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森の中のこれなあに?の巻 [今日の「これなあに」?]

前回記事で、分解修理を試みたPENTAX k-30 の試写のため、深山公園を歩いたことを書きました。その時写した小鳥が、家に帰って拡大表示してみても、名前がはっきり分かりません。


今日のこれなあに?その1


最初は後ろ姿ばかり見せているので余計に???です。


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正面顔なのですが。かなり仰角なので顔の特徴がつかめません。


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この姿形から、自分の記憶を総動員してみると、、、


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以前この記事↓に書いたキクイタダキでしょうか?


きくいただきでしょうか?の巻(2017-02-02)


頭のてっぺんに黄色い飾りが見えるような気がします。

キクイタダキでしょうか?
「菊戴」、つまり頭のてっぺんに菊の花をいただいているという命名だそうですね。もしそうだとすると、初めて撮影に成功したことになります。


また、この記事↓でも紹介しました。


取り急ぎご報告まで、の巻(2017-11-01)


そして、昨日はこの鳥に会いましたので、取り急ぎ報告します。


(中略)


トリミングして顔をアップにします。

頭のてっぺんの黄色い飾りがすこしだけ写せました。
キクイタダキ(菊頂)でしょうか?もしそうだとすると、県内では早い情報だと、M師が教えてくださいました。早いのが取り柄ですので、取りあえず写真をupしておきます。


頭の黄色い菊紋が確認できないと、自信が持てません。


そして今日のこれなあに?その2


これも同じ深山公園です。


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地面の草や茂みの間を、素早く動き回る地味な小鳥です。


ウグイスですかね??


一昨日は、郷里の実家に帰り、畑の耕耘などをしてきました。耕耘前の畑には、鹿のものらしい足跡が、しっかり(ダジャレのつもりじゃありません)残されています。周囲には柵を施し、ネットを張ってはあるのですが、意に介することなく、堂々と出入りしている様子。ジャガイモの作付けを計画しているのですが、食害を受けることなく無事に育つかどうか、心配です。


ちょっと出かけますと、正面方向に中国山地がみえます。暖冬の今年も、さすがに最近の冷え込みで、那岐山、後山などの頂は、うっすら雪化粧をしています。カメラを持っていなかったので、携帯で写しました。


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ズームすると、、、


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今日は、午前中、地元9条の会主催の「9の日」行動として、憲法学習会が催され、参加してきました。


学習会は冒頭、世話役のQ男さんが「この9の日行動は、雨に降られたことがなく、今日も晴れ。参加者も、50代、60代、70代、80代、90代とバラエティに富む。(40代以下がいないのは寂しいが)今日は、その90代のAさんのお話しをもとに、改めて憲法を学びましょう」とあいさつ。そして持参のギター伴奏で、「あの日の授業」を歌って、会が始まりました。


あの日の授業

【作詞】笠木透
【作曲】安川誠

1.あの日の先生は 輝いて見えた
  大きな声で教科書を 読んでくださった
  ほとんど何も 分からなかったけれど
  心に刻まれた あの日の授業

~語り~
 「そこで、今度の憲法では日本の国が、決して二度と
  戦争をしないようにと、二つのことを決めました。
  その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戦争を
  するためのものは、いっさい持たないということです。
  これからさき日本には、陸軍も海軍も空軍もないのです。
  これを戦力の放棄といいます。『放棄』とは『捨てて
  しまう』ということです。しかし、みなさんは、決して
  心細く思うことはありません。日本は正しいことを、
  他の国より先に行ったのです。世の中に、正しいこと
  ぐらい強いものはありません。」

2.あの日の先生は 熱っぽかった 
  これだけは決して 忘れてはいかんぞ
  あわをふいて ほえたり叫んだり
  心に刻まれた その日の授業

~語り~
 「もう一つは、よその国と争いごとがおこったとき、
  決して戦争によって、相手を負かして、自分のいい
  ぶんをとおそうとないということを決めたのです。
  おだやかに相談して、決まりをつけようと云うのです。
  なぜならば、いくさをしかけることは、結局自分の
  国をほろぼすようなはめになるからです。また、戦争
  とまでゆかずとも、国の力で相手をおどかすような
  ことは、いっさいしないことに決めたのです。
  これを戦争の放棄というのです。
  そうして、よその国となかよくして、世界中の国が
  よい友達になってくれるようにすれば日本の国は
  さかえてゆけるのです」

3.あの日の先生は 涙ぐんでいた
  教え子を戦場へ 送ってしまった
  自らをせめて おられたのだろう
  今ごろ分かった あの日の授業

4.あの日の先生は 輝いて見えた
  大きな声で教科書を 読んでくださった
  ほとんど何も 分からなかったけれど
  心に刻まれた あの日の授業


「語り」の部分は、若いHさんが切々と朗読され、胸を打たれました。


この歌について、最近、こちらのブログ記事を読み、深く共感しましたので、勝手ながら引用させていただきます。


「あの日の授業」を再び。

「あの日の授業〜新しい憲法のはなし〜」
という唄を知りました。
詞 : 笠木透 曲 : 安川誠 (1992)

任期中の「改憲」をこの国の首相が明言する今だから、
大きな声で唄い、読み、「あの日の授業」を再現しながら大きく広がってほしい思いです。

https://m.youtube.com/watch?v=_lV7fhgIguU

「あの日の授業」で先生が「大きな声で」「読んでくださった」のは、
「新しい憲法のはなし」
という教科書です。

日本国憲法が施行された1947年に文部省が発行し、全国の中学校1年生がこの教科書で学びました。

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しかし、1950年の朝鮮戦争を期に日本の再軍備が始められると「副読本」に格下げされ、1951年以降使われなくなりました。

私が中学校2年生の時、この教科書を読んでくださった先生がおられました。

私が所属していた速記クラブの先生で、先生が大きな声で読み上げるこの教科書の内容を私たちが速記で書き留める、ということをしました。

だから、この唄で朗読されているものにも聞き覚えがあります。

当時の私は、先生の声を聞きながら、
ふむふむ、そっかそっか、
この国はもう2度と戦争はしない、武器も持たない平和な国なんだな…
と、すっかり安心していたものでした。
現実も知らずに…。

1976年のことです。
この時、先生は、この憲法9条があるにもかかわらず、悲しい戦争の教訓をたちまち投げ捨てて軍備拡大へと向かい続ける現実を見据えながら、私たちに大切なことを伝えようとされていたのだと…

この唄を聴いて、私が体験した「あの日の授業」を思い、しみじみとわかった気がしています。



Aさんは、天皇を現人神と信じ、神風が吹いて神国日本は必ず勝つと信じ込んだ軍国少年としての体験と、戦後の大人・教師への不信の大きさを踏まえ、安倍首相らを先頭に進められる改憲策動によって、戦前が再現されてはならないことを強調され、現憲法は「占領軍の素人が数日間で作り、押しつけた憲法」などとする「押しつけ憲法」論へのアンチテーゼとして、二人の女性について紹介されました。


ひとりは、憲法作成に携わった25人の委員の1人ベアテ・シロタ・ゴードンさん。法律家の長女ニコル・ゴードンさんの「母は、確かに私のように法律の知識はない「素人」だった。けれど母は、日本の女性がどれだけく苦しんでいるのかを能く理解していた」との反論。ゴードンなくして24条はなかった、という歴史真実を改めて再認識しました。


もう1人は、家父長的家族主義に縛られる女性である美智子上皇后。その皇后時代の、2013年79歳の誕生日に際して、「かつて、あきる野市の五日市を訪れた時、郷土館で見せて頂いた『五日市家法草案』のことをしきりに思いだしておりました。当時これに類する民間の憲法草案が、日本各地の少なくとも40数か所で作られていたと聞きましたが、近代日本の黎明期に生きた人々の、政治参加への強い意欲や、自国の未来にかけた熱い思いに触れ、深い感動を覚えた---」(宮内庁ホームページ)などの談話を発表。安倍主動の改憲論議への「懸念を感じ取れる内容」とAさんは指摘されました。同感です。


そして、五日市憲法草案をはじめとする市井の人々の「政治参加への強い意欲や、自国の未来にかけた熱い思い」こそ、日本国憲法の底流に息づいているのであって、「素人が数日間で作り、押しつけた」等という悪罵への雄弁な反証が、ここにある、と強く感じたことでした。


私も、うろ覚えで、植木枝盛や安藤昌益の名前を口にしたりなどしましたが、植木枝盛はまだしも、安藤昌益は江戸(元禄)時代の思想家でしたわい。その人権意識・平等意識が、現憲法の底流としてどの程度生き続けているかは、確かめるすべもありませんが、しかし、憲法が謳う人権・民主の理想は、日本及び世界の人民が、そのたたかいのなかで勝ち取り拡大してきたものの集大成なのであって、「素人が数日間で作り、押しつけた」ものではあり得ないと、言いたかった次第でして、、、。


学習会終了後、足を伸ばして、自然環境体験公園を歩いてみました。PENTAX k-30に、久々にSIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACROを装着。花の望遠マクロ撮影を試しました。


冷え込みが厳しい中ですが、さすがに立春も過ぎたことを察してか、白梅が、ほころび始めています。


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そしてマンサクも咲いていました。


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春はすぐそこです。


ここで出会った鳥については、次回と致します。


今日はこれにて。


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