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蛙棲む原生林に蝮草(マムシグサ) [友人]

先日の「若杉原生林」散策を案内するために、前もって下見までしてくださったサブローさんのことは、以前この記事に書きました。↓

故旧あい集いし森の青胡桃
退職後、関西から移住して奥さんの故郷である岡山県山間部に居を定め、木工工芸品の製作にいそしむ傍ら、地元で地域おこしのとりくみとして振興されている「ジビエ」肉の処理・加工に携わったり、また岡山県自然保護センターの研修に継続的に参加されるなど、自然三昧の日々を送っておられます。
「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり(徒然草第52段 「仁和寺にある法師」)」の言葉通り、優れた案内人の存在はありがたいものです。

一昨年、同じようにサブローさんに案内していただいた時には、初めてモリアオガエルの泡巣を見ることができました。↓

いかな夢見つつ眠るや森蛙

記事の一部分を採録します。


思いがけないことがあればあるもの。先日の美作市右手地区への自然探訪の道すがら、そのモリアオガエルのふわふわとした白い泡巣に、ばったりと遭遇したのです。人生初めての出会い!しかも、道端の木に、草に、崖に幾つも幾つも、ぶらさがっているのです。思わず歓喜の声を上げる一行でした。


 あそこにも卵塊!またこちらにも!


秘めやかな願いのごとき泡巣かな


やわらかくくるまれて育ついのちかな


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この泡巣の中に眠る一粒一粒の卵たちは、静かに静かに、どんな夢を見ていることでしょう?

いかな夢見つつ眠るや森蛙

このモリアオガエルの消息について、サブローさんは、その後何度か写メで知らせてくださいました。

夏野菜稔る季節の鳥と虫

最新情報 今日のモリアオガエル ほか

午睡醒めてなお日は長き夏至の雨

たなばたといせものがたりと良寛と

そして「若杉原生林」の散策中にも、こんなものがみつかりました。



果たしてこれの正体は?

ところで、渓流沿いの湿地の中から、ひっきりなしにカエルのものらしい鳴き声が何カ所からも聞こえてきます。正体を見極めたくて、声のする場所に近づき、穴の開くほど見つめてみても、実際に棒きれで穴を開けてみても、全く姿が見えません。からかうかのように、鳴き声は大きくなりますが、結局正体不明のままでした。

たまたま鳥のさえずりを記録したくて写した動画に、カエルの鳴き声も少しだけ入っていました。手ぶれがひどくて恐縮ですが、初めのうち鳥のさえずりが、終わりのほう、蛙の声がわずかに、聞き取れるでしょうか?

【追記】というわけで、カメラで写した動画ファイルをアップするつもりが、ファイルサイズが大きすぎて失敗しました。苦労の末、ファイル形式を変換してサイズを小さくしたところ、音は聞こえるようですが、絵が不調です。代わりに静止画を一枚貼っておきます。、

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カエルがいればヘビもいる。がさごそと、山道を這って逃げる姿がありましたが、写真に残す余裕はありませんでした。

そのかわり、これ。

蝮草(マムシグサ)と言うそうです。















確かに、鎌首をもたげたマムシの姿に似ていますね。

ウィキペディアにはこうありました。

 マムシグサ(蝮草、学名:Arisaema serratum)は、サトイモ科テンナンショウ属の多年草である。有毒植物。



特徴

北海道から九州にかけて分布する。山地や原野の湿った林床に生える。 形状に変異が多い多年草で、成長すると高さは50 - 60センチメートルに達する。

葉は2個あり、楕円形の小葉が7個から15個つく。 球茎は平たい円形で地下にある。偽茎は、葉柄下部の2つの葉鞘部分が重なってできたもので、紫褐色のまだらな模様がある。この模様がマムシに似ていると考えられたところからこの名がつけられた。秋田県では「ヘビノバッコ」とも呼ばれている。雌雄異株である。

晩春に、花茎を直立させて開花する。苞(仏炎苞)は紫色に近く、白線がある。なかには苞が緑色のものもあり、アオマムシグサまたはカントウマムシグサと呼ばれる。花のつき方(花序)は肉穂花序の代表例で、苞の中にまっすぐ立つ。花期は4月から6月である。

果実は秋に橙色から赤色に熟し、トウモロコシに似た形状の果実を付ける。



毒性

全草にシュウ酸カルシウムの針状結晶、サポニン、コニインが含まれる。特に球根の毒性が強く、その汁に触れると炎症を起こす。誤って食すと口中からのどまでに激痛がはしり、唾を飲み下すことすらできないほどとなる。
また、激しい下痢や嘔吐、心臓麻痺といった症状が現れ、重篤な場合死亡する。



葉の付き方など、姿形が異なるように思えますが、これも同種でしょうか?


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