクラ=小西六」よりも使用頻度が高かったでしょう。それから、白黒フィルム用の、現像焼き付け用品や薬剤、印画紙なども、思えば富士フイルムさんにはお世話になりました。
本題に戻ります。
もちろん、腕の問題もありますから、大いばりでお見せできる作品でもありませんが、このカメラ、自分なりには満足できる絵を時々プレゼントしてくれます。

そういう意味で、きょうのお散歩カメラは、これにしました。
決して軽くもコンパクトでもないのですが、交換レンズその他を持たずに済むだけでも、身軽です。

たんぼ道を歩くと、朝露と糸とんぼに迎えられました。

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イトトンボは、漢字では糸蜻蛉とも豆娘とも書き、別名トウスミトンボ(灯心蜻蛉)とも呼ぶそうです。

 
朝冷やとうすみとんぼ真一文字      原 石鼎
 
原 石鼎(はら せきてい=1889~1951)は、 高浜虚子の主宰する「ホトトギス」に依り、大正初期を中心に活躍した俳人です。村上鬼城(1865~1938)、渡邊水巴(1882~1946)、前田普羅(1884~1954)、飯田蛇笏(1885~1962)らとともに、「大正ホトトギス作家」と総称されます。

 石鼎の、蜻蛉の句をもう一つ。

とんぼうの薄羽ならしゝ虚空かな    原 石鼎

石鼎に、鳳仙花の句がありました。
降りやまぬ雨につぶらや鳳仙花    原 石鼎

新涼や日に影うつる鳳仙花       原 石鼎

秋のはじまりの頃の涼しさを「新涼」といい、秋の季語となっています。
新涼や道に出で立つわれひとり    原 石鼎
 
 
 
こんな虫もいますが、見えますか?
 
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望遠には強いが、マクロ撮影はそれほどでもないかな、という印象を持っていましたが、ピント合わせに失敗しなければ、精細な描写が可能だとわかりました。

カタツムリ。かなりの大きさです。

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ヒメジャノメ
 
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 カラスウリの花がありました。ウリを好みそうな虫が集まっています。
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 今日のオマケ ツチガエル

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コメント 2

johncomeback

糸とんぼ、大人になってから見てないなぁ(*´∇`*)
by johncomeback (2014-08-23 21:59) 

kazg

johncomeback 様
我が家の近辺は、水田が広がっていて、好適環境なのか、よく目にし
ますよ。

by kazg (2014-08-23 22:59) 

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