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取り急ぎメモ、の巻 [日録]

お向かいの家の庭木に、ジョウビタキ♂がいましたので、写しておきました。今年シーズンでは、最も近くで写せました。ジャンクで買ったFUJIFINEPIXS1、頑張ってくれます。


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ジョウビタキが、活発に出没するようになると、いよいよ本格的な冬の訪れを感じます。


さて今日は、所用のついでに岡山後楽園を歩いてみたので、その様子をご紹介しようかと思っていましたが、取り急ぎ別件記事です。


高知在住の先輩馴田正満さん(これまで、何度か、Nさん,N氏,N先輩などとお呼びして紹介してきました)から、ゆうメールをいただきました。中身は、これ。



地元「高知新聞の切り抜きコピーも同封してくださっていました。


kochisinbun


その一部分を文字起こしすると、、。


史料の収集・展示を通して、戦争の実相と平和の尊さを伝えてきた高知市升形の「平和資料館・草の家」は今年、30年を迎えた。11月に記念誌の発行を準備しており「戦争を美化する風潮が強い今だからこそ、正しい史実を明らかにしたい」と意気込む。
各研究員が、中国で戦争体験者から聞き取りをしたり、1945 年7月の高知空襲や県内に今も残る焼夷弾跡などのの戦争遺跡、高知で反戦活動を統けた詩人の槇村浩のことを調査したりしてきた。
戦時中に朝鮮半島から高知に渡り、鉱山や発電所で働かされた人たちの特集も。各地を訪ねて執筆した研究員の一人(71)は「過語な 労働から逃げだし、半殺しの目に遭った人もいる。県などの強制性は明らかだ」と話す。
編集作業に励む出原恵三さん(63)は「負の側面から目を背けると歴史は風化し、美化される。過ちを犯したという事実の共有こそが平和への理解につながる」と力を込める。


「記念誌」は、多彩な論攷から構成されていて、現代及び後の世代の人びとへの、平和と人権の貴重な「伝言」となっています。個人的興味から、第4章「戦争に抵抗した人びと」の一部をご紹介します。前述馴田正満さん執筆の文章です。


rareta


(2) 模村浩の生誕地を探して
昨年(2018年)夏、高知市で開かれた日本母親大会(全国大会) に県外から参加した知り合いが、 高知県立文学館発行のパンフ『土佐れきぶん散歩』の地図に記された「棋村浩誕生の地」の一帯を探したけど目印になるものを見つけることができなかった、と残念がっていました。
確かに高知市の城西公園には立派な彼の詩碑が建っていますが、 生誕地には何もありません。生誕地はその人物の原風景に思いを馳せる場所です。どうにかしなければと思つていました。ちょうどその年が棋村浩没後80周年にあたり、 諸事業が計両されていたので、そのなかに「生誕碑建立」を入れてもらうことになりました。1912年6月1日に「高知市廿代町八十九番屋救」で生まれたので、生誕地はすぐに判明すると楽観していました。 ところが、状況はまったく違っていました。
最初に、 パンフを作成した県立文学館を訪ねましたが、 前任者が作っので詳しいことは知らないとのことでした。 法務局なら分かると思い行きましたが「昔の『番屋数」 と現住所を対照するものはない」 と言われました。 高知市役所の地籍調査課等でも同じ説明でした。 オーテピア高知図書館の郷土資料コーナーでも詳しい知見はありませんでした。
なぜ分からないのか。よくよく調べると「番屋數」という用語はいまの行政の文書でまったく使われていないのです。 「番屋敷」は幕末から明治のころ、 課税・相続のため家屋につけられた番号でした。 ところが資本主義の発展につれて、 人の移動と土地の分割・譲渡が活発になったため、土地に番号をっけるようになりました。それがいまの「地番」です。さらに市街地では郵便物の配進の効率化のためか〇丁目〇番地〇号とぃう住居表示に変わっています。
  これは基礎から調べていく必要があると判断し、 藩政時代の城下絵図をもとに1912年頃の廿代町の範囲を確定しました。


推理小説も顔負けの、スリリングな推理展開です。こうして、生誕地を推定し.去る11月、モニュメント設立を果たしたいきさつは、以前書いたとおりです。


今朝の新聞から、の巻


槙村浩生誕地案内板の除幕式、のこと


今日はこれにて。


追伸、この記事、投稿を忘れたまま「寝落ち」。日付が変わっての投稿です(汗)


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