シリーズ「サギ」その2 アオサギの巻ver.2 [獺祭魚]
古い記事をたどってみますと、2013年の9月の記事(ダイサギ ゴイサギ ダイゴ帝?)にこんなことを書いています。
「アオサギ」というと、「青い鷺」と連想されます。実際は青色というよりは灰色の勝った色合いで、英名は Grey Heron(グレーの鷺)と呼ぶらしい。 もっとも、黒毛の馬は、古くから「アオ」と呼びます。古語辞典によれば、「①青い色。本来は、白と黒の間の広い範 囲の色で、主として青・緑・藍(あい)をさす。②馬の毛色の名。全体に青みがかった黒色。また、その毛色の馬。」(「学研全訳古語辞典」)とありますか ら、名前と実物に矛盾はありません。 「枕草子」に「鳥は」と題する章段があり、鷺についてこう書いています。「鷺は、いと見目も見苦し。眼居なども、うたてよろづになつかしからねど、『ゆるぎの森にひとりは寝じ』と争ふらむ、をかし。」 口語訳:「鷺は、見た目も見苦しい。目つきなども嫌な感じで、万事に親近感が持てないけれど、『ゆるぎの森で一人寝はすまい』と妻争いをするというのが、おもしろい。」 「ゆ るぎの森に」は「高島やゆるぎの森の鷺すらもひとりは寝じと争ふものを」(古今六帖・第六)という古歌を踏まえているそうで、コロニーに集まる鷺たちが、 夜中に声を上げながら騒いでいる様を、風流な妻争いになぞらえています。このことで、他の欠点が減殺され、「をかし」と感じられるというのです。 この鷺は、やはり「アオサギ」でしょうかねえ。」 ネット検索で、アオサギに関する専門的なページを見つけました。興味深い。 http://www.grey-heron.net/forum/06-literature/ |
今朝の散歩でも、あちこちで出会いました。
水辺にたたずむアオサギ posted by (C)kazg
水辺にたたずむアオサギ posted by (C)kazg
飛翔する姿も見せてくれます。
飛ぶアオサギ posted by (C)kazg
飛ぶアオサギ posted by (C)kazg
飛ぶアオサギ posted by (C)kazg
飛ぶアオサギ posted by (C)kazg
青空の下を飛ぶさまは、なかなか颯爽としていますが、、、夜中に、暗がりを、ギョエーとしわがれた、おどろおどろしい声を発して飛ぶのは、何とも不気味です。
今日の附録。
かなり昔に写したこの写真は、ちょっと変わっているでしょう?
アオサギとコスモス posted by (C)kazg
今日は、「若い人も高齢者も安心できる弁金制度を!」と求める、地元での宣伝・署名行動が初めて取り組まれたので、参加しました。シルバーパワー健在と、大いに励まされました。
もちろん、自分には関係ナイと 素通りする若者もありますし、頑なに手で遮って通りすぎる年配の方もありますが、一旦通り過ぎてから、改めて署名を寄せてくださる方も、複数ありました。
さっさと通り過ぎようとする若者に、「あんたは、年金いらんのか?」と尋ねたら、 一瞬固まっていたよと、年配の参加者、Kさんは面白そうに仰っていました。
サギの飛翔はたまには見るのですが
写真なんてとんでもない。カメラ探しているうちに
居なくなります。
きれいなものですね。驚きました
年金ですが、株にも投資していますし心配です
by majyo (2015-10-29 19:31)
majyo様
この鳥は大柄ですので、わた師が、飛んでる姿をとらえられる数少ない鳥のひとつです。でも、確かに、地面で突っ立っている時に比べて、飛んでる姿は、よく見ると均整も取れて、綺麗だと思います。
年金、国家的サギのおそれありというギャグを書こうかと思いましたが、情けなくてやめました。
by kazg (2015-10-29 21:46)
熊谷近郊ではもっぱらシラサギですが、大船でアオサギをよく見かけます。真っ白も印象的ですが、こちらも魅力的です。
by momotaro (2015-10-30 09:21)
momotaro 様
そうなんですか。
こちらでは、両方が混在しています。
アオサギの方が、よほど近づいても逃げないので、顔の表情まで写せたりします。
by kazg (2015-10-30 09:30)
majyo様
「わた師」という意味不明な言葉を、「わたし」と訂正させてください(汗)。
by kazg (2015-10-30 22:42)