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まずは安堵の大阪ニュース、の巻 [時事]

11月になりました。昨日=11月1日の、私にとっての最大の関心事は、大阪での住民投票でした。


結果が気になりながら、早朝の予定がありましたので、「出口調査の結果では、賛否拮抗」というニュースを横目に、早めに就寝しました。


今朝の新聞で、「否決」の大見出しを目にし、ホッとしました。票数を見ると、まさに僅差で、薄氷を踏む思いとはこういうことと、しみじみ結果を噛みしめました。何しろ、世論調査でも、一時は「賛成」が優勢と伝えられていましたし、橋本時代に一度否決されながらも、またまた臆面もなく維新が住民投票に踏み切った背景には、きっと勝てるという”読み”があったでしょうから。「大阪都構想」が、結局は「大阪市」の廃止であり、住民サービス切り捨てのリストラにすぎないとの本質を明らかにしていった反対派、批判派の追い上げで、逆転否決の可能性が高まる中、前回は反対の立場だった公明党を、選挙対策に関わる取引で「賛成」派に取り込むなど、なりふり構わぬ執念を見るにつけても、今度はさすがに押し切られるかという危惧が拭えませんでしたから。さらには、一貫して「都構想」に反対してきた大阪の自民党党はうらはらに、維新とくに松井サンと、スガ新首相が盟友関係にあるときては、維新勢力もますます勢いづいているだろうと、心配もしていました。


しかし、どっこい、市民の良識は涸れることはなかったのだと、感銘を覚えた次第です。


地元山陽新聞が、面白い解説文を載せていましたので、一部紹介させていただきます。


「残念だ」否決に菅義偉首相の周辺はこう漏らした。身内のはずの自民党大阪府連か反対でも、首相は「静観」の姿勢を貫いてきた。背景にあるのは、日本維新の会との親密な関係だ。代表である松井氏との年末の会食はほぼ恒例化。官邸筋は、「政策で共通点が多く、首相には格別の思いがある」と解説する。
維新との「蜜月」(周辺)の裏には、首相の冷徹な計算もあった。自民閣僚経験者は「維新を野党の分断工作に利用してきた」と明かす。


首相としての「晴れ舞台」、国会中継での今日のスガさん、心なしかさえないカンジでしたね。もっとも、大阪ショックのせいというよりは、学術会議任命拒否問題での論立ての支離滅裂さが、繕うべくもなく露わになってきていることがそうさせるのでしょうか?前途多難の船出ですな。


今日は一日、昨日からの冷たい雨が、かなり激しく降り続いています。 傘をさして、自然環境体験公園を少しだけ歩いてみました。色々な木々の紅葉が進んでいます。


サクラモミジ。


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トウカエデ。


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モミジ。


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雨の中、小鳥たちの姿も確かめにくいですが、ヒヨドリ、セキレイ、スズメなどはいつものように、活発に活動していました。


紅葉がすすむ木々の枝間を、ヤマガラが枝伝いに動き回ったり、地面に降りて、何かをついばんでいます。


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ジョウビタキのオスメスともに確認できました。


こちらはメス。


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オス同士が、テリトリー争いをするでもなく、なごやかに同じ一つの枝に止まっていました。どういう関係性なのか、興味を覚えましたが、わかりません。


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今日はこれにて。


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