桜と烏城(うじょう)と烏(からす)と鵜(う)、の巻 [折々散歩]
一定時間パソコンの前に座ってはいるのですが、別の用件に追われて、ブログの更新もままなりません。勢い、ブログ訪問もおろそかになっています。ご容赦ください。
昨日は、午前中よんどころのない所用で出かけましたので、ついでにコンビニ弁当を調達し、久しぶりに後楽園を訪ねてみました。実は、年間フリーパスが、昨年冬に期限切れになったまま、しばらく入園の期間がなかったのですが、遅ればせながら更新手続きをして、そのまま園内散歩を楽しもうと思ったのです。
実は岡山後楽園は、園内外ともに桜の名所で、4月ともなれば花見客が殺到します。土日などは、駐車場が満車で、入園を諦めざるを得ませんでしたが、花の季節も終わり、おまけに平日とあって、さすがに昨日は悠々駐車可能でした。
桜の花期はほとんど終わって、葉桜の風情になっていますが、場所によってはまだまだ咲き誇っている木もあります。
園内の、曲水と呼ばれる水路に、桜の花びらが名がされて、こけむした岩や
しがらみに堰かれて、余情を残しています。
桜の枝に、烏が群れています。
岡山城は、カラスの城と書いて烏城(ウジョウ)と呼びます。
そんなお噂はこれまで何度も書きました。
孫と歩いた動物園、の巻(第3回)
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烏城にまつわるエトセトラ
烏にまつわるエトセトラ
青葉若葉に映えて、今日のお城も立派に見えます。
「烏城」と呼ばれるのは、黒漆塗りの下見板を貼った勇壮な外観から。
金箔瓦が施されていることから「金烏城」とも呼ばれます。
「ウジョウ」の「ウ」は「烏」であって「鵜」ではありません。
しか~し。
城の姿を鏡のように映した旭川には、しょっちゅう鵜の姿が見えます。
上の記事烏城にまつわるエトセトラにも、鵜のあれこれの姿を紹介しました。
昨日も、一心不乱に、漁の最中でした。
何やら悪戦苦闘中です。
大きくトリミングしてみます。
かなりの大物のようです。
丸呑み、、、したいところですが。」
相手も暴れます。
アラヨッと。
この魚はなんでしょうか?
「ギギかな?」と思いますが、確信はありません。
一気には飲み込めずに、何度も水の中に降ろしては体勢をととのえています、、、。
結局最後にはご馳走にありつけたのかどうか、確認しないまま立ち去りました。
ドジョウをみごとキャッチしたカワセミの決定的瞬間を、みごとにキャッチされた美美様の写真(http://ika-mimichan.blog.so-
net.ne.jp/2016-04-12)は、美しく華麗ですが、こちらの食事風景は貪欲で、グロテスクな殺戮現場とも見えます。でも、他の生き物のいのちを、自分のいのちに引き継ぐこの営みは、あくまでも自然界の掟の範囲内の所為にほかならず、大量殺傷兵器を弄ぶニンゲンどもの愚かな殺し合いの醜悪さとは、全くの別ものと言わなければなりませんね。
今日はここまで。
こんばんは
この鵜はかなり大物に挑戦していますね^^;
見ていて呼吸困難になりそうです(汗)
by 美美 (2016-04-13 22:37)
美美 様
本当にそうなんです。
大口を開けて獲物をくわえたままで、長い間格闘しています。その間、水面にたたきつけたり、潜ってくわえなおしたりしながら、飲み込もうとしますが、なかなからちがあきません。かなりの時間観察していましたが、進展がないので結末を確認していません。こちらも息を止めて撮影してましたから、呼吸困難仁なりました(笑)
by kazg (2016-04-14 06:45)
鵜の大捕り物、すごいのを撮りましたね
連写ですか?
こんなの初めて見ましたよ。鵜ってすごすぎる
城下町に住むなんて憧れですね
by majyo (2016-04-14 19:42)
majyo 様
右派、すぐに水に潜って、なかなか浮かんできませんし、浮かんできた時も獲物なしのっばいも多いのですが、時に、こんな大物と格闘していたりして、凄まじいです。
by kazg (2016-04-14 21:24)
鵜さん、どう見ても獲った魚が大きすぎると思うのですが、呑んじゃうのですかね?
程好いのを狙うっていう分別はないんですかね?
余計なお世話なんでしょうね・・・
by momotaro (2016-04-22 11:41)
majyo 様
右派→鵜は、でした(汗)
by kazg (2016-04-22 19:23)
momotaro 様
欲張り爺さんの悲哀を味わっているのかも知れません。でも、目の前に大きなつづらがあると、我慢できません、と鵜がいってました。
by kazg (2016-04-22 19:29)