思うとおりには行きません、の巻 [折々散歩]
先日、M師が、例のごとく写真付きの「最新野鳥情報」を送って下さいました。「ブップソウ」や「サシバ」など、難易度の高い相手は、さしあたり、「高嶺の花」「垂涎の的」と、見あげてよだれを流すにとどめておいて、とりあえずすぐにでも見に行けそうなのはこれでしょうか?
(上はM師撮影のタンチョウの親子)
「自然保護センターでタンチョウの雛が孵りました。子供は何でも可愛いですね。」とありました。
緊急事態宣言中、駐車場もろとも閉鎖されていたことを知っていましたので、その旨お尋ねしたところ、6月21日から開園とのことです。そう言えば20日の宣言解除にあわせて、後楽園も開園しているようですし、県立図書館の開館は一昨日実際に確かめました。久しぶりに、やっと、自動車運転中に聞くCDを借りることができました。
[オーディオブックCD] 筒井康隆 著 「文学部唯野教授 」(CD10枚)
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: ことのは出版
- 発売日: 2008/05/12
- メディア: CD
「昭和史」3巻、4巻と、筒井康隆「文学部唯野教授」3、4、それと筒井康隆つながりで「わたしのグランパ」(三枚組)を借りてきて、早速昨日は郷里までの往復120kmのドライブの間中、また今日も外出のたびに聴き続けています。
昨日は、畑仕事に精出すつもりで、郷里に出かけ、帰り道に自然保護センターに立ち寄る計画でした。ところが、なかなか事は思うとおりには運ばず、畑の耕耘作業を始めて小一時間もせぬうちに、耕運機が私のコントロールを脱し、勝手な動きを始めました。ちょうど棚田状の耕地(もとは水田でしたが現在は畑として利用)の、畦際の草を畑の中にすき込む作業中だったのですが、畦際の草は深く根を張っており、逆に畑の中央寄りの部分は雨後の軟らかい土であることから、左右の車輪の回転に差が生じたせいでしょうか、耕運機が畦を乗り越えてなおも疾走しようとするので、仕方なくとっさに手を放したのです。すると、高低差一メートルほどの石垣で区切られた下の段まで、真っ逆さまに転落。強く車体をぶつけて停止しました。
見ると、車体が大きく歪み、操作部が外れて元の位置に戻せない部分もあります。試しにエンジンをかけてみますと、起動はするのですが、耕耘も走行も言うことを聞きません。仕方なく、家まで押して帰り、修理を依頼してもらいました。
思わぬアクシデントに見舞われるものです。
一日の計画にケチがついたので、挽回を果たそうと、帰り道、自然保護センターに向かいます。
確かに、親鶴らしいカップルは見えましたが、雛が見当たりません。時間を改めてもう一度見に来るつもりで、少し足を伸ばし、「湿性植物園」まで坂道を登ります。陽射しが強い上に、マスクをかけて歩くと、なかなかきついです。
お目当ては?
そうです。ハッチョウトンボに会えるといいな、、、と思ったのでした。
大汗と息切れの甲斐あって、見つけることができました。先のヒイゴ池とは違って、沢山見つけました。しかも、オスばかり。
これで、一日の屈託は、ずいぶん晴れました。来てみてよかった。
こんな糸蜻蛉もいました。よく見るタイプに比べて大柄です。
ベニシジミも写しておきます。
こちらはヒカゲチョウでしょうか?
ヒツジグサらしき花も咲いていました。
もう一度、タンチョウの親子がいるはずの場所を訪ねてみましたが、残念、今度は親の姿もありません。夕方になると別の場所に移されるのでしょうか?これは心残りでした。
そんな時、フェイスブックが、例によって過去の投稿を知らせてくれました。7年前の今日の投稿だそうです。
岡山県自然保護センターのタンチョウにヒナが生まれていると、先日、M先生が写真添付のメールをくださいました。余りに可愛いので、見に行ってきました。
母鳥は「すず」平成8年5月18日生まれ。
父鳥は「あられ」平成8年6月4日生まれ。
雛は、今年の6月6日生まれ(名前募集中)だそうです。
今日はこれにて。