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コロコロコロナ、の巻 [時事]

「コロコロコロナ」というフレーズが流行期に入った???


昨日の「日刊スポーツ」が話題を呼んでいるそうです。


korona


「コロコロコロナ対策」「国民怒り沸騰」「安倍政権ふざけるな」の大見出しとともに、 「無自覚 イベント縮小求めた日に 首相補佐官立食パーティー」「丸投げ休校措置の要請 翌日自治体任せ『柔軟』に判断を」「KY休校費用問題に盟友麻生財務相  つまんないこときくねえ」「開き直り対策本部開かずに  21日朋美ちゃん誕生祝いに出席」などの赤色見出しが目を引きます。まったく、庶民の思いはこれに極まれりのと言うべきでしょう。


また、「スポーツ報知」の今朝のWEB版にはこんな記事が載っています。


江川紹子氏、安倍首相が会見後すぐに私邸へ帰ったことに「うちに帰るだけなら、もう少し答えてくれてもいいじゃん!」ジャーナリストの江川紹子氏が29日、自身のツイッターを更新。安倍晋三首相が新型コロナウイルス感染拡大を受けて、初めて開いた記者会見に出席したことを明かした。
江川氏は「安倍首相の記者会見、一生懸命『まだ聞きたいことがあります』と訴えたけど、事前に指名されて質問も提出していたらしい大手メディアの記者に対して、用意されていた原稿読んで終わりでした」とつづった。
さらに連続ツイートし「専門家会議では議論してない全国一斉休校要請について、他の専門家に相談したのか、今回の判断した根拠やエビデンスは何か、それに伴う弊害やリスクとの検討はどのようにやったのか、期待される効果や獲得目標は何か…その他いろいろ聞きたいことはあったんだけど」と明かしていた。

その後、会見後に午後7時12分に私邸へ帰った首相動静にふれ「うっそ~うちに帰るだけなら、もう少し答えてくれてもいいじゃん!」と思いをつづっていた。


青木理氏、安倍首相の会見に「がっかりした。具体的な措置一切出ず、金額も予備費から出す方針だけ…」
1日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)で、安倍晋三首相が2月29日に新型コロナウイルスの感染拡大を受けた記者会見を行ったことを伝えた。
スタジオでジャーナリストの青木理氏は会見について「いいことだと思うんですけど」とした上で「しかし、具体的な例えば、検査体制についても休業保証についても共働きや一人親のお子さんには、どうするのかって具体的な措置一切出ず、金額についても予備費から出す方針というだけで、僕は昨日がっかりしたんですね」と印象を明かした。
さらに「判断に時間をかける余裕がなかったとおっしゃるんですけど、もう初の感染者から1か月以上出ているんです。その間、いろんな準備をしたり、判断をしたり検査体制を充実する余裕があったはずなのに、これをほとんどされていない」と指摘した。続けて「その間の首相の記録見ていると、取り巻きだったりとかお友達と会食されてて、昨日も記者会見では三十数分で終わっちゃったんですけど、まだ質問ありますって記者が言っているのに、お帰りになられた。予定の時間が過ぎたから。そのままご自宅に戻られているようなんです」と話した。
その上で「この間のやり方がちぐはぐなのと緊張感がないのと具体的な動きがないのを考えると、今の政権の特徴のやってる感みたいなものを演出するようなところがここでも見えている気がする。なので本当に1、2週間が勝負なのであれば、みなさん協力すると思うのでもっと具体的にどうするんだと、弱者の人たちをどうするんだって、もっと積極的にメッセージ、具体的な政策を出してほしいってことに尽きると思うんです」と提言していた。


コロコロ変わるコロナ対策。鋭い批判の声は枚挙にいとまがありませんが、ラストに「毎日新聞」の記事を少しだけ引用しておしまいにします。


一斉休校は「科学より政治」の悪い例 クルーズ船対応の失敗を告発した岩田教授に聞く

新型コロナウイルスの感染者が多発したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の内部に入り、「カオス状態」と告発した神戸大学感染症内科の岩田健太郎教授(48)。生々しい内容に賛否両論が巻き起こり、教授は2日後に動画を削除した。しかし、陰性とされて下船した乗客がその後に陽性となるケースが国内外で相次ぎ、教授の警告どおり船が「ウイルス培養器」と化していたことが明らかになった。我々はどこで間違ったのか。政府や自治体が取るべき対策は何か。27~29日、岩田教授に電話とメールで聞いた。【國枝すみれ/統合デジタル取材センター】

――安倍晋三首相が全国の小中高校に3月2日から春休みまでの臨時休校を要請しました。これは感染拡大を防ぐために有効でしょうか。

◆小児の発症、重症化が少ない中で、学校だけ休むのは合理的ではありません。小児患者が発生している北海道は理解できなくもありませんが。

休校を正当化するならば、その方策がもたらすゴールをはっきりさせる必要があります。休校で感染をゼロにするとか、1日何人まで減らすとか。そういう目標設定がちゃんとあり、その背後に根拠があれば、事後的に政策の成否が分かります。それなしに、ただ「やる」と言われても、その成否は事後的に判然としません。クルーズ船のときと同じ、「みんながんばったね」が残るだけです。ゴールが見えず、ただ場当たり的に政治的判断がなされており、「科学よりも政治」という、またしても悪い前例となってしまいました。


コロコロ変わるコロナ対策は、「科学よりも政治」を優先した「場当たり的」な「政治的判断」によるものーーーズバリ、指摘の通りでしょう。


ことほどさように。「コロコロコロナ対策」は、嘆かわしい限りですが、かく言う私自身も、コロコロ変わる自分の心を持て余しています。というのも、最近何度も繰り返し述べてきたように、AF機能が故障したためMF専用機として利用することに決めたPENTAX k-30。でも、その決心はもろくも崩れてしまい、ついついAFが可能な中古機を、諭吉1枚で落札してしまったのです。送られてきた品は、決して美品とは言い切れず、あれこれの欠点もあるものですが、肝心のAFは健全でしたし、ラッキーなことに、あの『黒死病』も発症していません。黒死病異聞、の巻(2020-02-07)参照。


顧みてみると、2019年の2月に中古で購入したこの機体、黒死病修理のために必要とされる1万8000円があればお釣りが来るお値段でした。そして今度、オークションで見つけたこれは、さらに安価。心が動いて、抑えては動き、抑えては動きの果てに、ついついポチってしまいましたとさ。


早速今日は試写です。


午前中、小川でカワセミを見つけました。


smc PENTAX-DA 55-300mmF4-5.8EDで撮影しました。(トリミング画像)


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コガモ。


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午後、自然環境体験公園を歩きました。本当に久しぶりに、玉抜きトキナー100-300mmAF+BORG50(アクロマート)を装着して出かけてみました。今年の初日の出、初鳥など、の巻(2019-01-04)などの記事で、紹介したことがあります。


いつもの PENTAX AFadapter1.7X (AFアダプター)によるオートフォーカス化ではなく、YAHOOオークションで入手した全玉抜き(もともと付属しているレンズをすべて取り去った)Tokina AF 100-300mm/5.6-6.7の鏡筒に、アダプターを介してBORGレンズを取り付けるという荒技を実験してみました。ミニボーグ50(アクロマート)は、BORG望遠鏡レンズの中でも、最もリーズナブルな廉価レンズで、EDレンズやFLレンズなど比べると、性能的には歴然とした差がありますが、この写りなら、お値段以上と言うべきでしょう。


河津桜の開花が進んでいます。


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今日もメジロが吸蜜中。トリミング画像です。


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カワラヒワ。


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ジョウビタキ♀。


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ジョウビタキ♂。


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やはりAFは便利です。


意志薄弱で、決心がコロコロ変わって情けない次第ですが、あくまでも人様にはほとんど影響もご迷惑も及ぼすことのない、私事。コロコロ変わるコロナ対策に比べれば罪が少ない、と小声で言い訳してみる次第です。


今日はこれにて。


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